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ラグビー コラム 2026年3月5日

ディビジョン3のホコタテ対決!首位「マツダスカイアクティブズ広島」×2位「狭山セコムラガッツ」!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D3第9節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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3ディビジョン制のジャパンラグビーリーグワン。6チーム総当たり3回戦(45試合)で行われるディビジョン3(D3)は、第8節終了時点で2強状態となっている。

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昨季王者で首位(8戦全勝)のマツダスカイアクティブズ広島

そして2位の狭山セコムラガッツ(7勝1敗)の2チームだ。

3月7日(土)は、その2強が約3ヶ月ぶりに激突する。舞台はスカイアクティブズの本拠地・Balcom BMW Stadium (広島)だ。

スカイアクティブズは2024年度、7人制日本代表や宗像サニックスでHCを務めたダミアン・カラウナ氏が指揮官に。そのシーズンから攻撃力が伸びた印象がある。昨季はD3を初制覇。今季の399得点59トライはD3トップだ。

有望な若手の台頭も目立つ。アタックを牽引するのは同志社大学の司令塔でもあった2024年入団のSO嘉納一千。同学年のSH福山太陽とコンビを組み、1トライを含めた87得点。堂々のディビジョン1位でD3得点王を視界に捉える。

そのゲームキャプテンも務めるSO嘉納は、第2節終了後、今季の目標を「ディビジョン2昇格です」と断言。「チームとしてもマストです」と意気込んだ。

「目標を昇格とするからには、ディビジョン3のレベルに合わせたらダメだと思います。ディビジョン3の相手を圧倒するぐらいのレベルにならないと、上がれたとしてもすぐ落ちてしまうと思うので、そこまでにチームとしてのレベルを上げていけるようにやっていきたいと思います」(マツダスカイアクティブズ、SO嘉納)

ディビジョンが変わると強度が変わる。ここまでのリーグ4季の入替戦を振り返ると、率直な印象は“下位ディビジョンの10連勝より上位ディビジョンの10連敗”だ。上位ディビジョンでの経験は確実に糧になる。下部ディビジョンからの昇格は高い壁だ。

だからこそ、切磋琢磨できる同ディビジョンの強敵は重要だろう。スカイアクティブズとしてはラガッツという好敵手との一戦で、自慢のアタック力を披露したい。同時に今季最多41失点を喫した第7節(クリタウォーターガッシュ昭島戦)の修正も図りたいところだ。

「(41失点は)セットピースがうまく機能しなかったことが大きいです。レフリーの判断の影響もあったかもしれませんが、それも含めて自分たちの課題です。特にセットピースからのディフェンスには改善点があり、今後修正していきたいと思います」(スカイアクティブズ、カラウナHC)

前節からのメンバー変更はLOアンドリュー・デビッドソン、FBテイン・クレイグランガ。ハーフ団や主砲アタッカーのNO8ジャクソン・ピューらは変わらない。

一方、開幕戦で今季唯一の黒星(26-40)を喫したラガッツにとっては、リベンジの機会だ。

得点ではスカイアクティブズの後塵を拝するラガッツだが、D3で断トツ1位の数値がある。失点だ。

107失点はD3トップ。1試合平均13.3失点というディフェンス力は確実な強みだ。特に直近4試合の平均失点は、メンバーを大きく入れ替えながらもわずかに「5」。第5節では中国電力レッドレグリオンズを無得点、第6節ではウォーターガッシュをノートライに抑えている。

昇格を続ければ息子ジェイコブ(BL東京)との対戦もありうるラガッツのスコット・ピアスHCは、ディフェンスへのこだわりをこう表現している。

「どこのチームでも一緒だと思いますが、優勝したいのであればディフェンスにフォーカスします。もちろん今季もそこにフォーカスしながら、アタックも激しくやってきています」

そのディフェンスを牽引する象徴的なプレイヤーの一人がFL飯田光紀。日本大学の元主将は小兵の弾丸タックラー。山梨・日川高校ではSH飯沼蓮(浦安DR)が主将、飯田が副将だった。

今節はそのFL飯田はメンバー外に。若手も起用した前節からは先発6名が替わり、フロントロー(PR上野拳太郎、HO奥野翔太、PR白川直人)、NO8フェトゥカモカモ・ダグラス
SOダニエル・ウェイト、秋田工業-天理大卒のナイバルワガ トマシが大一番のスターターを託された。

アタックに定評のある“矛”のスカイアクティブズか。堅守を信条とする“盾”のラガッツか。ラガッツのピアスHCは前節、この一戦を「最も重要な試合になる」と語った。

共にD2昇格を期する注目のホコタテ対決。キックオフは土曜日の午後1時だ。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある

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