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ラグビー コラム 2026年4月9日

悲願のD1昇格へ邁進「豊田自動織機シャトルズ愛知」×ラストシーズンの名門「NECグリーンロケッツ東葛」!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D2第11節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ディビジョン2のリーグ戦はラスト4試合。

勝点で首位ライナーズに並ぶ2位(8勝2敗/勝点39)豊田自動織機シャトルズ愛知は、4月11日(土)、地元の愛知・ウェーブスタジアム刈谷に4位(5勝5敗/勝点26)のNECグリーンロケッツ東葛を迎える。

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D2はライナーズとシャトルズが先頭集団を形成。上位2チームに与えられる入替戦出場権を手にする勢いだが、確定はしていない状況だ。シャトルズはラスト4試合のこの状況で勝点を上積みすれば、入替戦出場へ大きく前進。マスト・ウィンの覚悟だろう。

一方のグリーンロケッツ。1985年創部で日本選手権3度優勝の実績を誇るが、2025年に譲渡方針が決定。同じくグリーンをコーポレートカラーとするJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)への譲渡が同年12月に公表。今季は名門NECのラストシーズンだ。

D1昇格を置き土産にしたいグリーンロケッツだが、今季は5勝5敗で2位シャトルズとの勝点差はラスト4試合で「13」。ここで最低でも勝点4を加えて「9」差としたい。逆の事が起きればラスト3試合で勝点差が「17」に広がるため逆転不可能となる。

グリーンロケッツは前節キューデンヴォルテクス戦の敗戦(21-22)が痛かった。

前回対戦の第4節CTBオルビン・レジャーのPGで逆転サヨナラ勝利。そして再戦となった前節(第10節)の最終盤でもPGが入ればサヨナラ逆転という同じ状況に。まるでドラマのような展開となったが、今回は外れて5敗目を喫した。

今季終了後はJR東日本に継承される柏の葉(ホストスタジアム)で会見を行ったグレッグ・クーパーHCは、大きな敗因に終盤におけるスクラムの劣勢を挙げた。

「最後の15分、特にスクラムでプレッシャーを受けました。そのことによってコントロールを失ってしまいました」

「(それまで)勝てる要素をセットピースで積み上げてきたにもかかわらず、同じセットピースでその要素を失ってしまったことは非常に残念です」

スクラムも負けられない大一番へ挑むメンバーが発表されている。前節からの変更は、先発ではハイランダーズ(NZ)でもプレーしたLOパリパリ・パーキンソン、山梨学院大学出身のNO8ティモテ・タヴァレアの2名。

変わらぬメンバーでは主力3番で早稲田大学卒のPR亀山昇太郎。明治大学出身のパワフルなランナーであるFL森山雄太。ハーフ団はSH藤井達哉とSOリース・マクドナルド。

先発で注目したいのはグリロケのベテラン2名。34歳のWTB後藤輝也と33歳のFB宮島裕之。ジャージーの重みをよく知る2人の躍動に期待したい。

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シャトルズは今季こそ悲願のD1昇格を達成したい。

昨季は浦安D-Rocksとの入替戦第1戦で逆転勝利。悲願達成まであと一歩だった。

昇格を達成するポテンシャルも実力もあるシャトルズ。シーズン終盤のこの状況で、前回対戦も勝利(40-24)した相手に負けるのはチームのモメンタムに関わる。連勝を重ねて右肩上がりに成長し、まずは首位ライナーズとの最終節「5.10決戦」を勝ち切りたい。

スタメンを見てみると、前節からの変更は5名。サモア代表キャッパーのFLタレニ・セウ、元NTTコムのSH湯本睦、東海大仰星卒のWTB高島來亜、攻守万能型のCTB土居大吾、D2トライランキング2位タイ(8トライ)のWTBチャンス・ペニだ。

10番はオーストラリア代表のSOノア・ロレシオ。絶対的な王だったフレディー・バーンズの後釜として期待され、前節にはハットトリックを達成した26歳だ。

注目したいのはリザーブのフロントロー。HO佐藤慶(天理大卒)、PR乳井大士(京産大卒)、ベテランPR深村亮太(帝京大卒)の3名だ。終盤のスクラムはグリーンロケッツが前節苦戦した領域。この3名が主導権争いにインパクトを与える可能性はある。

入替戦出場へ向けて、どちらも負けられない一戦。キックオフは土曜日の正午。熱戦は必至だ。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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