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ラグビー コラム 2025年10月10日

明治大学、日本体育大学を制し対抗戦2連勝なるか。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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対抗戦全試合で13番を背負う東海隼

9月27日(土)に行われた青山学院大学戦で快勝し、関東大学対抗戦で初勝利を挙げた明治大学。2連勝を目指し10月11日(土)、神奈川県・大和スポーツセンター競技場にて日本体育大学を迎え撃つ。

ラグビー 関東大学対抗戦2025

前節は青学大に先制トライを奪われるも、徐々に流れを掌握。FW(フォワード)、BK(バックス)が一体になった攻撃を展開し、13トライ91得点で大勝した。

結果的には圧勝だったものの、前半の入りに苦戦。特に自陣でのディフェンスでは連続してラインオフサイドを取られ、シンビンで数的不利に陥るなど、規律面に課題を残した。

「焦った時に立て直せる人間がいないのが今の弱み。そういった時間帯にしっかり落ち着いてプレーできるように対応していかないといけない」(右FL/フランカー利川桐生・政経4=大阪桐蔭)。

早稲田大学や帝京大学などの強豪相手には、1度のペナルティが命取りになる。正念場の11月までに反則数を減らし、ディフェンスの完成度を高められるかが重要になってくるだろう。

初戦の筑波大学戦で大きな課題となったラインアウトは、10本中9本成功とクオリティを取り戻しつつある。セットプレーで圧倒する重戦車の姿にも期待がかかる。

今節のスタメンは青学大戦からメンバーを5人変更。対抗戦2試合で右PR(プロップ)で先発していた山口匠(政経3=流経大柏)に代わり、ルーキー・佐々木大斗(政経1=常翔学園)が初紫紺・公式戦デビュー。

前節左FLで出場した亀井秋穂(政経3=長崎北陽台)がLO(ロック)に回り、大川虎拓郎(法3=東福岡)が6番で出場。筑波大戦で負傷交代していた藤井達哉(政経3=東福岡)がNO8(ナンバーエイト)で復帰を果たす。

SOで出場する萩井耀司

BKではSO(スタンドオフ)に、萩井耀司(商2=桐蔭学園)が伊藤龍之介(商3=国学院栃木)に代わり出場。そして、FB(フルバック)には、15人制日本代表にも選出された竹之下仁吾(政経3=報徳学園)が登録され、関東大学春季交流大会の東海大学戦以来の紫紺となる。

リザーブには、出場すれば紫紺デビューとなる中村つぐ希(営2=目黒学院)が登録。また、柴田竜成(営4=秋田工)は夏合宿以来のAチームでの出場となる。

FWの注目は初紫紺・初スタメンとなる佐々木だ。10月5日(日)に行われた関東大学ジュニア選手権の帝京大学戦では、リザーブながらスクラムやフィールドプレーで存在感を遺憾なく発揮。見事に紫紺のジャージーをつかみ取った。

ジュニア戦の試合後インタビューでは、「しっかり試合に出続けられる選手になりたい」と力強く語ってくれた。憧れの舞台で強みをどれだけ発揮できるか期待が高まる。

BKは萩井の躍動に注目したい。前節は途中出場だったが、持ち味のパスワークで明大のアタックをコントロール。視野の広さを武器に、周りをうまく生かすことのできるプレーヤーだ。堅実なゲームメイクでチームを勝利に導けるか。

大学ラグビー

対する日体大は、初戦で早大、2戦目で帝京大と対戦するも連敗。上位進出へ、これ以上の連敗は避けたいところだ。

注目は右FLの岡部義大だ。前節の帝京大戦では、力強いキャリーでチーム唯一のトライを挙げると、ゴール前のスチールや要所での好タックルなど高い運動量を発揮。MIP(モスト・インプレッシブ・プレーヤー)に選出される活躍を見せた。岡部の攻守のハードワークには注意したい。

「(青学大戦での勝利は)日本一になるためのプロセスの1つでしかないと思うので、ここから1試合1試合ひたむきに戦っていきたい」(左CTB/センター平翔太主将・商4=東福岡)。日体大を圧倒し、さらなる勢いをつけられるか。

文/写真:晴山赳生(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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