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フィギュア スケート コラム 2015年5月26日

フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋
【中京大&中京大中京高スペシャル】本郷理華 前編

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSで絶賛放送中の「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」では、日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、トップスケーターをゲストに迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!5月、6月はフィギュアスケート界の名門・中京大学&中京大中京高スペシャルをお送りします!
第二弾は2014シーズン華々しい躍進を遂げた本郷理華選手。前編となる今回は、18歳の若さでトップスケーターとして世界で活躍する本郷選手の素顔をお届けします。

スケートを始めたきっかけ

――緊張してる?大丈夫俺は緊張してる。噛み噛みやろ?レッスン中もね、振り付けの時はどっちもが動いてるし、返事のみやもんね。今日はまあトーク番組が初めて?

本郷:はい。

――しゃべってしゃべって。なんかすごいいっぱいネタを用意してきたんでしょ?

本郷:(笑)。全然。

――さっき本郷先生からいろいろ聞いたよ。きのう寝る前にこれ話そうこれ話そうって

本郷:何そうやって余計なこと。

――(笑)。怒らない。今日は普段しゃべる機会もあんまりないし、スケートのこともそうだし、プライベートのこととかも聞いていきたいんでよろしくお願いします。今は何歳?

本郷:18歳です。

――じゃあもう大学生?中京大学。どう大学生活?

本郷:人見知りであんまり話さないんで、ちょっと友達少ないんですけど。授業とかが今まで学んだことないようなやつばっかりで、授業は少し楽しいです。

――そうなんや。その新しい知識っていうのは聞いてても楽しいの?

本郷:スポーツに関することが多いので、自分が思ってたのよりこういうこととかあるんだと思うと楽しいです。

――どんな感じのこと?

本郷:トレーニングのやつとかで、こういう動きをしたらここの筋肉が鍛えられるとか、そういうことです。

――まあでも、スポーツ選手にしたらそれを知ってると強みになるよね

本郷:はい。

――あのさ、レッスン中もそやけど、何がそんなにおもしろいの?

本郷、え、別に(笑)。そんなことないです。

――いつも笑ってるよね

本郷:そんなことないです。

――そんなことあるやん。いつも笑ってるよねって本郷先生にお伝えしたらその本郷先生も笑ってはったけどね

本郷:でも笑ってるつもりはないです。

――ほんと?

本郷:笑ってるつもりなくて、急に先生が何がおもしろいんだって言うから笑う。

――あ、俺のせいか(笑)。ごめん、知らず知らず

本郷:それで笑っちゃうんです。

――じゃあまあスケートのことから。スケートを始めたきっかけは?

本郷:お母さんがスケートやってて、それについて行ってて、それでやりたいって言ったみたいで。ちょっと覚えてないんですけど、それでやり始めました。

――すぐスケートはうまくできた?

本郷:全然ダメでした。

――あ、そうなの?何歳くらいから始めたの?

本郷:長久保先生のチームに入ったのは、5歳とかです。

――それまでは教室とかで?

本郷:遊びで?

――本格的に始めたのは5歳やったんや。その頃から結構物静かで練習も集中してるって感じやったの?

本郷:違うんです。いつもふざけてて、練習も練習時間の残り10分とか5分とかは壁の方にくっついてたって。

――それはなんで?練習がしんどかったから?

本郷:今はあと5分だからがんばろうって思うんですけど、「まだ5分もあるんだ……」って感じで思ってたんだと思います。

――その時先生には怒られた?

本郷:めっちゃ怒られます。

――どうやって怒られるの?

本郷:「何やってんだおまえは!早くやれ!」って言われたり。

――高い声で?

本郷:低いでっかい声で。とか、あと何も言わずに冷え冷えなのわかってて理華のプログラムをかけるとか。それでジャンプも何も跳べなくて怒鳴られるっていう。

――そら動いてないもんね。そらそうやんね。その時はサボることだけを考えてる?

本郷:わかんないんですけど、一生懸命やってるつもりなんですけど。まあそういうこともあったので、「おさぼり」って言われてました。

仙台から名古屋へ

――仙台にいて、名古屋に移住?

本郷:はい。

――その時には相当な覚悟がいったんじゃないの?

本郷:名古屋に行くって決まって、最初は喜んでたんですけど、もともと名古屋に来ててすごい楽しかったので。名古屋に行けるんだと思ってたんですけど、出発の日が近づくにつれてすごい行きたくないってなって。

――そうなんや。泣いてとか?

本郷:行きたくないって言いながら行きました。行ったと思います。

――あんなに楽しみやったのに?急にさみしくなっちゃったの?

本郷:やっぱり家族と離れて、長久保先生とかと一緒に暮らすので、ちょっとさみしかったです。

――実際来てみたらどうだったの?

本郷:最初はすごい大変だったんですけど、でも仙台に比べてスケート中心の生活ができて、ずっとスケートをやってこれたのでだんだん楽しくなって、今は来て良かったと思ってます。

――良かったやんね。その聞いていいかわかんないけど、大変やっていうのは何がどう大変やったの?

