人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

フィギュア スケート コラム 2015年6月2日

フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
【中京大&中京大中京高スペシャル】本郷理華 後編

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
  • Line

スポーツテレビ局J SPORTSで絶賛放送中の「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」では、日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、トップスケーターをゲストに迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!5月、6月はフィギュアスケート界の名門・中京大学&中京大中京高スペシャルをお送りします!
第二弾は2014シーズン華々しい躍進を遂げた本郷理華選手。後編となる今回は、さらなる飛躍を目指してチャレンジしていることや、今後の目標についてなど話してくれました。

シニア1年目

――世界でこの人には勝ちたい選手とかいる?

本郷:今シーズンはシニア1年目だったので、自分がどこまで行けるかもわからなかったので誰に勝つっていうよりは自分の演技をしっかりやっていこうってことしか考えてなかったです。

――じゃあまあ、世界選手権。初めてやんね。どうでした?

本郷:思ってた通りに上手な選手がいっぱいいて、ちょっと緊張してたんですけど、すごい楽しんで滑ることができました。

――ジャンプが決まる度に緊張がほぐれていくと、やっぱり後半疲れたりしないの?盛り上がってくるの?

本郷:疲れてるとは思うんですけど、それも気にしないくらい集中してると思います。

――そうなんや。すばらしいことやね。だって後半しんどいのに、アドレナリンが出まくってんねや

本郷:はい、多分。

――なんでも「はい」やな(笑)。じゃあ今シーズンはすごいいろんなことがあったと思うけど、今シーズンはどうでした?

本郷:初めて出る試合がいっぱいあって、最初自分が思ってたシーズンとは良い意味で全然違くて。充実したシーズンだったなと思います。

――じゃあ、そろそろおもしろエピソードを出してもらおか

本郷:世界選手権の、、、

――おお、あるんや

本郷:フリーで、多分誰も気付いてないんですけど。黒の衣装のスカートにここに赤いピラピラがついてるんですよ。で、普段の試合はちょっとピラピラしてるんですけど、帰ってきてテレビで自分の演技見てて、なんかいつもと衣装の感じが違うなと思って。よく見たらその赤いピラピラがパンツのとこに入り込んで、パンツが赤い線ついてたっていうだけの話です。それを家で見つけて、ひとりでずっと笑ってた(笑)。

――そうなんや。全然気づかへんかったの?

本郷:全然気づかなかったです。

――それが今シーズンの大爆笑エピソード?

本郷:でもこうやって話してるとそうでもないですね。

――いや違う、違うねんそういうことじゃないねんで(笑)。でも、その時は緊張というかやっぱり気づかへんかったんやね。シーズンを通して成長したところは?スケートでもいいし、普段でもいいし

本郷:シーズンが始まる前から比べたら、今まではジャンプのことをメインに考えてて、ジャンプを失敗したらちょっと踊りの方が疎かになってしまうところがあったんですけど。今シーズンはそういうところがないというか自分でなくそうと思ってやってきて、踊りのところまで注意できるようになったのが一番成長したかなと思います。

――と、思います。やっぱりプログラム作品としてすごいきれいに成長してた。自分で思う課題っていうのは?これからの

本郷:もっときれいに滑れるようにすることと、ジャンプももっと難しいやつをできるように。

――おっ。例えばどんな?

本郷:3−3の難易度を上げたり、アクセルもがんばっていかないといけないと思いました。

――そやね。がんばらないとね。ジャンプ以外で踊りの時に鈴木明子さんに演技指導をしてもらってるやん?やっぱりすごい?

本郷:自分では気づかなかったようなところを注意してくれるので、すごいです。

――やっぱり、みになる?

本郷:今まで世界で戦ってた先輩にそういうことを言われるとやっぱりそうだなって思うし、すごい勉強になります。

――やっぱり重みがあるんかな、言葉に

スケートのこだわり

――いろいろ演技もやって、ジャンプもやって、その中でもスケートでこれをこだわってますっていうのはある?なんでもいいよ

本郷:あんまり考えたことはなかったんですけど。こだわってること?今シーズン一番自分の中でがんばったところは、やっぱり良い表現になるようがんばることです。

――うん、いやできてると思う。なんかもっとちっちゃいことあるやんフリーレッグがこう、とかさ

本郷:スピードを出す。

――誰よりも?

本郷:後半とかで疲れても、出す。

――ああ、でも後半スピードすごいもんね。じゃあ、鈴木明子さんに特になんて言われた?演技指導。ここをこうしなさいとか

本郷:目線の位置とか、手を止める時も、強い音とかだと肩が上がっちゃうので肩を下げるようにする時にここに空間を作ってやるように、とか言われました。

――一応振り付けをさせてもらってるけど、俺は手足の長さを生かしたいから、大きい音の時にはだいたい手が伸びてるけど、それは気づいてくれてた?

本郷:でもその時に肩が上がっちゃうから、ってことです。

――じゃあ気をつけないとね

本郷:いつも振り付けとか先生がやるのは、すごいかっこよく簡単にやるんですけど、自分がやるとすごい難しくて。先生がやってたのと違って。

――そんなことないよ

本郷:もっとがんばろうって思うんですけど、いつもかっこいいプログラム作ってくれるので、うれしいです。

――あ、ありがとうございます。そんなん言われるとうれしいです

好きなエレメンツ

――ジャンプ含めて、一番好きなのは何?

