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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2015-2016シーズンがいよいよスタート!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、トップスケーターをゲストに迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
11月のゲストは美しいスケーティング技術でフィギュアファンを魅了する小塚崇彦選手。第1回では後輩・無良選手とのエピソードや影響を受けた選手などについて語っていただきました。
婚約おめでとうございます!!
――婚約おめでとうございます!
小塚:ありがとうございます。どうもお先に(笑)
――メガネとれよ!
小塚:いや、してない(笑)
――割れるからな(笑)。おめでとうございます。何か生活は変わった?
小塚:道で声かけてもらった時に、おめでとうと言われることはありますけど。今までの生活と特に変わったことはないです。
――目、充血してるで。大丈夫?
小塚:いや別に何もないですけど。
――今、感動でいきなり泣き出したのかと
大学院でスケートの研究
――大学院行っているやん、論文とか超大変?
小塚:カンペに書いてあるの、そのままじゃないですか(笑)。
――俺が何も考えてないみたいやん。昨日考えてあれを言おうかなと、それを書いて頂いたと。だから読んだんじゃない、暗記したものを書いてただけや。大学院でどんな勉強をしているの?
小塚:今どうみても見てたでしょ。
――見てないよ
小塚:大学院は専門的な知識になってくるので、それを深く追求するという意味では面白いです。深く追求しちゃうとスポーツで言うアスリートのような感覚で、アスリートはそれをひとつ突き詰める。
論文とか授業もアスリートのように、それぞれの分野を突き詰めていくのが大学院だと思います。両方を突き詰めるのはすごく難しいかなと。スケートと学問の両方を大学院でやるというのは難しいことかな。
――切り替えも必要やしね
小塚:頭と体を動かすというのは、比例することではなくて反比例すること。相反することなので。どっちかを絞って区切りをつけてやらないと、どっちも中途半端になっちゃうかな。
世界を意識し始めたころ
――世界を相手にと考えるようになったのはいつくらい?強くなるとか
小塚:試合に初めて出たのが小学校1年生の時で。合宿とかでみんなが集まるところに行って。ノービスの頃にちょっとずつ意識し始めて。全日本ノービスに出て、推薦されてジュニアに行ったりとか。ジュニアからシニアに行ったりとか、こう経てだんだん意識が変わってくる。ここでパツッと変わったというよりも、ちょっとずつ変わっていった感じかな。変わったところってあります?この試合の時から意識し始めたみたいな。
――俺はシングルやっていて、ジャンプはあまり上手くなかったんやけど、ダンスで世界ジュニアに行った時。オーストラリアであった試合で、自分のために日本の国旗があがるのとか、見て感動していた。それで海外でやりたいというのがあったかな
小塚:旗がこうのぼっていくのが。
――優勝していないから上がりはしないけど、応援の時とか日本の国旗を振ってくれたり。それが海外での国際試合だと思った
食事に行ったときの失礼?なエピソード
小塚:先生ってフランス語がわかるじゃないですか。
――フランス語が喋れるというか
小塚:前ご飯行った時、そこら辺にいた外人の人と。
――失礼な(笑)シーズン終わってちょっとご飯食べようかと。お酒も少し飲んで。ちょっとしたBarみたいなところに行ったら海外の方もいらっしゃって
小塚:フランス人の方もいて、先生がずっとフランス語を喋ってて。
――「KENJI先生ってほんとにフランス語喋れるんですね」って(笑)
小塚:俺フランス語しか喋れねえ、英語は無理って。フランス語は喋れるってずっと言ってて。ほんとにフランス語喋ってるKENJI先生を目の当たりにしたのがその時が初めてで。ほんとに喋れるんだってちょっと感動した。
――感動って、ちょっとバカにされたような
恒例の質問 2Aいつ跳べた?
――みんなに聞いてるけど、ダブルアクセルって最初の難関やん
小塚:2回転から2回転半になるから。
――それはいつくらいに跳べたん?
小塚:ダブルアクセルか。ダブルアクセルはノービスに初めて出る時は跳べてたんですよ。小学校4年生か。
小4で2A成功!
――はやくない?
