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ラグビー コラム 2026年1月22日

昨季決勝カード!4位「東芝ブレイブルーパス東京」×首位「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026D1第6節交流戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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リーグ最大級のバトルだ。

2025-2026シーズンD1第6節交流戦。昨季プレーオフ決勝で優勝を争った東芝ブレイブルーパス東京と、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが1月24日(土)、約半年ぶりに公式戦で激突する。

昨年6月、国立競技場で5点差(13-18)で涙をのんだスピアーズは今季、開幕5連勝で首位を快走している。

今季は移籍新加入がわずか1名(HO安江祥光、元相模原DB)。フラン・ルディケHC体制も変わらず連続性があり、昨季の準Vチームをブラッシュアップできている点は大きいだろう。

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SOバーナード・フォーリーは「継続性が高まったと思います」と前節の試合後に語った。

「同じコーチ、ほぼ同じメンバーでシーズンを重ねており、昨季の土台の上に積み上げることができています。昨季があったからこその今季です」

「常に向上心をもち、チームとしてより良くなれる点を探して、連係やラグビーIQを高めています。全選手を信頼できるようになったことも大きいです。ポジション争いが激しく、練習から非常に高いレベルで競い合っていることが全体のスタンダードを引き上げています」

現状マキシファウルア主将はメンバー外だが、代表経験者で固めているポジションの中心軸(2、8、9、10、15番)も盤石。HOマルコム・マークス(南アフリカ代表)、NO8タイラー・ポール、SH藤原忍(共に日本代表)、SOフォーリー(オーストラリア代表)、FBショーン・スティーブンソン(ニュージーランド代表)の5名だ。

前節はトヨタヴェルブリッツを39-10で下し、ホスト「えどりく」での連勝記録を25に伸ばした。開始17秒でのノーホイッスルトライも鮮烈だったが、印象的だったのは32-0という前半スコアだ。

失点107は埼玉ワイルドナイツに次いで2位。好調なディフェンス面について問われたルディケHCは、コーチの個人名を挙げた。

「スコット・マクラウド(アシスタントコーチ=AC)の功績が非常に大きいです。素晴らしい仕事をしており、選手たちが自信を持ち、システムを信頼しているからこそ80分間努力を続けられるのだと思います」

昨季首脳陣に加わった元NZ代表ディフェンスコーチのマクラウドACは、東芝で2002年度から6季プレーした元CTB。土曜日は古巣との対決となる。

 

先発メンバーはトヨタV戦から4名が替わり、世界最強の2番、HOマークスがリザーブから繰り上がり。PRオペティ・ヘルもメンバー外から先発に入り、LOアキラ・イエレミア、そしてウイングはWTB山田響が今季初のスターターとなった。

ハーフ団はSH藤原とSOフォーリーの黄金コンビ。アシスト名手としての技術も発揮している2季目のFBスティーブンソンも、引き続き15番を背負う。

一方、3連覇を狙うブレイブルーパスは苦しみながらも復調してきた。

現状は昨季2連覇メンバーのNO8リーチ マイケル主将やFLシャノン・フリゼルらが不在だが、前節は躍進する浦安D-Rocksを38-27で振り切り4勝目を挙げた。接戦模様の「11点差」はブレイブルーパスの不調が理由ではなく、浦安D-Rocksの成長によるものだろう。

終盤はスタミナが底をついたような状態での死闘となったが、後半33分、SOリッチー・モウンガのショートパントから途中出場の石岡玲英がリーグ初トライ。王者の経験値と意地を見せた。

ゲームキャプテンとしてリーチ主将の留守を預かっているFB松永拓朗は、勝ち切れたことに充実感を覚えていた。

「本当にタフなゲームでしたが、しっかりと勝ち切れたことはすごく良かったです。アタックの部分では相手のプレッシャーがある中、自分たちのスキルやテンポを使ってトライにつなげられたことが、自信になりました」

「ディフェンスでは相手の強みであるキャリアーや、ボールを動かしてくる攻撃にすごく苦しむ部分もありましたが、我慢してディフェンスをできました。そういう面でも自信のついたゲームだったと思います」

 

注目の先発メンバーを見てみよう。リーチ主将は間に合わず、先発変更は元花園の実力者でチームデビューのHOアンドリュー・マカリオ、CTBマイケル・コリンズの2名となった。

ゲームキャプテンは引き続きFB松永副将が務め、天理大学で共に初優勝を遂げた相手SH藤原と対峙する。

リーチ主将不在の穴を獅子奮迅の活躍で埋めているのはNO8山本浩輝。SOモウンガとコンビを組むのは、攻撃的な仕掛けで3トライを挙げている専修大学出身のSH高橋昴平だ。

キックオフは土曜日の正午。舞台は秩父宮ラグビー場だ。

高い安定感を誇るスピアーズのスクラム、ラインアウトの空中戦はひとつの鍵を握るだろう。ブレイブルーパスは改善傾向にある規律面を引き続きピン止めして注意を注ぎたい。昨季決勝から約半年。リーグ最大級のバトルから目が離せない。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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