本郷:練習してて楽しいのはジャンプで、一番好きなジャンプはフリップです。

――フリップすごいもんね

本郷:ありがとうございます。

――だって、あの距離であの場所で跳ぶ?っていう

本郷:結構キツかったですよ。

――あ、キツかったんや(笑)。言ってよ

本郷:でもこないだ練習してみて跳べたんで、多分大丈夫だと思います。

――うん、絶対あの方が盛り上がるし

本郷:最初は、初めて振り付けしてもらった時は、先生がどんな人かもわかんなかったし、ちょっと怖いかなと思ってたんですけど。でも、すごいおもしろくて楽しいです今は。

――あれ、初めて会ったのいつやったっけ?

本郷:フレンズ・オン・アイス。

――の時やったっけ?もう9年前か。その時静香ちゃんと一緒に練習してたん?同じリンク?

本郷:同じリンクなんですけど、自分が長久保先生に習い始めた時はもうたまに来るくらいだったので。

――でもたまに来るとすごかった?

本郷:すごい上手で。

――バウアーがすごかった?

本郷:すごかったです(笑)。

――でもやっぱりあの人はトップのトップ、地球で一番うまかった人やしさ。目で見て勉強になることはいっぱいあった?

本郷:ジャンプとかもすごい上手で、同じ先生に習ってたのにこんなに違うんだなって。

――それ何年生の時?小学生じゃないよね

本郷:でもなんであんなに跳んだりできるんだろうなって思ったりしたのは、ちっちゃい時。

――そうなんや。やっぱ全然違う?

本郷:はい。

――静香ちゃんがオリンピックで金メダル獲った時とかに、理華ちゃんもすごい目立ってたよね。パレードで横に座って。あの時はどういう気持ちやったの?

本郷:乗せてもらえるのがうれしくてわくわくしてたんですけど、いざ車に乗ると鼻くらいに車のドアがあって(笑)。

――そうなんや(笑)。ここやったんや。

本郷:全然見えなかったです。

――そこで立ち上がって手を振るわけにもいかへんしね。静香ちゃんが金メダル獲って凱旋の時に、次は私がここに座ってやろうとかそういう気持ちはなかったの?

本郷:隣で荒川さんを見て、自分もオリンピックで金メダルを獲りたいなって思い始めたのはそのへんだったと思います。

――そうなんや。良いエピソード持ってる!

本郷:(笑)。

――俺そんなエピソードないわ。スケーターの最初の壁じゃないけど、ダブルアクセルっていう一番その時ってしんどいやん。いつ頃跳べたの?

本郷:小学校5年生です。

――遅くない?

本郷:サボってた分。

――サボってた分(笑)、自分に返ってきたん?

本郷:はい(笑)。

――トリプルは?

本郷:トリプルも別に早い方じゃなくて、みんながルッツまで跳んでる時にサルコウ、トウループが跳べるようになったくらいで。で、そのあとにルッツとフリップは一気に跳べるようになったんですけど、でもループにまた時間がかかったりとか、全然早く跳べなかったです。

今聞きたい質問

――では大学の先輩の村上佳菜子選手から、質問が来ているので

本郷:「大学に入って何人友達ができましたか?」。新しくできた友達ですよね。3人(笑)。

――何がそんなにおもしろいの?

本郷:3人しかできてないですよまだ。

――3人いたら十分やん

本郷:スケート部の友達とかもいるので。

――スケートじゃない友達もできた?

本郷:が、3人です。

――やっぱり話とかすごい違うでしょ?普段スケートがらみが多いやん

本郷:でも結構スケートのこととか聞かれるので。

――なんて聞かれるの?

本郷:一日にどれくらい滑ってるの?とか。次の試合はいつ?とか。

――何時間滑ってんの、一日

本郷:そういう時はだいたい3~4時間て言うんですけど、日によって違うので。2時間とかで終わる日もあれば5時間とかの日もあるので、間を取って3~4時間。

――詳しく説明される友達も多分かわいそうやしね。あれは?目回んないの?とか

本郷:よく聞かれます。

――あ、そうなの?

本郷:結構言われます。

――なんて答えんの?

本郷:回んないよって言います。

――回んないって言うの?俺こないだ人前でシットスピンていうのやったんやけど、めっちゃ目回ったで

本郷:たまに回ったりするんですけど、いつもやってるスピンだったら回んない。

――そうなんや。目は回る方?どれが一番目回る?

本郷:あんまり意識しないんですけど、レイバックは久しぶりにやると気持ち悪くなります。

――じゃあ今後の目標というか、次のオリンピックもそうだし、目標を教えてください

本郷:まず、来シーズンは2年目になるので、今シーズンよりも成長した姿を見せられるようにがんばりたいし、3年後の平昌オリンピックに行きたいと思ってるので、それに向けて少しずつでも来シーズンから成績を残していきたいと思います。

――がんばってください。でもいつもがんばってるからね。振り付けで手助けできることは一生懸命やりますんで、よろしくお願いします

◆フィギュアスケーターのオアシス ♪ KENJIの部屋
【中京大&中京大中京高スペシャル】村上佳菜子 エピソード

» エピソード1の記事はこちら
» エピソード2の記事はこちら
» エピソード3の記事はこちら

◆フィギュアスケーターのオアシス ♪ KENJIの部屋
【中京大&中京大中京高スペシャル】本郷理華 エピソード

» 前編の記事はこちら

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
フィギュア スケートを応援しよう!

フィギュア スケートの放送・配信ページへ