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ラグビー コラム 2026年1月15日

開幕4戦で5位と好調「浦安D-Rocks」。2連覇王者「東芝ブレイブルーパス東京」に挑む!ジャパンラグビーリーグワン2025-2026 D1第5節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ジャパンラグビーリーグワン2025-2026のディビジョン1。全18節のレギュラーシーズンは4試合を消化。トップ6は早くも常連の顔ぶれとなってきた。

1位 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(4勝/勝点19)
2位 埼玉ワイルドナイツ (4勝/勝点19)
3位 コベルコ神戸スティーラーズ(3勝1敗/勝点15)
4位 東芝ブレイブルーパス東京(3勝1敗/勝点14)
5位 浦安D-Rocks(3勝1敗/勝点12)
6位 東京サンゴリアス(2勝2敗/勝点11)

ほとんどが昨季トップ6のチームだが、1カ所だけ違うところがある。ファンには簡単すぎる間違い探しに違いない。昨季静岡ブルーレヴズがいた5位に「浦安D-Rocks」が入っているのだ。

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D-Rocksの新指揮官は、マンスター(アイルランド)をURC優勝に導いた元イングランド代表PRのグラハム・ラウンツリー。

新体制となった今季は、三菱重工相模原ダイナボアーズとの開幕節に逆転勝利し白星スタート(27-24)。第2節は埼玉ワイルドナイツには19-37で競り負けたが、第3節で静岡BRに初勝利(34-21)。

そして先週の第4節で横浜キヤノンイーグルスからも初勝利(28- 22)を挙げ、早くも昨季の勝利数「3」に並んだ。昨季は第7節の三重ホンダヒート戦まで開幕6連敗だったことを考えれば、劇的な変化だ。

特筆すべきは接戦を勝ち切っていること。

大きな理由の一つはフィットネスの向上だろう。終盤の2連続トライで初勝利した静岡BR戦後、指揮官は「試合の終盤で上回った大きな要因としてはフィットネス」と断言した。

フィットネスは守備時の素早いセットにも関わる。6点差だった先週の横浜E戦の終盤は、反則を重ねて自陣ゴール前で相手攻撃を浴び続ける展開となった。つまり、けっして会心の出来ではなかった。それでもゴール前の粘り強いディフェンスで6点差を守り切った。

2022年に新チームとして誕生したD-Rocksはディビジョン2からスタートした。ここで多少プレー精度が低くても個々人の能力で大勝する経験を重ねてしまった。チーム創設以来、D-Rocksは1試合トータルのパフォーマンスに波を生む、このD2時代の経験と格闘し続けてきた印象がある。

しかし今季はいよいよ“一貫性”のあるチームに変貌しつつあるようだ。D-Rocksはこのままトップ6圏内に留まることができるのか? その問いに示唆を与えそうな試金石の試合が今週末にある。

3勝1敗の4位で、リーグ2連覇中の王者・東芝ブレイブルーパス東京との一戦。舞台は1月17日(土)の東京・秩父宮ラグビー場だ。

ブレイブルーパスは開幕節の衝撃敗戦(0-46)から復調した。

第2節以降は静岡BR(26-22)、横浜E(41-19)、相模原DB(27-22)と3連勝。NO8リーチマイケル主将を欠きながら流石の実力を証明している。

特に先週の相模原DB戦はイエローを3枚受ける規律難で苦しんだ。しかし後半一時6点差から3連続トライ。トッド・ブラックアダーHCはカムバックした選手を讃えた。

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「今日は良い形で試合に入ることができたのですが、規律の部分で自分たちにプレッシャーを掛けてしまいました。イエローカードを3枚出されたこともあり、流れに乗り切れませんでした。その中でも選手たちは立ち返る力を見せてくれました」

「相手に流れを渡してもおかしくなかったのですが、松永拓朗らリーダー陣がよくまとめてくれて、最終的にボーナスポイントを取って勝利することができました」(ブレイブルーパス、ブラックアダーHC)

 

今季はV2メンバーのHO原田衛(現・モアナ・パシフィカ)が抜けた。しかしHO酒木凜平がその穴を見事に埋めている。

HO酒木は大東文化大学の元主将。同じく大東大の先輩であるFL佐々木剛と同様、大学時代はスポットライトを浴びる存在ではなかった。そんな酒木が大学先輩の佐々木に続き、王者の主力となって奮闘している。

ブラックアダーHCは「彼(HO酒木)がこのレベルでプレーできることを証明してくれて嬉しいです。今日も彼が自信を持っているランで良いトライを取ってくれましたし、ラインアウトのスローも良かったので高く評価しています」と信頼を寄せた。

ただチームは反則数が目下の課題。第4節終了時点の反則69回はディビジョン1で断トツのワースト。チームスピリット「猛勇狼士」が表すとおり、激しいプレーが信条のブレイブルーパスはその反面、ディシプリン(規律)がたびたび課題となる。

 

一方、チャレンジャーとして挑めるD-Rocksは前節の後半多かったペナルティを減らしたい。セットプレーと敵陣アタックは精度が上がっており、敵陣で多くの時間を過ごせばスコアが期待できる。

果たしてD-Rocksの“王者撃破”はあるか。それとも経験で勝るブレイブルーパスが上回るのか。決して見逃せない試合は土曜日の14時5分にキックオフを迎える。

文: 多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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