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ラグビー コラム 2025年6月25日

【ハイライト動画あり】明治大学 大東文化大学に快勝で春季大会を締めくくる。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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2トライを決めた藤井

関東大学春季交流大会の最終戦、明治大学は大東文化大学と対戦。春季大会の集大成を見せ、60-14で快勝を収め、春季大会は帝京大学に次ぎ準優勝となった。

前半18分、敵陣22mラインで大東大のセットプレーのミスからボールを奪い、左へ展開していく。最後はFB(フルバック)阿部煌生(政経2=流経大柏)がトライを決めた。

「若いメンバーが集まっている中で、派手なプレーするというよりは、基礎を徹底してチームの雰囲気を上げながらやっていこうと臨んだ」(阿部)。

32分、再び敵陣22mラインのマイボールラインアウトを成功させると、走り込んだHO(フッカー)高比良恭介(政経2=東福岡)へボールを回す。

そして、NO8(ナンバーエイト)藤井達哉(政経3=東福岡)が、斜めに走り抜けトライを決めるサインプレーを見せた。「帝京に負けてしまって取り返す気持ちで、強い気持ちを持って挑んだ」(藤井)。

34分には、ハーフウェーライン過ぎから前進し、右へ展開。右WTB(ウイング)白井瑛人(商2=桐蔭学園)が内へステップで切り込み、右CTB(センター)大和哲将(政経2=佐賀工)が前へボールキャリーする。

ボールキャリーをする田代

さらに、右FL(フランカー)瓜生丈仁(法1=小倉)、左PR(プロップ)田代大介(営3=大分舞鶴)とつながり、最後は藤井が今試合2本目のトライを決めた。

大東大のシンビンもあり、トライを量産した明大。風の影響でコンバージョンキックは成功しなかったものの、20-0で試合を折り返した。

後半開始1分、細かいパス回しで左右へ揺さぶりながらオフェンスラインを進める。

BK(バックス)陣が縦に突破すると、ラックから高比良、左LO(ロック)菊池優希(政経4=山形中央)にボールがつながり、そのままゴールポスト中央へトライを決めた。

続けて5分、スクラムでペナルティを獲得しキックで大きく陣地を広げると、ラインアウトから右に展開しながら、力強いタックルでゴールラインへ迫る。パスを受けた菊池がディフェンスを突破し、左FL中川功己(営3=流経大柏)がトライを決め、34-0と点差を広げる。

完封勝利なるかと思われたが、16分、21分に立て続けにトライを奪われ、スコアは34-14となった。「自分たちのペースに持っていきたいところで、相手のフレッシュなメンバーにやられていたので、しっかり取り切るところを取り切りたいと思う」(右PR佐藤蓮・文2=常翔学園)。

しかし、28分には蓬田雄(政経4=流経大柏)がキレのあるステップで大東大のディフェンスを抜け、グラウンディング。さらに、34分にゴールライン手前からのマイボールラインアウトからモールを形成し、左へ展開して山口匠(政経3=流経大柏)が、インゴールへボールをねじ込んだ。

ロスタイムには、敵陣ゴールライン手前のマイボールラインアウトからモールで押し込み、木谷光(商3=報徳学園)がトライを決め、最終スコア60-14で勝利を収めた。

春季大会を有終の美で終えた明大。チームや選手個人として修正や成長、挑戦を繰り返し、実りのあるシーズンになったに違いない。

「この夏にきついことを乗り越えれば、絶対に優勝が見えてくると思うので、またチームで修正してがんばっていきたい」(SH/スクラムハーフ柴田竜成・営4=秋田工)。

得た課題をもとにどこまで完成度を高められるか。『完遂』に向けた明大の歩みは止まらない。

文:岩本文乃/写真:保坂啓太郎、佐藤比呂(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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