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ラグビー コラム 2026年10月26日

【ハイライト動画あり】早大が昨季2位の筑波大に逆転勝ち 服部亮太、後半登場で攻撃加速

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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関東大学対抗戦第4節の注目カード、早稲田大学と筑波大学の一戦は、10月25日(日)、ユアテックスタジアム仙台で午後1時にキックオフされた。序盤は筑波大が攻勢に出る。ラインアウトからの攻撃でトライエリアにボールを持ち込んだかに見えたが、早大のディフェンスがグラウンディングを許さず、筑波大は先制機を逃した。その後も早大陣で攻め続ける筑波大だが、8分、早大の1年生SO竹山史人が筑波大のパスをインターセプトして独走。筑波大も素早く戻って食い止めたが、一気に形勢逆転となる。

その後は、雨で緩くなった芝生の影響もあって、両チームともにミスや反則で良いプレーが続かない時間が続く。自陣に押し込まれていた筑波大は、前半29分あたりでようやくピンチを脱出して早大陣に入ると、32分、キャプテンのLO白丸智乃祐(4年)が左タッチライン際で2人のタックルを弾き飛ばしてトライ。5-0とリードする。早大は今季の対抗戦で初めてトライを奪われた。

激しくプレッシャーをかけ合うなかで、前半37分、早大の攻撃の要であるSH大賀雅仁(4年)が腰を痛めて退場。早大に暗雲が垂れ込める中で前半が終了する。後半の立ち上がりも、早大FB池本晴人(4年)のキックを、筑波大FL加藤寛樹(3年)がチャージし、ゴール前のスクラムとなる。しかし、ここはレフリーの声より早く組んだという反則で好機を逸する。その後も筑波大はラックでのオフサイドなど反則を繰り返し、流れは早大に傾いていく。後半7分、SO竹山がディフェンス背後にショートパントを蹴り、CTB島田隼成(3年)が確保し、サポートした竹山がトライ。竹山がゴールも決めて、7-5と逆転する。

前半に比べて筑波大のボール争奪戦への圧力が弱まると、早大は大賀の交代で入ったSH宮下羚(3年)の素早いパス裁きでテンポアップ。後半17分には負傷明けの服部亮太(3年)が本来のSOではなくFBとして登場し、ファーストタッチでいきなりトライを演出する。後半18分、筑波大陣中盤左のラインアウトからの攻撃だった。宮下、島田、竹山、WTB松本桂太(2年)、服部とパスがまわり、最後は交代出場のWTB山下恵士朗(3年)が服部のパスを受けて加速。タックルを振りほどきながら右コーナーに躍り込んだ。一発のサインプレーでトライを取り切り、スコアは12-5。早大は波に乗った。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026(10月25日)

【ショートハイライト】早稲田大学 vs. 筑波大学

後半23分に竹山のPGで加点すると、スクラムでも圧力をかけ、29分、ラインアウトからのモールで堂薗尚悟(1年)がトライ。ゴールも決まって、22-5とした。後半37分には、リザーブに入っていたキャプテンのHO清水健伸(4年)が登場し、ハードタックルを決めるなどチームの士気を高め、宮下のトライ、竹山のゴールが追加され、最終スコアは、29-5。試合後の表彰では、モストインプレッシブプレーヤーを筑波大LO白丸が受賞し、勝った早大からのプレーヤーオブザマッチには、CTB島田が選ばれた。「前半は筑波大のディフェンスとブレイクダウンのプレッシャーに圧倒されて、テンポがつかめませんでした」と島田。しかし、後半はスクラムで圧力をかけ、BKもスピーディーにボールを動かしての快勝だった。

筑波大はスクラムが劣勢で反則が増えた面もあったが、我慢しきれない不用意な反則も多く、早大の倍以上の14というペナルティで自滅した感があった。早大は4連勝で勝ち点を24とし、同じく4連勝の明治大学、帝京大学と勝ち点で並んでいる。次節は、11月1日(日)、秩父宮ラグビー場にて、帝京大との全勝対決に臨む。筑波大は1勝3敗、勝ち点9だが、上位陣との戦いを終えた。あとはどこまで勝ち点を伸ばせるかで全国大学選手権出場権を勝ち取れるかどうかが決まる。

文:村上 晃一

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村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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