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ラグビー コラム 2026年10月24日

早稲田大学、筑波大学の強力BK陣を封じて4連勝なるか。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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今試合はFB(フルバック)で出場する池本

9月に開幕した関東大学対抗戦も、瞬く間に折り返し地点となる4戦目を迎え、早稲田大学は10月25日(日)に宮城県仙台市で筑波大学と対戦する。

ここまでの3試合を振り返ると、早大の失点はたったの3点。未だ無傷、順風満帆とも見られる快進撃だが、さらに弾みをつけ後半戦を迎え撃つためには、粒ぞろいの筑波大を相手にも白星を挙げることが必須条件だろう。

ラグビー 関東大学対抗戦 2026

群馬県桐生市で行われた前節の青山学院大学戦。HO(フッカー)堂薗尚悟(スポ1=神奈川・桐蔭学園)がラインアウトモールでインゴールを割り先制トライを奪うと、続けてWTB(ウイング)西浦岳優(社3=東福岡)も得点。

開始早々に流れを掴んだものの、その後は激しく攻守が入れ替わり、チャンスをうかがい合う両校。こう着状態を打開したのは早大だった。

持ち前のアタッキングラグビーを披露し、最後はSH(スクラムハーフ)大賀雅仁(スポ4=神奈川・桐蔭学園)がグラウンディング。これを皮切りにテンポの良いアタックが続き、スコアを35-0とし試合を折り返した。

後半も早大のアタックは留まるところを知らない。NO8(ナンバーエイト)城央祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が後半初得点を奪うと、その後は青学大を一切寄せ付けず大量得点を挙げた。

今季の対抗戦初出場となったNO8松沼寛治(スポ4=東海大大阪仰星)と、WTB池本晴人(社4=東京・早実)の副将コンビも存在感を見せた。振り返ると失点を0に抑える完封勝利。対抗戦3連勝を飾った。

今節、仙台の地で『赤黒』ジャージーに対するは、爽やかな水色が目にまぶしい筑波大。栃木県・足利市で行われた明治大学戦では、前半23分、明大のキックからボールを確保したSO(スタンドオフ)杉山祐太朗がライン際を駆け抜ける。そのままインゴールに飛び込むと、続く28分にもWTB内田慎之甫が大きくラインブレイクしSH廣瀬研太朗がトライ。

後半にかけて加速した明大アタックに翻弄されるも、機敏なステップを見せた杉山が再び得点した。健闘むなしく21-39と敗戦するも、ゴール前の推進力、そして俊足が光る一戦となった。

筑波大戦でも10番を背負うSO竹山

筑波大の魅力は、なんといってもタレントぞろいのBK(バックス)。まず、試合を掌握するためにはSO杉山への警戒が必要だ。ルーキーながらもチームを統率するゲームメイク力の高さ、ボールを持った時のスピード、さらにはアタックの機会・ギャップを見逃さない観察力。早大の10番SO竹山史人(スポ1=神奈川・桐蔭学園)との1年生同士の司令塔対決は注目必至だ。

さらに『ワールドラグビージュニアワールドチャンピオンシップ2026』で桜を背負った内田、SH深田衣咲も顔をそろえる。快足はもちろん、ライン際を駆け抜ける選手の行く手を阻む強烈なタックルは最大の武器といえるだろう。

また、戦線離脱していたWTB飯岡建人も今試合からグラウンドに復帰し、筑波大のアタックがさらに加速することは間違いない。タレントぞろいのBK陣の足を止めることができるかが鍵となる。

もちろん、FW(フォワード)の存在感も忘れてはいけない。PR(プロップ)茨木海斗は今夏復帰したタイトヘッドだが、そのインパクトは絶大。スクラムの要として早大に大きなプレッシャーを与え、ゴール前では堅固な鉄壁となるだろう。

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今試合の早大の注目選手はWTB松本桂太(スポ2=神奈川・桐蔭学園)。対抗戦は初出場となる松本だが、関東大学ジュニア選手権では出場した試合で存在感を放っており、Aチームでの熾烈なメンバー争いにも名乗りをあげた。

1対1の場面でのディフェンス、ライン際のアタックどちらでも発揮されるコンタクト強度の高さは彼にしかないもの。精鋭が揃う筑波大に対しても、変わらない強さを発揮できることは間違いない。

同じくWTBではリザーブとして山下恵士朗(スポ3=早稲田佐賀)が控える。細かなステップとライン際のスピード感に定評がある彼は、停滞する後半にも動きをもたらしてくれることだろう。

力強いキャリーを見せるLO笹部

FWの注目選手はLO(ロック)笹部隆毅(スポ1=神奈川・東海大相模)だ。189cmという長身を生かしたラインアウトはセットプレーに安定感をもたらしてくれることだろう。笹部は1年生ながらも、ここまでの対抗戦3試合すべてにフル出場しており、チームからの信頼も垣間見えるプレイヤーだ。

さらにHO清水健伸主将(スポ4=東京・国学院久我山)が満を持してメンバーイン。言わずと知れた驚異的なワークレートの高さ、正確無比なセットプレーはもちろんのこと、清水はチームを俯瞰することも得意だという。清水が途中出場することによって、荒れた戦場も整うだろう。

強豪校との連戦を経て、日に日に勢いを増している筑波大に勝利を収めることは早大にとって白星以上の意味があるだろう。後半戦の動向を占う注目の今試合は『ユアテックスタジアム仙台』で午後1:00キックオフだ。

文:伊藤文音/写真:伊藤文音、髙木颯人(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP、»Twitter、»Facebook

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