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2010/11シーズンのフィギュアスケート欧州選手権が、1月24日から30日にかけて、スイスのベルンにて開催される。ヨーロッパ35カ国の代表が氷上に集い、激しくも華麗な戦いを繰り広げる。特に男女シングルスでは表彰台争いはもちろん、来る世界選手権で「強い」日本勢のライバルとなりそうな選手たちのプログラムや仕上がり具合は要チェック。また今季から導入される予選システムも確認しておこう。
◆ジュベール vs ヴェルネル
ディフェンディングチャンピオンのプルシェンコは一旦競技の世界から離れ、昨大会2位のランビエールはプロ転向を果たした。2010年の表彰台メンバーで現役を続けているのは、ブライアン・ジュベールのみ。すでに欧州選手権を3度、世界選手権を1度制している26歳は、当然のように欧州各国メディアから優勝候補大本命に上げられている。ライバル筆頭はトマシュ・ヴェルネル。彼もまた、2008年にヨーロッパチャンピオンを経験済みだ。
12月の国内選手権でフランスナンバーワンの座を再び射止め、「おかげで自信を取り戻すことができた」と語るジュベール。今大会狙うのは当然「優勝」だけ。「とにかくたくさん勝ちたいんだ。4回目のタイトルどころか、5つ目だって欲しい」と、1950年台から60年台にかけて欧州選手権で5度の優勝を果たしたフランスの先輩アラン・ジレッティに追いつきたいと早くも熱望している。「もちろん目標は優勝だけど、楽しんで滑りたい。4回転も成功させたい」
対抗馬ヴェルネルは今季のグランプリファイナルで5位。欧州勢としては最高成績だった。「今季、ボクは欧州のベストスケーターだ。この座は譲りたくないし、一歩も後退したくない。さらに前進したい」とヴェルネル本人は語る。ちなみに今季はあえて4回転なしで大会に挑んだこともあったが、欧州選手権ではフリーに4回転を入れるために練習を積んできているとのこと。
2人の後輩、フランスのフローラン・アモディオとチェコのミハル・ブレジナにも活躍が期待される。ブレジナは昨季の欧州&世界選手権でいずれも4位と、表彰台まであと1歩のところまで近づいている。一方のアモディオは五輪・世界選は経験済みだが、欧州選手権は初出場。しかも大きな選手権で繰り広げる、初めてのメダル争いだ。
先輩のジュベールは「アモディオは、実力ならばすでに十分にある。でもまだ経験が足りないかもしれない。今回は学ぶことが多いだろうね」と温かい目で見守っている。またフランス生まれのイタリア人サミュエル・コンテスティや、現役最後のシーズンを戦うケビン・ヴァン・デル・ペレンも、表彰台争いに絡んでくるはずだ。
2014年ソチ五輪開催に向けて、国をあげて育成に取り組んでいるロシア勢からも目が離せない。プルシェンコ2世と将来が期待される17歳のアルトゥール・ガチンスキーは、初めての欧州選手権に挑戦する。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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