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ラグビー コラム 2025年10月15日

【ハイライト動画あり】東洋大学、後半に法政大学の猛攻を受けるも開幕3連勝。ラグビー関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 東洋大学スポーツ新聞編集部
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ノーホイッスルトライを決める中山

後半、鉄紺が苦しみながらも堅い守備で勝利を飾った。10月12日(日)、『熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Bグラウンド』で行われた関東大学リーグ戦第3節の東洋大学vs.法政大学の一戦。

序盤からゲームを支配した東洋大が前半で5トライ差に突き放すも、後半は一転、法大のテンポ感のある攻撃に翻弄される。

その中でも、東洋大は重点的に対策してきたというディフェンスで耐え抜き、被トライを2に抑え、最終スコアは45-21。攻守に渡る強さを示し、ダブルスコアで法大を下した。

ラグビー 関東大学リーグ戦2025

試合は開始早々に動いた。1分、WTB(ウィング)中山二千翔(2年)がラインブレイクから独走し、ノーホイッスルトライを決める。幸先よく先制したが、再開後にノックフォワードによるペナルティで自陣へ攻められると、ディフェンスに隙が生まれトライを献上。試合は振り出しに戻った。

その後は東洋大がゲームを支配した。15分、法大のこぼれ球をWTB浅尾至音(3年)がすかさず奪取して独走トライ。

モールを押すFW陣

このプレーを皮切りに、東洋大の攻撃が鋭さを増していく。19分から46分にかけてHO(フッカー)小泉柊人(4年)が3度、SH(スクラムハーフ)生田旭(2年)が1度、東洋大の強みであるモールを起点にトライまでつなげた。一挙、5連続トライを挙げてスコアは38-7。リードを広げて前半が終了した。

ラグビー 関東大学リーグ戦2025

【ハイライト動画】法政大学 vs. 東洋大学

後半も先にトライラインを割ったのは東洋大だ。後半開始から5分、モールからパスを回し、梅木颯斗(2年)がディフェンスをかわしながらゲイン。タックルを受けてラックを作ると、生田がパスと見せかけて前進。6トライ差にリードを広げる。

試合は完全に東洋大の支配下と思われた。だが、ここから法大のスピード感のあるプレーが展開され苦戦する。

再開後から自陣でのプレー時間が増えるとなかなかボールを奪えない。自陣深くでの相手ボールのラインアウトではペナルティを誘い、ピンチを脱出するが、なおも自陣での戦いを強いられる。

堅いディフェンスで守り続けるも19分、スクラムから展開されたハイスピードな攻撃に対応しきれず被トライ。さらに36分には巧みなキックを絡めた攻撃で突破される。

しかし、最後まで規律あるディフェンスが光り、相手のトライ数を2に抑えて最終スコアは45-21。苦しみながらも、開幕から無傷の3連勝を飾った。

大学ラグビー

次節は開幕3連敗中の立正大学との対戦。昨年度は東洋大が4連勝と勢いに乗っていた中、わずか8点差で黒星を喫した相手だ。

東洋大は開幕3連勝で東海大学と同じ勝ち点で首位に並ぶものの、修正すべき課題は浮き彫りとなった。終盤に上位校との対戦が控える中、次節ではなんとしても上昇気流を加速させるきっかけを作りたい。

脚力を武器に東洋大のトライゲッターとして奮闘する中山は、「後半は自陣でのプレーが多かったことが課題。個人としてはハットトリック以上を狙えるように」と力を込めた。

さらに、FL(フランカー)ステファン・ヴァハフォラウ主将(4年)は「自分たちのコミュニケーションのミスで後半、相手ボールの時間が増えてしまった。ペナルティを減らすことが次節までの修正点」とチーム課題を挙げ、改善を目指す。

個々の能力とチームの結束力を存分に発揮することはできるか。次節は25日(土)、東洋大のホームタウンにある『川越運動公園陸上競技場』でキックオフする。

文/写真:北川未藍(東洋大学スポーツ新聞編集部)

東洋大学スポーツ新聞編集部

2001年(平成13年)創刊。東洋大学における唯一の学生新聞部。
体育会所属の部活動を対象に、取材を行い、紙面・Webサイトを通じて情報を発信。一人ひとりの挑戦やチームの歩みに光を当て、大学スポーツの魅力を発信することを目指して活動している。

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スポトウ|東洋大学スポーツ新聞編集部
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