欧州選手権：アイスダンス　フリー後の記者会見

優勝　ナタリー・ペシャラ／ファビアン・ブルザ（フランス）
ペシャラ「今夜はプレッシャーが大きかった。もちろん欧州選手権だし、これは勝つか負けるか、そういう大会だから。今夜タイトルを勝ち取るのは、去年よりもずっとハードだった。プログラムは非常にフィジカルなものだったし、それにショートダンスを終えて我々は2位だったせいでプレッシャーもあった。でもその状況を楽しんで滑った」

ブルザ「（この勝利が未来につながる？）バンクーバー五輪直後、ペシャラに言ったんだ。ボクにとってなにか意味あるものが得られるなら、ソチ五輪までボクは続ける、と。そして意味あるもの、とは連続4タイトル。すでに2年連続で欧州タイトルを取れたけど、この先も毎年もっと良くなるように、再びタイトルが取れるように努力して行く」

2位　エカテリーナ・ボブロワ／ドミトリー・ソロビエフ（ロシア）
ソロビエフ「今大会では本当にスケートを楽しんだ。特にショートダンスは楽しめたし、英国のファンたちは本当に温かく応援してくれた。もちろんフリーはショートよりも良い滑りができなかった。でも結果には満足してる。テクニカルエレメンツにもパフォーマンスにも。感情も十分に込めて滑ることができた。今後もいい滑りを続けていけるよう努力を続けていく」

ボブロワ「今大会後はアイスショーに参加する。その後ロシアに帰って、少しだけ休養を取るつもり。その後は世界選に向けて練習を積んでいく。プログラムに大きく手を入れる予定はない。今のプログラムを磨き上げて、パーフェクトにしていくだけ」

3位　エレーナ・イリイヌィフ／ニキータ・カツァラポフ（ロシア）
イリイヌィフ「今日の経験にはすごく満足している。素晴らしい気分だったし、それにショートダンスを7位に終わったあと、私たちに失うものなんか何もなかったから。今夜はカツァラポフとプログラム前にたくさん話し合った。彼は2人で力を合わせて、気持ちを強く持って、そしていい滑りを見せよう、と。その通りの滑りができたし、ロシアチームや観客がたくさんの応援をくれた。だからこの3位という順位にすごく満足している」

カツァラポフ「（メダルのチャンスあると思っていた？）もちろんメダルのチャンスがあると分かっていた。だから気持ちを集中するよう、力を集中するよう努力した。全てをポジティヴに考えるようにして、気持ちを込めて滑った。でも演技後は、最後の英国組の結果が出るまでは分からないぞ、と冷静を保つようにした。本当に嬉しい。素晴らしい気分だよ」