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ラグビー コラム 2025年10月24日

4連勝を目指す東洋大学、昨季敗れた立正大学と対戦。ラグビー関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 東洋大学スポーツ新聞編集部
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モールを押す東洋大学FW陣

関東大学リーグ戦もいよいよ後半戦に突入する。開幕3連勝を飾り、東海大学と首位に並ぶ東洋大学だが、決して楽な試合ばかりだったわけではない。

直近2試合では相手の猛攻に苦しめられながらも、地力で勝ち切ってきた。創部初のリーグ戦優勝へ、勢いを加速させたい東洋大は10月25日(土)、ホームタウンにある『川越運動公園陸上競技場』を舞台に立正大学との一戦に挑む。

ラグビー 関東大学リーグ戦2025

前節、東洋大は『熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Bグラウンド』で法政大学と対戦した。前半は立ち上がりからボールを操り、WTB(ウイング)中山二千翔(2年)が相手を寄せつけないスピードで独走。ノーホイッスルトライを決めてチームに流れを作る。

一度は法大にトライラインを突破されたが、その後は東洋大が4連続トライを奪取し、5トライ差をつけて試合を折り返した。

後半も先制したのは東洋大。再開から5分、敵陣でラックを作ると、SH(スクラムハーフ)生田旭(2年)がパスフェイントで前進して6トライ差に広げる。このままトライを量産して法大を圧倒するかと思われたが、法大の反撃が始まった。

試合後、円になる選手・スタッフ陣

自陣でのプレーが続くと、なかなかボールを奪取することができず19分、36分に被トライ。好機をつかむことができず自陣で苦しむ時間が続いたが、徹底して練習を積んできたディフェンスで白星。勝ち点6を獲得しながらも、内容には課題が残る試合となった。

大学ラグビー

今節は立正大との一戦。メンバーは1番にPR(プロップ)植松進之輔(3年)が公式戦初出場・初先発入り。6番にはFL(フランカー)山岡快翔(3年)が2試合ぶりに先発に入った。BK(バックス)の先発は前節と同じ顔ぶれがそろい、リザーブには新たに山口英之介、五十嵐舜悟(ともに2年)が登録された。

PRは現在、春シーズンから1番を背負ってきた山下源也(2年)が戦列を離れている中、これまで出場機会が限られていた選手にとっては、自らをアピールする絶好のチャンス。チームの底上げを図るうえでも、彼らの奮闘が試合を左右する。

したがって、今節はFW(フォワード)陣に注目したい。リーグ序盤では「リザーブが入った時、スクラムで押せなくなることが何度かあったことが課題」だったとHO(フッカー)小泉柊人(4年)が語るように、後半でもどれだけ相手に圧をかけ続けられるかが勝負の分かれ目となる。

FW陣が終盤まで安定したプレーが続けば、BK陣も攻撃のリズムを作りやすくなり、試合全体の流れを掌握できる。FW陣の奮闘が勝利への大きなカギとなるだろう。

対する立正大は開幕から3連敗と厳しい船出ではあるが、東洋大にとっては昨年度黒星を喫している相手であり、決して油断はできない。注目は昨年度リーグ戦でトライ数3位のヴィリケサ・リモリモ(3年)ら留学生。彼らを筆頭に破壊力のあるアタックを仕掛けてくると予想する。

リーグ戦折り返しとなる今節。荒波にのまれながらも、確実に歩を進めてきた東洋大の航海。終着点に掲げる『リーグ戦優勝』という旗を、力強く風にたなびかせたい。

文/写真:北川未藍(東洋大学スポーツ新聞編集部)

東洋大学スポーツ新聞編集部

2001年(平成13年)創刊。東洋大学における唯一の学生新聞部。
体育会所属の部活動を対象に、取材を行い、紙面・Webサイトを通じて情報を発信。一人ひとりの挑戦やチームの歩みに光を当て、大学スポーツの魅力を発信することを目指して活動している。

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スポトウ|東洋大学スポーツ新聞編集部
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