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ラグビー コラム 2026年3月24日

センバツ開幕!春の主役は?台風の目は?第27回全国高校選抜ラグビー大会プレビュー

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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全国32校が埼玉・熊谷で覇を競う。

春の王者を決めるトーナメント戦「第27回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」(春のセンバツ)が、2026年3月24日、今年も埼玉・熊谷で幕を開ける。(※24日は16時の開会式のみ)

出場校は、全国各ブロックの新人大会で好成績を収めて選抜された30校に、実行委員会推薦枠の東西2チーム(埼玉・熊谷高、兵庫・神戸高)を加えた32校だ。

優勝候補で最初に挙げるべきは、昨冬に史上6校目の花園3連覇を達成し、今大会も2連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)だろう。

その桐蔭学園の打倒に燃える優勝候補は多い。

1月の花園準決勝で桐蔭学園と涙の死闘(21-24)を繰り広げ、激戦の近畿大会を制した「近畿王者」大阪桐蔭。準優勝を遂げた京都工学院、前評判の高い3位の東海大大阪仰星。そして選抜最多6度の優勝を誇る「九州王者」東福岡。

関東で打倒・桐蔭に死力を尽くすのは國學院栃木。関東新人決勝は桐蔭学園との両校優勝となったが、これは降雪による順延で決勝が実施されなかったことによるもの。トップとの現在地を測るためにも今大会での対戦を熱望しているはずだ。

初出場は3校だ。

実行委員会推薦枠で出場する埼玉新人大会準Vの「熊谷高」、創部100周年の節目に兵庫新人大会で決勝進出の「神戸高」、そして昨季花園で初勝利を手にした東北3位の「聖光学院」(福島)の3校だ。

25日(水)に行われる1回戦は、熊谷の4会場(B、Cグラウンド、西グラウンド、熊谷市スポーツ・文化村くまぴあグラウンド)で行われる。

Bグラウンドは、近畿4位の「報徳学園」と東北1位の「仙台育英」の好カードからスタート。第2試合では埼玉新人を3年ぶりに制した「川越東」が「佐賀工業」と激突。「流経大柏」(関東3位)と近畿3位の「東海大大阪仰星」の一戦は見応えがありそうだ。

Cグラウンドでは、初出場の「熊谷」が近畿2位の実力校「京都工学院」にチャレンジ。四国の雄「尾道」(中国1位)は昨季花園初出場の「名古屋」(東海2位)とぶつかる。第3試合では初出場の「神戸」が「秋田工業」との伝統校対決に臨む。大会連覇を狙う「桐蔭学園」は14時30分キックオフの第4試合で、九州4位の「長崎北陽台」の挑戦を受ける。

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西グラウンドの第1試合は「國學院栃木」と「高鍋」(九州5位)の好カード。第2試合、関西出身者もいる初出場の「聖光学院」(福島)は近畿6位の「常翔学園」にどこまで食い下がれるか。四国王者の「松山聖陵」はリーチマイケルの甥キャメロンが在籍する「札幌山の手」(北海道)との対決。第4試合の「目黒学院」(関東5位)と「大阪桐蔭」ではフィジカルの真っ向勝負が見られそうだ。

くまぴあグラウンドの第1試合は日本航空石川(北信越)と九州王者“ヒガシ”の注目対決。東京新人決勝で目黒学院を下して初優勝した早稲田実業は大会注目校の一つ。初戦は近畿5位の御所実業が相手となる。第4試合の東海王者「中部大春日丘」と、九州決勝で東福岡と36-47の乱打戦を演じた「大分東明」との一戦も見応えがありそうだ。

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大会スケジュールは24日(火)に開会式のみが行われ、25日(水)から1回戦16試合がスタート。翌26日(木)に2回戦8試合と敗者戦8試合が開催される。

ベスト8の前に再抽選があり、28日(土)の準々決勝の組み合わせが決定。準決勝は29日(日)、決勝は31日(火)に行われる。

高校ラグビー界では、3月21日に高校日本代表がU19イングランド代表を45-31で撃破。日本が史上初めてイングランドを倒す歴史的快挙を達成した。今大会における、次の歴史を創るスターの登場にも期待したい。

春のセンバツは高校ラグビー勢力図を窺い知る絶好の機会だ。春の本格的な到来を控える熊谷で、今年も青春の1ページを堪能したい。

■「第27回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」 出場校

●北海道(1校)
・札幌山の手高等学校(北海道) 21大会連続21回目

●東北(3校)
・仙台育英学園高等学校(宮城) 2大会ぶり20回目
・秋田工業高等学校(秋田) 10大会連続17回目
・聖光学院高等学校(福島) 初出場

●関東(6校)
・桐蔭学園高等学校(神奈川) 23大会連続24回目
・國學院大學栃木高等学校(栃木) 7大会連続12回目
・流通経済大学付属柏高等学校(千葉) 2大会連続18回目
・早稲田大学系属早稲田実業学校 高等部(東京) 5大会ぶり3回目
・目黒学院高等学校(東京) 3大会連続4回目
・茗溪学園高等学校(茨城) 6大会連続17回目

●北信越(1校)
・日本航空高等学校石川(石川) 10大会連続13回目

●東海(3校)
・中部大学春日丘高等学校(愛知) 9大会連続16回目
・名古屋高等学校(愛知) 2大会連続5回目
・静岡聖光学院高等学校(静岡) 11大会ぶり2回目

●近畿(6校)
・大阪桐蔭高等学校(大阪) 4大会連続12回目
・京都工学院高等学校(京都) 2大会連続10回目
・東海大学付属大阪仰星高等学校(大阪) 2大会ぶり22回目
・報徳学園高等学校(兵庫) 3大会ぶり7回目
・御所実業高等学校(奈良) 3大会連続10回目
・常翔学園高等学校(大阪) 4大会連続16回目

●中国(2校)
・尾道高等学校(広島) 5大会連続17回目
・石見智翠館高等学校(島根) 2大会ぶり12回目

●四国(2校)
・松山聖陵高等学校(愛媛) 6大会連続7回目
・城東高等学校(徳島) 2大会ぶり6回目

●九州(5校)
・東福岡高等学校(福岡) 19大会連続22回目
・大分東明高等学校(大分) 2大会ぶり6回目
・佐賀工業高等学校(佐賀) 13大会連続20回目
・長崎北陽台高等学校(長崎) 8大会連続12回目
・高鍋高等学校(宮崎) 3大会連続10回目

●開催県(1校)
・川越東高等学校(埼玉) 3大会ぶり4回目

●実行委員会推薦枠(2校)
・(東)熊谷高等学校(埼玉) 初出場
・(西)神戸高等学校(兵庫) 初出場

J SPORTS 放送情報

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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