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好調の2位「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」が連敗阻止へ!7位「浦安D-Rocks」は“不敗神話”に挑む!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第7節交流戦
ラグビーレポート by 多羅 正崇
好調2チームによる「千葉ダービー」だ。
共に千葉県内に拠点を置く両軍、2位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(船橋市)と、7位の浦安D-Rocks(浦安市)が、休養週明けの第7節で激突する。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第7節-5 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 浦安D-Rocks
配信日時 : 2026年2月7日(土)午後2:20 ~ LIVE配信
舞台は「スピアーズえどりくフィールド」。第5節トヨタV戦で無敗記録が「25」に伸びたスピアーズの“根城”だ。
ホストを務める昨季準優勝のスピアーズは今季、ロケットスタートを決めた。開幕から5連勝を飾り、第3節では東京サントリーサンゴリアスから79得点を奪ってみせた。
好調の理由について、指揮官のフラン・ルディケHCが「昨季は初出場が多かった若手が、経験ある選手と共に成長しました。確実に強い集団になっています」と語れば、SOバーナード・フォーリーは「同じコーチ、ほぼ同じメンバーでシーズンを重ねており、昨季の土台の上に積み上げることができています」と継続性を強調した。
2週間前の前節(第6節)は昨季ファイナルで競り負けた東芝ブレイブルーパス東京に4点差(20-24)で今季初黒星を喫したが、ゲームキャプテンを務めたSOフォーリーのコメントに落胆の色はなかった。
「両チームともにディフェンスが良く、自分たちは前半にアタックをさせてもらえませんでした。ただ、ブレイブルーパスさんの質の高い攻撃を守り切ることもできました。お互いに質の高いラグビーができました」
実力伯仲の相手と戦えば負けることもある。ルディケHCは試合後のロッカールームで「ポジティブな要素も多くあったので次につなげていこう」と話したといい、好調を維持したまま本拠地に姿を現すだろう。
バイウィークの間に大卒新人4選手、HO島正輝(立命館大)、LO/FL栗原大地(東洋大)、FL利川桐生(明大)、SH柴田竜成(明大)も公表したスピアーズ。
そのメンバーを見てみると、今週(2月2日)に発表された日本代表候補に選出された11名から8名(先発7、リザーブ1)が名を連ねた。
バックスはSH藤原忍とWTBハラトア・ヴァイレア、今季初先発となるCTB廣瀬雄也。そしてリザーブに入ったLOルアン・ボタの8名だ。
そして開幕から大活躍を続ける加入2季目のFBショーン・スティーブンソンも引き続き15番。ここまでゲインメーター「469」は3位。ラインブレイク「9」は5位。突破はもちろんハイボール処理からロングキック、トライアシストまでをこなすニュージーランド代表キャッパー(1)に注目だ。
そんなスピアーズの不敗神話に挑むのが今季好調のD-Rocksだ。
昨季は3勝15敗で最下位だったが、今季は早くも昨季の勝利数(3)に並んで7位につける。
「ラスト20分」のプレー精度にこだわる今季の新機軸で、三菱重工相模原ダイナボアーズ(開幕節/27-24)、静岡ブルーレヴズ(第3節/34-21)、横浜キヤノンイーグルス(第4節/28-22)から白星を挙げた。
しかし前節は来季新拠点の“宇都宮初見参”だった三重ホンダヒートにD1初黒星。前半22分のレッドカード、後半12分のイエローカードが手痛かった。
タフなチーム作りに成功している新指揮官、元イングランド代表PRのグラハム・ラウンツリーHCは「規律の面でかなり乱れがありました」と敗因を語った。
「特にイエローカードが出たサードクォーター(後半の前半)では顕著でした。ハーフタイムでは僅差だったにもかかわらず、後半に引き離されてしまいました。自分たちをしっかりと見つめ直し、グラウンドに15人の選手が立っている状態を作れるように改善していきたいと思います」
「カードがなければ勝っていた」ではなく、「カードが出てしまう現状がある」と現実を受け止める姿勢に、本当の成長を見据える意識を感じた。経験豊富なラウンツリーHCがどのような改善を施したのかに注目したい。
休養週にチームにとって嬉しいニュースがあり、主将を務めるHO藤村琉士とCTBサミソニ・トゥアが日本代表候補に選出された。HO藤村主将は元バックローだけあって運動量も豊富。近年はスローイングの安定性も増しており、待望の選出となった。
先発メンバーを見てみると、そのHO藤村主将はスタメンを飾るがCTBサミソニ・トゥアはメンバー外。
敗戦を喫した前節からは先発5名が代わり、プロップは梅田海星とベテラン金廉という帝京大学の先輩後輩コンビが入り、両ロックはルーキーの佐々木柚樹とスティーブン・カミンズに。フルバックには山中亮平が復帰した。そしてリザーブには脊髄損傷からの復帰をSNSで報告していたHO金正奎が名を連ねた。
新体制となったD-Rocksに対し、一貫性のある長期指導で継続強化してきたスピアーズは連携面で有利だ。ポゼッションを高めたいであろう相手に対し、激しいブレイクダウンワークで対抗したい。
スピアーズが貫禄を見せつけるのか。好調D-Rocksが不敗神話を打ち砕くのか。注目の一番は土曜日の午後2時30分に火蓋が切られる。
文: 多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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