人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2025年10月25日

明治大学、対抗戦の折り返しで立教大学と対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
  • Line

ラインブレークとランでチームを引っ張る平翔太主将

10月11日(土)に行われた日本体育大学戦に勝利し、2連勝中の明治大学。勝負の11月に向け、関東大学対抗戦の折り返しとなる立教大学戦に臨む。

前節は降雨の中で行われ、明大は要所でのハンドリングエラーに苦しんだ。43-12で勝利を収めたものの、昨年度の同大との対戦では101得点完封と大勝しただけに課題も多く残した。

左WTB(ウイング)で出場した白井瑛人(商2=桐蔭学園)はミスの要因として「タイミング的なところが今までよりうまくいかなかった。そこをしっかり調整するというふうになったが、ゲームになると疲れた中でそれが意識できていなかった」と振り返る。

今試合も雨天での開催が予想されるため、丁寧なアタックで着実に得点を重ねたいところだ。

ラグビー 関東大学対抗戦2025

また、規律面にも課題をまだ残している。前半に先制点を挙げたものの、その直後に自陣でペナルティを重ね、シンビンで数的不利に。そのままトライを献上するなど、ディフェンスブレークダウンでの反則に苦しむシーンが今年度は多い。

「前半の入りなどでペナルティを重ねて、どんどん自分たちが苦しい状況に陥っていた。ディシプリンのところを練習から徹底していきたい」(右CTB/センター平翔太主将・商4=東福岡)。

強豪との対戦が続く11月に向け、ペナルティ数を減らしていくことが必要になる。

大学ラグビー

明大のスタメンは前節から4人入れ替え。佐々木大斗(政経1=常翔学園)に代わり山口匠(政経3=流経大柏)、前節NO8(ナンバーエイト)で出場した藤井達哉(政経3=東福岡)に代わり、最上太尊(営4=仙台育英)が青山学院大学戦以来の出場となる。

そして、BK(バックス)はポジション変更が大幅に行われた。今年度はSO(スタンドオフ)でのスタメン出場が多い伊藤龍之介(商3=国学院栃木)が左CTBに入り、平主将が右CTBに回る。右CTBでの出場を今年度続けている東海隼(情コミ4=光泉カトリック)が左WTBで先発する。

ケガから復帰した副将・楠田知己

リザーブには、対抗戦デビューとなる楠田知己(政経4=東海大仰星)が名を連ねた。関東大学春季交流大会、早稲田大学戦でのケガの影響でここまで出場がなかったが、ついに対抗戦の舞台に立つ。身体を張った献身的なプレーに期待したい。

今試合の注目は、主将、副将のそろい踏みだ。主将の平、副将の楠田、利川桐生(政経4=大阪桐蔭)がそろってメンバー入りするのは今試合が初となる。

明大は秋シーズン通してさらなる完成度向上に向け、幹部陣の活躍に期待がかかる。

対する立教大は対抗戦3試合を戦い、現在3連敗中。前節は慶應義塾大学に大敗するも、初戦の帝京大学戦では3トライを挙げるなど善戦を見せている。

注目は14番の村上有志だ。昨年度の対抗戦では明大相手に狭いスペースから好走を見せトライを挙げるなど、ルーキーながら対抗戦全試合出場を果たした。決定力のあるランナーを前にスペースをつくらないように注意したい。

「導入の部分が悪い試合が続いているので、そのイメージを払拭して、初めから接点で圧倒したい」(HO/フッカー西野帆平・文4=東福岡)。幹部陣の登場、新生BKラインの躍動が、明大に勢いをもたらすか。

文:晴山赳生/写真:晴山赳生、保坂啓太郎(明大スポーツ新聞部)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