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フィギュア スケート コラム 2014年3月20日

フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋【高橋大輔 エピソード3】

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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振付師の宮本賢二さん(KENJI)が、日本を代表するトップスケーターを毎月1名、ゲストに迎えてお送りする30分のトーク番組「KENJIの部屋」。今月のゲストは、髙橋大輔さんです。第3回では髙橋さんの理想のスケーター像などについて語っていただきました!

――(田村が)一番印象に残ってる試合は?

田村:やっぱり最後のシーズンかな。

――コーチとして、今年の目標は?

田村:コーチになってから全日本でメダルには1回立ち会わせてもらったけど、まだチャンピオンにはなってないから、そこに行くまで自分も手伝えればなと思う。自分の所の選手を1個でも上の順位で、1点でも多く取るための努力をする、俺が。

――それ俺の振付け論やん。もうおまえ酔うてるし帰り(笑)

田村:本気で言ってる?さみしくない?

髙橋:さようなら(笑)。

最近何してる?

KENJIの部屋

――現在の生活は?普段何してるの?

髙橋:聞いても何もないですよ。

――あるでしょ!

髙橋:本当に何もしてないですね。ちょっと旅行行ったりとか、それ以外はずっと家にいたりとか。スケートというものを一切してない感じですかね。フレンズまではしてましたよ。フレンズ終わりからちょっとお休みってことで。

――どうでもいい話していい?沖縄行ってて、沖縄の人全員に「沖縄の人ですか?」って聞かれてたよね

髙橋:沖縄じゃなくても言われました、島根。

――どっかでフィリピンのボクサーにまちがわれてなかった?

髙橋:アメリカでね。「boxer?」って。違うし。夏はたいがい黒いからね。

――アイスショーとかこれから出る予定あるの?

髙橋:はい、一応。クリスマスに初めて。クリスマスオンアイスは出るかな。

――それに向けて練習しないと

髙橋:1ヶ月前から準備します。

――スケーターは絶対年末に全日本選手権があるし、クリスマスを味わいながら滑るっていうのは初めてやね

髙橋:初めてですね。まあそんなんどうでもいいっていうか。

――どうでもいいって(笑)

髙橋:だってしたくてもできないから。ハハッみたいな。わかります?クリスマスとか何喜んでんねん、みたいな。

――どうしたん、いきなり毒はいて(笑)。まあ確かに、こっちは必死で練習してるよ、みたいな

髙橋:むしろ良かったわ、って。クリスマスの中で1人寂しい思いをするのではなく、みんなで必死に目標に向かって戦うっていうね。いつも全日本があって良かったなと思います。GWもクリスマスもそういう休みは全部関係ないですからね。

――年末年始もないもんね

髙橋:国体とかインターハイもあるから、みんなずっとないですけどね。確かにクリスマスというイベントをやるのが初めてなんで、楽しみですね。

――大ちゃんにはサンタクロース役をちゃんとあけてるから。

髙橋:無理でしょ。トナカイでいいです。(先生が)サンタクロース。

――それはおなかだけや。失礼やろ。今日もぴったりな赤の服やし

髙橋:イメージしてきたんですよ。嘘ですけど。

今シーズンの楽しみ方

――今シーズンの楽しみについて

髙橋:自分が今それを見るのかもわからないですけどね。でも応援はすると思う。見なくてもシニアの情報は絶対入ってくるし。ジュニアでどんな子がいるのか楽しみですね。今年はどんな感じですか?

――男子は特におもしろい。女子もすごくうまい子が出てきてる。少し違う立場で初めて見るやん、それを見た時に感情とか出てきそう?

髙橋:それも初めてだから、全然想像できないですね。

――見てる大ちゃんを見てそれを観察しとくわ。「なんやねん、今のやったら跳べるやろ」とかブツブツ言うのかなと思って

髙橋:言わないと思いますけどね

――気になる選手とかいる?

髙橋:あまり知らないんですけど、宇野昌磨くん?演技をたまたま見る機会があって、こんな踊る子だったっけ、と思って。もともと踊れるとか表現があるっていうのは知ってたんですけど、こんなに腕の使い方とかきれいだったっけって。リラックスしてて、腕に力が入ってない。意外と少ないじゃないですか。どうなっていくんやろなって思った。

――こないだもすごかったよね

髙橋:ジャンプも4回転も跳べるようになって、アクセルがちょっとってのは聞いたんですけど、急にこの1年で大人っぽくなってたじゃないですか。ここからが楽しみですね。どういう風に変わっていくのかなと。

――そやね。また会う機会があれば話してあげれば?

KENJIの部屋

髙橋:ちょっと遊びな、って。

――そらあかん

髙橋:ちょっとくらい男性は遊んだ方がおもしろいですよ。

――海外の選手は?なんでもいいよ、シングルでもアイスダンスでも。アイスダンス好きでしょ?

