人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2026年3月30日

【ハイライト動画あり】キューデンヴォルテクス、気迫の3勝目! レッドハリケーンズ大阪は連勝ストップ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

ヨドコウ桜スタジアム(大阪・長居)は、これまで数々の名勝負が繰り広げられてきたが、4月から名前が「YANMAR HANASAKA STADIUM(ヤンマーハナサカスタジアム=略称・ハナサカ)」に変わる。3月27日の金曜ナイターは、サッカー、ラグビーを通じて、ヨドコウ桜スタジアムで開催される最後の試合になった。照明を自在に操り、DJを迎えての演出もあり、3,631人の観客は当日配布されたペンライトを振りながらヨドコウ桜の最後の夜を楽しんだ。

午後7時、九州電力キューデンヴォルテクス(九州KV)のキックオフで試合は始まった。立ち上がりは7位の九州KVが攻勢に出る。この試合に敗れるとディビジョン3との入替戦に進む可能性が高くなる。選手たちの一つ一つのプレーに並々ならぬ気迫がみなぎっていた。迎え撃つレッドハリケーンズ大阪(RH大阪)は4連勝中。さらに上位を目指すために勝ち点を稼ぎたいところだが、「一歩引いてしまった」(FB山口泰輝キャプテン)という言葉通り、九州KVの激しく前に出るプレッシャーに反則などでボールを失うことが多くなる。

前半5分、攻め込んだ九州KVがFLコルビー・ファインガのトライで先制。FBジュード・ギブスのゴールは決まらなかったが、5-0と幸先の良いスタートを切った。しかし、勝利への執念が強すぎたのか、前半9分にはWTB山田章仁がハイタックル、前半11分にはCTB早田健二が相手のパスを故意のノックフォワードで妨げたとして、続けざまにイエローカードを受ける。この時点で九州KVは13人。直後、九州KVはラインアウトでボールを落とし、これをRH大阪が得点に繋げる。脳震盪チェックで一時退場となった山口の交替で出場した西川賢哉がボールを拾って約30mの独走トライをあげたのだ。CTBニック・ユーストがゴールを決めて、5-7と逆転とする。

想定外の13人となった九州KVだが、接点での激しさは衰えず、2人少ない状況でもアグレッシブにボールをつなぐ。20分、WTBチャーリー・ワージントンがタックルを弾き飛ばしながら逆転トライ。24分にはHO村川浩喜がモールからトライし、ギブスがゴールを決めて、17-7とした。1本PGを返されたが、33分、村川、40分には大車輪の活躍だったFLコルビー・ファインガがトライし、31-10とリードして前半を折り返した。

ジャパンラグビー リーグワン2025-26(3月27日)

【D2 第9節 ハイライト】レッドハリケーンズ大阪 vs. 九州電力キューデンヴォルテクス|ジャパンラグビー リーグワン2025-26(3月27日)#leagueone

J SPORTS 放送情報

一方のRH大阪は、LOエリオット・ストークが2枚のイエローカードを受け、レッドカードになって退場。20分後にLO福江仙太郎が入るまで14人での戦いを余儀なくされた。それでも後半の立ち上がりからボールキャリアが力強く前に出て、大きくボールを動かして攻め始める。後半6分には、CTBヘンリー・タエフが5人のタックルをかいくぐってトライ。次第にスクラムでも優位に立ち、28分、NO8ジャック・オーサリバンがトライして31-24と差を詰める。終盤も攻め続けたが、九州KVの喜連航平(後半29分、交替出場)の好タックル、トライライン直前の最後のチャンスとなったラインアウトではNO8ラーボニ・ウォーレン-ボスアヤコのスティールでトライチャンスを阻まれた。

敗れたRH大阪の山口キャプテンは「前半は自分たちのペナルティで首を絞めてしまった。九州KVはいつも勝ちにどん欲に来るチームですが、いつも以上に圧力、プレーの精度も高かったと思います」と相手を称えた。勝った九州KVの今村友基ヘッドコーチは、「このチームには勝利が必要でした」と惜敗の多い今季を振り返り勝利を噛みしめた。「13人になってもアタックが機能していて、落ち着いて対応できるようになったと思います。後半無理なプレーが出てしまいましたが、勝って反省できるのはポジティブです」。九州KVは次節(4月4日)グリーンロケッツ東葛と対戦。RH大阪は、同じく4月3日、花園近鉄ライナーズとの大阪ダービーに臨む。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