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ラグビー コラム 2026年3月13日

ともに前節は負け。府中ダービーの行方は? 4位・東京SGと6位・BL東京が秩父宮で激突

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26ディビジョン1は、今週末、第11節の全6試合が行われる。先週は全チームが休みの予定だったが、東京サントリーサンゴリアス(東京SG)と、三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原DB)は雪で順延となった第7節の試合を行った。結果は、34-15で相模原DBが勝利し、勝ち点4を加えた。敗れた東京SGは、6勝4敗、勝ち点31で4位。トップ3は、1位・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(勝ち点44)、2位・コベルコ神戸スティーラーズ(勝ち点42)、3位・埼玉パナソニックワイルドナイツ(勝ち点41)が僅差で並ぶ。

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3月15日(日)、秩父宮ラグビー場(東京都港区)では、4位の東京SGと6位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が戦う。ホストゲームとして試合を運営するのは東京SGだ。相模原DBに敗れたあと、小野晃征ヘッドコーチは次のようにコメントした。「ダイナボアーズさんのプレッシャーもあって、スタンダードを発揮することがでませんでした。簡単に許してしまった失点と、システム的な部分での失点と両方ありました。もう一度マインドをセットして、ハングリーになってプレーすること。次節に向けてしっかり準備していきたいと思います」

 

BL東京も第10節(2月28日)でリコーブラックラムズ東京に14-33で敗れた。トッド・ブラックアダーヘッドコーチは「試合の入りは悪くなかったのですが、イエローカードも出て(前半40分にマイケル・ストーバーグ、後半33分に小鍜治悠太)、頑張れば頑張るほどにハマってしまった」とコメント。リーチ マイケルキャプテンは「相手にプレッシャーを掛けることを80分間の中でできない時間帯があり、逆に自分たちにプレッシャーが掛かってしまいました」と話し、リーグワンがますます競争力の高いリーグになっていることを強調していた。

 

3月13日に発表された登録メンバーを見ると、東京SGは先週から先発15名では6名の変更がある。選手のFW第一列のPR小林賢太、HO堀越康介、PR竹内柊平はリザーブに回り、PR森川由起乙、HO平生翔大、PR中野幹が先発する。NO8はテビタ・タタフに代わって、スピードのあるパトリック・ヴァカタが出場。タッチライン際の走りは注目だ。11番のWTBは松島幸太朗がリザーブに下がって、尾崎泰雅が先発。FBチェスリン・コルビは、2月22日以来の先発復帰。キレキレのステップワークでBL東京を苦しめるだろう。先週、順延になった第7節の試合を行ったことで、東京SGは8週連続で試合をすることになっている。メンバー全員のコンディションをどう保つかが連戦を乗り切るカギになる。

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対するBL東京は第10節(2月28日)のメンバーから先発で5名の変更。FW第一列のPR(1番、3番)は木村星南、小鍛治悠太。連覇を支えた両PRだが、今季は小鍛治がリザーブからの出場が多かった。今季初先発となる。SHは杉山優平がリザーブに下がって、高橋昂平が先発。11番のWTBにベテランの豊島翔平が入り、11番だったマイケル・コリンズが13番のCTBへ。前節13番のセタ・タマニバルが12番に移動する。14番のWTBはネタニ・ヴァカヤリヤに代わって石岡玲英が入った。

東京都府中市に本拠地がある者同士の「府中ダービー」で、両チームとも好敵手に負けられないという特別な思いを持つ。BL東京はリーグ戦の東京SG戦では4連勝中だが、今季は現在の順位が示す通り苦しんでおり、現在4連敗中だ。前節は敗れた東京SGだが、フィールドを大きく使って戦うアグレッシブアタッキングラグビーは健在で、ディフェンス突破能力は際立っている。リーグワンのスタッツを担当するOPTAによれば、今季のディビジョン1で、東京SGは1試合平均30人以上のディフェンスを突破している2チームのうちの1つ(もう1つはトヨタヴェルブリッツ)だ。その中心であるコルビの復帰は心強い。

BL東京の攻撃力も高いが、反則の多さが気になるところ。今季1試合平均ペナルティ献上数は、ディビジョン1ワーストの13.2となっている。無用な反則で東京SGにチャンスを与えれば失点は免れない。今季はスクラムでの反則も多いが、小鍛治が入ったことで修正されるのか。また、ボール争奪戦で激しくプレーするあまり、反則になる傾向も改善できるか。BL東京が規律正しくプレーできれば、互いに攻め合う好ゲームになりそうだ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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