髙橋:最近見ないですね。スケートから離れようみたいなのもあるし、離れた方が戻りたくなるかなと思って。

――戻ったらええやん

髙橋:練習とかリンクに行くのすらも嫌だったりとか。それならスパッと気持ちを切り替えてショーに向けてまた新しくしたいから、中途半端にやってるとそれを引きずる感じなので。

――ファンは今後どうするのか気になるよね

髙橋:そうですね。今後はどうしましょうね。フレンズ終わってすぐなんで、それを今からゆっくり考えていこうかなと。

理想のスケート

――現役の時はどういうスケーターを目指してやってたの?

髙橋:漠然と、なんでもできる、どんなジャンルでも滑れるとか。あんまり目標を持ってスケートをしてこなかったので、誰かに憧れてスケートを始めたわけでもないし。あの選手のこういう所が良いからこういう風になりたいな、と思うけど全部が好きではないです。

――ジャンプは誰が一番好きだった?

髙橋:高いジャンプが好きじゃないんですよ。低空飛行で幅のあるジャンプが好きなんで、エヴァンとか好きだったんですよ。ちょっと変わってるかな。

――スピンは?

髙橋:ゆづ(羽生結弦)のスピンとか好きですけどね、ラインがきれいじゃないですか。ポジションにすぐ入れるし、いつも美しいなと思って見てます。あとはジェフとか。ステファンも良いんだけど、ジェフの方が僕はスピンは好き。

――スピンて言ったらステファンってイメージがあるけど

髙橋:あるんですけど、ジェフの方が見てて好き。あと中野友加里ちゃんのドーナツスピンも好きでした。永遠に止まりそうにない雰囲気で回ってるのが好きやったんです。

――じゃあ、ステップは?

髙橋:ステップはジェフが好きで、それこそステファン大好きで。シェイ=リーンも。

――ジャンプじゃなくてコンポーネンツの方でこれ良いなあっていうのは?

KENJIの部屋

髙橋:それはこの人っていうのはないです。誰がやろうと良いやつは良いって感じなので。やっぱりヨナ、カロリーナ、真央、今回のソチで言うと明子ちゃんもですけど、それぞれの良さがあって。ヨナのあの重厚さ、カロリーナの迫力があるのに繊細というか軽さ、真央の誰にも真似できような軽さ。三者三様が見ていて楽しかったなと思って。真央なんかはなかなかあんなに軽く動ける人っていない。迫力があったり重厚に動ける人はいると思うんですけど。触ったらあかんな、みたいな繊細な色っぽさって意外に出したくても出せない。別に表現してるわけじゃなく自然に出てると思うんですけど、あれはなかなか出てこないんじゃないかな。だから見るのがすごく楽しい。

――妖精みたいやもんね。チャリティで見て泣いてたやん。

髙橋:だからやっぱり今季寂しいなと思う。カロリーナはあの身長のデカさで、あれだけ軽く動けるのってすごいなと思う。

――トップスピードもすごいしね

髙橋:キム・ヨナのスケーティングの伸びはできそうでできないかな。明子ちゃんは明子ちゃんでめちゃめちゃ速い。女の子であれだけ速いのって多分カロリーナ、真央、明子ちゃんくらいしか出てこないですね。

――良い所をとって全部やりたいと思って練習してたんや

髙橋:先生に褒められたくて練習してたんです。ニコライとかそれこそKENJI先生に褒められたかったり。人に褒められたくて練習してました、実は。

――ずっと褒められてたやん。そうでもないか。

髙橋:ニコライなんかは見ないんですよ。だからなんとかして見てもらおうと。ダンスもすごく抱えてたし、シングルも見てたし、荒川さんもいたんで。どうしても注目してもらうために必死だった。

――そういうことを考えてたんやね

髙橋:恥ずかしい(笑)。

今聞きたい質問!

――カバンの中身見せて。いつも何が入ってるのかなと思って

髙橋:どんどん物が減っていったんですけど、今日は一番少ないくらいかも。

――じゃあちょっと。…マジで?まずお財布、メガネケース、携帯、鍵。うそん、もう何もない

髙橋:いつもは、ポイントカード入れと香水とか入ってますけど。でもそれくらいですよ。

――免許証の写真、これあかん写真やな。AT車に限るんや。

髙橋:恥ずかしいからやめて(笑)。

――大丈夫、俺もや

髙橋:じゃあ、結婚の予定は?

――結婚の予定はあるよ。明日するよ。

髙橋:毎回そう言うじゃないですか。

――明日するする。明日が無理やったらあさって。

髙橋:そういう答えが返ってくるとは思ってました。先輩が先にしてくれないと後輩がなかなか抜けないでしょ。

――俺だってできればすぐしたいよ

髙橋:でも結婚式とか呼ばないでくださいね。

――なんでやねん!呼ぶよ

髙橋:恥ずかしすぎて無理、見られへん。披露宴とかで腕組んでるのとか見るの、無理やわ。恥ずかしい。

◆フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋【髙橋大輔】
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J SPORTS編集部

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