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ラグビー コラム 2026年10月23日

開幕4連勝の東洋大学、初優勝に向け加速。ラグビー関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 東洋大学スポーツ新聞編集部
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100点ゲームを達成した東洋大学

3桁の得点を積み上げた。10月18日、『川越運動公園陸上競技場』で関東大学リーグ戦の第4節・東洋大学vs.法政大学の試合が行われた。

東洋大は相手の連係ミスを逃さず、着実に点数を重ねて引き離す。零封したい試合で法大に3トライを奪われたものの、スターティングメンバーと遜色ないリザーブの選手も、その存在感をアピールし、101-22で快勝した。

ラグビー関東大学リーグ戦 2026

東洋大のキックオフからわずか2分で試合は動く。ラインアウトで相手が取り損ねたボールにLO(ロック)シオネ・テネフフ(3年)が素早く反応し、ディフェンスをものともせずにトライラインを突破した。

しかし7分、東洋大のオフサイドにより相手ボールとなり、法大はPG(ペナルティゴール)を選択。これを法大のCTB(センター)渡辺圭祐(3年)が約50m離れた位置から成功させ、3点を返される。

だが、ここから東洋大が攻撃で魅せる。まずは10分に敵陣へ侵入すると、FB(フルバック)池渕紅志郎(3年)が、ボールの流れを止めないパスでCTB浅尾至音主将(4年)へつなぎ、最後はWTB(ウィング)中山二千翔(3年)がグラウンディング。

16分には浅尾がディフェンスにつかまりながらも突き進み、パスをつないでNO8(ナンバーエイト)ロケティ・ブルースネオル(1年)へ。パスを受ける際に切り込んできた勢いそのままに走り抜けてトライ。

22分にも相手ラインアウトで投入されたボールをHO(フッカー)岩崎ヴィージェー純(2年)がキャッチし、トライゾーンへとたたきつけるなど、前半だけで7トライを奪った。前半終了間際には、法大にオフロードパスをテンポ良くつながれて前進され、NO8金田遼平(3年)にトライを許したものの、47-10で試合を折り返した。

ラグビー 関東大学リーグ戦2026

【ショートハイライト】東洋大学 vs. 法政大学(10月18日)

法大のラインアウトやモールへの守備対応に、序盤は戸惑う場面もあった。しかし、東洋大は試合中に修正を重ね、得点を量産した。

それでも前半最後の被トライには悔いが残った。「ミーティングでノーペナルティ、ノートライというコールで決まっていた」(浅尾主将)と彼らが望む圧倒するラグビーとは少しだけギャップが生じた。

後半に入ると「イージーなミスが続いた」と福永昇三監督は言う。確実に1つずつトライを決めていくが、後半6分には東洋大が短く前へ蹴ったボールを法大のFB星野瑛太(2年)にインターセプトされ、そのままグラウンドの半分以上を1人で走り抜けるトライを奪われた。さらに26分にもトライを許し、東洋大は後半計12点を献上した。

途中出場の井颯太郎は2トライをマーク

ここで東洋大は6人の選手を交代。「スタメンとそれほど遜色ないメンバー」と指揮官が期待を寄せていたフレッシュな選手たちが躍動していく。まずは30分、相手ボールを圧倒的フィジカルでスティールすると井颯太郎(1年)が一瞬のギャップを突いて抜け出してトライ。

さらに再開のボールを吉村由(2年)がキャッチし大きく進めると、フェーズを重ねてFL(フランカー)大槻神戸(2年)が余裕をもってポスト中央にボールを置いた。流れ良くLOアルメイダ聖(2年)、井がともに追加点を挙げ、ラストプレーでは石掛諒眞(2年)がディフェンスにつかまりながらも右隅にボールを沈める。

この試合でキッカーを務めてきた池渕が最後のコンバージョンも成功させ、101-22とスコアを3桁に乗せてノーサイド。

浅尾主将は「今回はフィジカルで絶対負けないバトルを繰り広げようという話をしていたので、そういう形で何度も得点を重ねることができて良かった」とポジティブな面を語った。

一方で、「自分たちがよく言っているのはエンドポイント。終わりをトライで終わるかトライじゃないかというところをすごくこだわっている。ラストパスやラストタックル、そういうところが今回は相手にボールを取られる形になってしまったので、そこは反省」とさらに強化すべき部分に目を向けた。

さらにチームの司令塔、SO(スタンドオフ)永吉天馬(1年)は「ハーフタイムで自分の前にスペースがあるということを話して、インサイドにギャップがあるから、そこをしっかり突いてほしいということをWTBの選手たちに伝えた」と振り返った。

「始まってすぐ(中山)二千翔さんのトライだったり、そういうところのギャップにしっかり入ってきてくれたのでやりやすかったと思う」と、前節までよりも自分で前に出るプレーが見られ、得点につなげた。

ラグビー 関東大学リーグ戦 2026

次節の関東学院大学戦については、父が関東学院大学出身であることを明かし、「お父さんはどっちを応援するのかわからないけど、ボコボコにしたいと思う」と闘志をのぞかせた。

ついにリーグ戦も折り返した。苦しんで勝利した開幕節の日本大学戦から1つずつ修正を重ねてきた東洋大。その驚異的なフィジカルと整ったディフェンスで、次節も圧倒する試合を見せてくれるはずだ。

文:市澤結衣/写真:土田夏帆

東洋大学スポーツ新聞編集部

2001年(平成13年)創刊。東洋大学における唯一の学生新聞部。
体育会所属の部活動を対象に、取材を行い、紙面・Webサイトを通じて情報を発信。一人ひとりの挑戦やチームの歩みに光を当て、大学スポーツの魅力を発信することを目指して活動している。

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