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ともに今季開幕から1勝3敗と負けが先行している同士が1月17日、ヤマハスタジアム(静岡・磐田)で対峙する。
今季はまだホストスタジアムのファンに勝利を届けていない静岡ブルーレヴズにとっては、絶対に勝ちたい。三菱重工相模原ダイナボアーズとの対戦は昨季、2戦2勝。ともに6トライを奪取している。
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【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第5節-3 静岡ブルーレヴズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
1月17日(土)午後0:50 ~ LIVE配信
ブルーレヴズのメンバーは怪我人の影響もあり、バックスにフレッシュなメンバーが目立つ。
SOにはリーグワン初先発となる筒口允之が入った。今季第3節の浦安D-Rocks戦で途中出場の経験はあるが、2024-25シーズン途中にアーリーエントリーで加わって以来2試合目の出場機会に大役を担う。
コンビを組むSH岡崎航大も今季すでに3試合に出場してきたが、先発は今回が初めて。HB団のゲームコントロールが注目される。
藤井雄一郎監督は筒口について、「持っているものはいいし、キックも長い。パスも上手。経験は足りないかもしれないがそこはみんなで補い、彼の良さを出せるようにしてあげたい」と話す。
岡崎には好機の局面でのパスさばきの速さを期待する。
指揮官は第2節の東芝ブレイブルーパス東京戦から始まった3連敗を振り返り、「決して全部が全部悪いわけではない」と話す。
そして選手たちに「プラン通りに戦っている時はいい。80分遂行することが大事。きつい練習をしてきました。しかし、それをやれば(勝利への)切符をもらえるわけでもない。タフな状況でも80分間それをやり続けないとキツイ練習をしただけになる」と伝え、奮起を促す。
今季初出場のWTB矢冨洋則はキックボールへの強さが買われた。相手ハードランナーへのディフェンス力にも期待がかかる。
ベンチスタートとなるSH北村瞬太郎は後半のチャンスに走り切れるスピードがある。大戸裕矢、チャールズ・ピウタウらフォワード、バックスのベテランたちは、試合を締めくくる存在になってくれるだろう。
LOマリー・ダグラスはこの試合でチーム50キャップに到達する。36歳とチーム最年長。骨太のプレーは信頼が厚い。節目の試合を白星で飾ろうと、チームメートはいつも以上にファイトするだろう。
対するダイナボアーズは前節の東芝ブレイブルーパス戦に22-47と敗れるも、手応えを得る試合内容でもあった。
風の影響を受ける中での一戦で風下に立った前半は10-28とリードされるも、よくボールを動かして攻めた。相手ゴール前では高いモールの決定力で攻め切る力も見せた。
風上に立った後半はうまくエリアも取って2トライを奪取。一時は22-28まで迫った時間帯もあった。
最後の20分はミスや反則から崩れて失点したものの、グレン・ディレーニーヘッドコーチは「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」と話した。
今季加入のSO三宅駿が「プラン通りに攻めることが多かった試合」と振り返ったように、コミュニケーションが密になってきた。
ブルーレヴズ戦ではチームに合流して日は浅いものの、元オールブラックスの試合巧者、ブラッド・ウェバーが9番に入る。HB団によるチームのドライブは、より的確なものになりそうだ。
今回は力強い相手パックへの対策もあるのだろう。ベンチの8人中6人をフォワードにした。パワフルに戦う意志が伝わってくる。ハードにプレーするLOジャクソン・ヘモポも勝負の時間帯に投入されるだろう。お互いフィジカリティを前面に出した戦いが最後の最後まで展開されることになりそうだ。
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第5節-3 静岡ブルーレヴズ vs. 三菱重工相模原ダイナボアーズ
放送日時:2026年1月17日(土)午後 5:30 ~ J SPORTS 1
今季ここまでのラインブレイク数でリーグトップ(9回)のWTBマット・ヴァエガなどがいるアウトサイドにボールを渡した時の前へ出る力はチームの持ち味。前戦が今季初出場だった11番のジョアぺ・ナコも積極的にボールタッチを増やしていい仕事をした。
FBに入った小泉怜史の広い視野は頼りになり、元南アフリカ代表のCTBルカニョ・アムもそろそろ本領を発揮する頃だろう。
ボールキャリーの数とクオリティを追求するFL吉田杏の連続性のある動きも見てほしい。
きつい仕事から逃げない選手が多くいるチーム同士の激突には、ラグビーの醍醐味が詰まっている。
文: 田村 一博
田村一博
前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。
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