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全米フィギュアスケート選手権が、1月21日~28日、ワシントン州スポーケンで開催される。フィギュアスケートが1908年に五輪正式種目に採用されて以降、アメリカ勢がメダルを獲得できなかったのはわずかに2大会だけ。今も昔も世界の頂点に君臨し続けるアメリカフィギュア界ナンバーワンを決定する全米選手権は、だからこそ世界中のファンにとって絶対に見逃せない大会だ。
9度の全米タイトルを獲得したクワンが大学生活に専念するために1年間の完全休養を宣言し、さらに昨季全米女王にしてトリノ五輪銀メダリストのコーエンが無期限のキャリア停止と女優業転向を発表した今シーズン、アメリカには新たな女王が誕生する。そして21人の新チャンピオン候補者の中で、最も期待されるのがキミー・マイズナーである。
わずか14歳で米国女子としては史上2人目のトリプルアクセルを成功させた天才少女は、現在17歳。昨年の世界選手権を制したものの、「国内チャンピオンになる前に、世界タイトルを獲得するなんて不思議な感じ」と告白している通り、国内選手権ではでは2位がこれまでの最高成績だ。偉大なる先輩2人の不在に少々プレッシャーを感じているそうだが、ファンのために楽しんで滑ることを約束している。また2002五輪女王サラの妹エミリー・ヒューズや昨四大陸選手権優勝カティ・タイラー、NHK杯で大いなる将来性を見せ付けたクリスティン・ズコウスキーなどの演技にも注目したい。
男子シングルスでは、22歳ジョニー・ウィアーと21歳エヴァン・ライサチェクの一騎打ちが予想される。繊細で優美なウィアーと、激しく情熱的なライサチェク。全く正反対の演技を見せるふたりだが、2001年世界ジュニアフィギュア選手権でそれぞれ1位と2位を獲得して以来、最大のライバルとして凌ぎを削りあってきた。ただし前者は国内選手権3連覇を成し遂げたもののなぜかシニアでの国際大会表彰台から縁遠く、後者は2年連続で世界選手権銅メダル+四大陸優勝を誇りながら国内王者の座をつかめずにいる。しかもライラチェクは世界ジュニアで銀メダル3回と、なにやら2番目に縁が深いようだが……。
もちろんふたりともまだまだ若い。2010年バンクーバー五輪に向けて、国内でも国際大会でも互いに高めあっていくだけだ。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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