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【ハイライト動画あり】PR転向の安田司、司令塔候補マクフィリップスも!「レッドハリケーンズ大阪×花園近鉄ライナーズ」で魅せた新戦力たち。リーグワンライジング 2026
ラグビーレポート by 多羅 正崇
主力の座を狙う新戦力が躍動した。
2年目の『ジャパンラグビー リーグワン ライジング』第3週。10月10日(土)の花園(大阪)では、共にディビジョン2のレッドハリケーンズ大阪と花園近鉄ライナーズが激突した。
有望選手発掘と出場機会確保を目的とするライジング。
公式戦出場回数が15試合以下の選手を原則5名以上登録することが条件でもあるプレシーズン大会で、両軍の新戦力がそれぞれ見せ場を作った。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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日本 vs. フィジー(10/24) ラグビー日本代表強化試合 リポビタンDチャレンジカップ2026
配信日時 : 2026年10月24日(土)午後2:20 ~
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日本 vs. ウェールズ(10/31) ラグビー WXVグローバルシリーズ 2026
配信日時 : 2026年10月31日(土)午後3:45 ~
(※以下カッコ内はリーグワンキャップ数)
■スクラムで存在感!RH大阪のPR安田司(19)、HO知念優来(4)、PR安部駿亮(13)
最初に大きなインパクトを残したのはレッドハリケーンズだ。
序盤に自陣で2度目のスクラム。ここでプロップへ決意の転向を果たした元NO8の安田司、この日2トライを獲ったHO知念優来、成長中のPR安部駿亮を第1列として、安田の1番側から押し上げて2回連続のペナルティ。スクラムから試合の主導権を握った。
するとレッドハリケーンズは前半14分。
相手反則から敵陣に居座ると、最後は判断の遅れた相手守備をCTB川村祐太(3)がクイックハンズでいなし、明治大学出身のルーキーWTB東海隼(3)が左隅へ。昨季の大学日本一メンバーがフィニッシュし、スタートダッシュを決めた。(5-0)
■ラインアウトモールにラインDF。組織力が光ったライナーズ
一方のライナーズはチームスローガン「TNT」(Takes no Talent=才能は必要ない)の通り、一人ひとりに役割遂行の高い意識が感じられた。
前半17分には初速のある敵陣ラインアウトモールから前進。そのままHO福井翔(22)がチーム初トライを奪って逆転に成功。(5-7)
さらにライナーズは組織ディフェンスで主導権を握り返した。
エリア中盤でレッドハリケーンズの展開攻撃を2度シャットダウン。詰めたWTB林隆広(22)はその後相手にキックを選択させるビッグタックル。勢いに乗ったライナーズはモールから連続トライ(前半27分)を奪い、リードを9点(14-5)に広げた。
ジャパンラグビー リーグワン ライジング 2026(10月10日)
【ハイライト】レッドハリケーンズ大阪 vs. 花園近鉄ライナーズ
■ライナーズの新司令塔候補・SOジョニー・マクフィリップス(0)
ライナーズの先発10番は今季新加入したSOジョニー・マクフィリップスだった。
スタンドオフには南アフリカ代表マニー・リボックに加えて吉本大悟もいるが、U20アイルランド代表の経験を持つイングランド出身の29歳は、キックとプレーメイクを長所とする正統派10番。強豪レスター・タイガースでのプレー経験もある。
ライナーズは引き続きスクラムが劣勢で、相手バックスのシンビンが出ながらもスクラムPKから後退させられ、数的不利の相手にトライ(前半32分)を奪われた。
すると、リードが2点(14-12)に縮まった状況で、SOマクフィリップスが魅せた。
まずキックカウンターからボールを受けると左奥のスペースを察知。クロスキックを放り込んでプレッシャーを与えた。
さらに直後、自陣脱出の相手キックをライン際で捕球。外へ展開してチーム3本目を演出。ここでWTB林の仕掛けも効果てきめんだった。
■フロントローが替わっても優勢のRH大阪! PR古谷亘(14)、HO吉田敢太(1)、PR小島燎成(2)
ライナーズの16点リード(28-12)で迎えた後半は、レッドハリケーンズが機先を制した。
接点で激しかったライナーズだが、この日はハイタックルが多発。ここで再三チャンスをもらったレッドハリケーンズは、モールから飛び出したHO知念のキャリーでトライを奪う。(17-28)
レッドハリケーンズはフロントローが替わってもスクラムが好調。
後半16分には経験豊富な30歳のPR古谷、2キャップ目を狙うHO吉田、秋田工業-大東文化大学卒のPR小島を前列に据えてペナルティ。フロントロー全体、フォワードの総合力を見せつけた。スコアボードでは、その後両軍1トライずつを取り合って、ライナーズの9点リード(33-24)で終盤戦へ向かった。
J SPORTS 放送情報
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リポビタンDチャレンジカップ2026 ラグビー日本代表強化試合 日本 vs. フィジー(10/24)
放送日時:2026年10月24日(土)午後 2:20 ~ J SPORTS 1
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ラグビー WXVグローバルシリーズ 2026 日本 vs. ウェールズ(10/24)
放送日時:2026年10月24日(土)午後 6:15 ~ J SPORTS 1
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ラグビー WXVグローバルシリーズ 2026 日本 vs. ウェールズ(10/31)
放送日時:2026年10月31日(土)午後 3:45 ~ J SPORTS 1
■今季こそブレイク!?バックロー転向のNO8ヴィンセント・セフォ(7)
両軍1トライずつを取り合って、迎えた後半32分。
9点リード(33-24)のライナーズで、頭一つ抜けた突破力をみせたのがNO8ヴィンセント・セフォだ。
十代だった2022年の加入からブレイクが期待されたが、2026年度開幕前のリーグ出場数は「7」。バックスからバックローに転向し、いよいよブレイクが期待されるセフォは、13人制ラグビー出身らしく肉弾戦が得意だ。
その突破力を見せつけたのは後半32分。
ゴール前のフィジカルバトルで、ラインのギャップに仕掛けてブレイク。スピードとパワーの合わせ技でチーム6本目を奪取。ライナーズはリードを14点(38-24)に広げ、そのままのスコアでノーサイド。大阪対決はライナーズに軍配が上がった。
両軍は2カ月後に始まる大本番「ジャパンラグビーリーグワン」の開幕節で対決する。注目の大阪ダービーのメンバーに、今回出場の選手がどれだけ名を連ねるのか。開幕へ向けた楽しみがまた一つ増えた。
文: 多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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