小塚:4年生では跳べてたかな。
小5で奇跡のトリプル成功
――早いやん
小塚:結構早い方ですね。その後が長かったんですよ。トウループ、トリプルに行くまで。3年くらい掛かってるんですよ、確か。小学校4年生、5、6、で中1とか。小学校5年生の時にノービスBから推薦してもらって全日本ジュニアに出してもらったんです。
その時にショートにトリプル入れなきゃいけないじゃないですか。たまたま一回だけ跳べちゃって。パーンって跳んで、先生たちもわーってなって、コンビネーションでダブルつけてコケるという(苦笑)。
降りた感覚とかもなかったから、こんな感じで、身体が回っていっちゃってダブルどうやってつけようみたいな。
――その時小4。普通は逆よね。ダブルアクセルに時間が掛かって、トウ先に跳ぶ子もいるやん
小塚:いますね。
切磋琢磨した仲間たち
――同期は誰?その頃一緒に出てたのは
小塚:ノービスなら佐野隼規(じゅんき)ですけど。誰だろうな。結構同い年が少ないんです。一個下とか二個下が無良くんなんですが。
――仲良い選手は?
小塚:無良くんとか、どっちかというとそっちの方が。一個下に森永浩介がいたんです。一つの塊になってたから。
――その中でも抜けてた?上手い方やった?
小塚:ノービスの頃はちょっと抜けてたかもです。
ノービス時代 跳び抜けた存在
――ちょっとわろてるやん(笑)
小塚:自分のこと言うの恥ずかしくないですか?一応ノービスは4連覇してるんですよ
――すごいやん
ノービス4連覇 全中3連覇
小塚:全中も三連覇してるんです。
――すごいやん。その時に無良くんと同い年やったやん。競り合ったりしなかったん?
小塚:無良くんは2個下なので、ノービスA、Bで別なんです。全中は被ってるのかな3年と1年で。中学生の1年生と3年生だと身体も全然違うし。高校生も違うけど。そりゃまあある程度。
――僕の方がうまかったっすよねえ
小塚:はい。(笑)そりゃあしょうがない。
2コ下の後輩 無良崇人選手
――無良くんとかと試合の思い出ってある?普段でもしい。
小塚:無良くんとか、なんだろうなあ……。普通にご飯食べに行ったりとか。中京の後輩だったし。無良くんどっちかというと魚の方が好きで、肉より魚なんですよ。あのガタイで。
――そうなん?!いい筋肉してるもんね
小塚:僕はどっちかというと肉が好きなんです。
――知ってる
小塚:だからそこでちょっと意見が分かれるんです。ご飯どこいくってなると。先輩が後輩に聞くじゃないですか。どこ行きたい?魚がいい。今日肉が食べたかったんだけどなあって(笑)。
無良君 魚派 小塚君 肉派
――それは言えばええやん!
小塚:そうなんですけど、聞いちゃったからなと思いながら行こうって言って。で、魚食べつつ、居酒屋行くと串とかあるじゃないですか。そこで肉を頼むという。
――一切魚は食べずに?
小塚:魚は食べるけど肉も食べる。
――そうなんや。白身は食べずに赤身の炙ったので肉代わりみたいな。何言ってるの俺?(笑)
小塚:まあわかんなくもないです。
影響を受けた選手
――いろいろ選手がいる中で、自分のスケートに印象や影響とか与えた選手っている?
小塚:高校一年生の時にノービスからジュニアの合宿に残してもらって。その時にだいちゃん(髙橋大輔)と荒川(荒川静香)さんと3人で滑ったことがあったんです。
――そう
影響を受けた選手 髙橋大輔さん
小塚:ノービス?ジュニアの時だな。佐藤有香さんが講師で来ていて、それで3人で滑る機会があって。その時剣の舞をやってたんです。あのバラバラになってたやつです。あれを見ていて、だいちゃん上手いなあって。一緒に滑れるだけでも刺激を受けたかなって。
――その時静香ちゃんもすごかったでしょ?
小塚:もちろん。
――でもそういう機会があったんやね
小塚:ありましたね。一緒に滑るのは大事なことだとすごく感じてます。
脈々と受け継がれる 日本男子の伝統
――俺も今地方で振り付けした時に、強化選手だったらできるだけNTCとか中京に行って、トップ選手の滑りと自分の滑り、すぐ近くで見て(違いを)肌で感じるようにというのはいつも言ってる。行ったら声掛けてくれるやん。あれはいいよね
小塚:やっぱり今までずっとKENJI先生もそうだし、たけし君もそうだし、だいちゃんもそうだし、僕も無良君も結弦に行ったりしてるこういう流れは、大事にしたいと思いますね。
【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】
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J SPORTS 編集部
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