本郷:洗濯とか掃除とか。自分でやらなきゃいけないことが一気に増えたので大変だったのと、学校も転校したので仙台の友達と別れて新しい学校っていうのもちょっと大変だったんですけど。

――すぐには友達もできないだろうしね。

本郷:でもその時はすぐできたんですよ(笑)。

――すぐできたんや。その時は結構しゃべる方やったの?

本郷:ずっとしゃべってました。でも今もしゃべりますけど。

――全然しゃべらへんやん。そうなんや、まあ名古屋へ来て、誰と仲良いの?

本郷:中京とかで練習する時に、佳菜子ちゃんとかに仲良くしてもらったりしてます。

――佳菜子ちゃんと何を話すの?「ループやばくね?」みたいな?

本郷:普通になんか意味わかんないこと話したり、何がそんなにおもしろいの?って他の人が思うことでずっと笑ってたりします。

――楽しそうやね、じゃあもうお姉ちゃんみたいな感じ?

本郷:はい。すごい優しくて接してくれます。

――佳菜子ちゃんもその真央ちゃんとか先輩がすごく優しくしてくれたって言ってて、佳菜子ちゃんも後輩に背中を見せてやらないといけないねって言ってたから。ちゃんとそうなってるんやね。今1年生やけど2年3年になったら後輩のこと気にかけてあげないとね

本郷:はい、そっすね。

――軽っ(笑)。2013で全日本ジュニア優勝、が最初のタイトルかな?その時の思い出とか。

本郷:名古屋でやってショートで失敗してしまって、そのショートが終わった時はちょっとやばいなと思って。でもなんとかフリーでノーミスできて、優勝できて、優勝したいと思って練習してきたのですごいうれしかったです。

――その、いつぐらいからサボるっていうのはよくないと思いだしたの?

本郷:サボるのはよくないってのは、思ってましたけど。

――えっ、わかってたのにサボってたの?

本郷:いえ、サボってるつもりはなくて、今考えたらサボってたなって。

――一生懸命取り組んでいったのはいつぐらいやったの?

本郷:自分で思うのは、2011年の西日本で予選落ちをして、ショートで落ちたんですよ、ドベで。

――ドベ?いうてもつい最近よね

本郷:そこから、もっともっとちゃんとやらないとダメだなと思って。

――がんばったんや。そんでトリグラフ杯優勝?その時はどやったの?

本郷:トリグラフは初めてのシニアの試合で、フリーは全然ダメダメだったんですけど、でもなんかすごい楽しかった思い出があります。

――何があんの?楽しい思い出、それを聞かせてよ

本郷:試合がすごい人数少なくて。ちょっとびっくりはしたんですけど。

――何人くらい出てたの?

本郷:10人くらいですかね。イタリアの選手とかと表彰式の時に写真撮ったり、韓国の選手とゲームの話したりしてすごい楽しかったです。

――それは何語でしゃべるの?

本郷:自分は英語も喋れないので、ゲームやってたらそのゲームの名前を言ってくれたんですよ。だから、そうだよ、みたいな感じで言って。先生が英語話せるんで、先生が話して。でも日本語話せる韓国の先生もいるので、英語とかはしゃべってないです。

――なんかもっとスケートの話はないの?

本郷:スケートの話は、ショートを1位でフリーに行けたんですよ。それで、すごいうれしかったです。うふふふ(笑)。

――小3くらいの作文やん。まあいろいろありまして、今シーズン、大活躍。ロシア杯優勝ってすごくない?

本郷:自分でもできると思ってなかったんで。

――試合の時は緊張するの?

本郷:すごい緊張します。

――あ、そうなんだ。試合中いつ緊張がほぐれるの?

本郷:演技が始まって、ジャンプが決まるにつれて楽しくなってきます。

――じゃあ結構滑ってる最中は考えて滑ってんの?いつも先生に言われてるここを気をつけなあかんなーとか考えながら滑ってるの?

本郷:結構、ジャンプの前とかも気をつけることとか出る前に名前呼ばれて、先生に注意されたことを考えながら出たりします。

――行く前はそういうことを考えてんねや。立って緊張をまずふうって。いつもそれするよね、練習の時ね。そんでグランプリファイナルも行けたんやんね

本郷:はい。

――その時はどうやった?

本郷:すごいびっくりして、補欠1番みたいな感じだったので、それだけでも自分の中では結構うれしかったんですけど、まさか出れると思ってなくて。でもメンバーがすごくて。

――だってファイナルやもんね

本郷:行く前からすごい緊張して、大丈夫かなって思ってました。

――いろんな試合でいろんな雰囲気あると思うけど、ファイナルはまた違った雰囲気やん?その時は思い出とかないの?

本郷:6人しかしなくて、それも初めてで変な感じもしたし、なんだろう。アップも1人でやってたし、えへへ(笑)。何かあるかな?アシュリー・ワグナー選手と初めて一緒に試合に出て、練習からスピードとか表現力とかすごいなと思ったのがファイナルです。

――あの人すごいよね。来るよね

本郷:なんかすごかったです。

◆フィギュアスケーターのオアシス ♪ KENJIの部屋
【中京大&中京大中京高スペシャル】村上佳菜子 エピソード

» エピソード1の記事はこちら
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