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大学5連覇を狙う真紅のジャージー「帝京大学」。
2018年度以来の日本一をめざす紫紺のジャージー「明治大学」。
2025年の関東大学春季大会で、3戦全勝の両校がいよいよ激突する。6月15日(日)、遠州灘海浜公園球技場(静岡県浜松市)が決戦の舞台だ。
ただ東洋大戦について、帝京大の相馬朋和監督は「安易なヒューマンエラーが多く出たゲームでした」というコメントを発表。反省の多い一戦だったと振り返った。
「学生たちの中に『自分がなんとかしなければ』という気持ちが強く出てしまったことで、本来やるべき手順を怠り、それによって相手のプレッシャーをより大きくしてしまったのだと思います」
「これまでの2戦(大東大戦、東海大戦)は、そのようなことが起こっても相手を凌駕してしまうシーンも多かったのですが、今日は正しくプレーしなければいけない局面が多かったと思います」
「明治大学さん、早稲田大学さんとの戦いに向け、いいチャレンジができるように、学生たちがさらに成長していってくれたらと思っています」(帝京大・相馬監督)
帝京大の新主将・CTB大町佳生も「プレッシャーを受けた時に自分たちのプレーの質が落ちてしまい、まだまだ完成には程遠いと気付かせてもらいました」とコメント。明大戦、早大戦へ向けて気を引き締めた。
王者・帝京大にとっても現在地を測る重要な一戦。
その先発メンバーは東洋大戦から4名が替わり、ルーキーPR有賀啓悟(尾道高)、そして先発復帰の3年生PR森山飛翔、フランカーには4年生の榎宮良明。バックス唯一の変更は2年生CTB佐藤楓斗だ。
CTB大町主将は控えとなり、ゲームキャプテンはFL河村ノエル(4年)が務める。ハーフ団は引き続きSH武智成翔、SO本橋尭也だ。フルバックは今大会で主力として起用されているルーキー吉田琉生だ。
一方の明大も東洋大戦(67-7)、東海大戦(47-0)、そして先週の早大戦(45-12)で3連勝。今週末の帝京大戦、大東大戦と全勝で突き進みたいところだ。
先週の「早明戦」は33点差でライバルに快勝した。
セットプレー、ディフェンス、肉弾戦というラグビーの基本部分で力を発揮し、チームの総合力の高さを示した。リザーブ陣の圧力は明確な差が感じられ、今季の明大への期待が高まる結果となった。
帝京大が結果として大差が続いている一方、明大は一週間前に「早明戦」という重圧下でのゲームを経験したことは大きいだろう。
帝京大のプライドはコリジョン(衝突)とセットプレー。先週の明大は、早大にスクラムと肉弾戦でプレッシャーをかけ続けた。ここで今週末も大きな圧力を加えられれば、王者の“幹”の部分を揺さぶることができる。リザーブを含めた80分トータルの一貫性が重要だろう。
注目の帝京大戦の先発変更は2名のみだ。
亀井秋穂がフランカーにまわり、空いたロックに小椋健介が入った。バックスでは、後半出場した早明戦で絶妙な判断を続けた伊藤龍之介が先発に繰り上がった。
早明戦で自信を深めたメンバーは重厚だ。トライもあった平翔太主将、タックルも激しい東海隼のセンターコンビは強烈。
早明戦で多大なインパクトを与えたリザーブでは、やはり高比良恭介、田代大介、佐藤蓮のフロントローに注目したい。
キックオフからノーサイドまで見逃せないビッグゲームだ。大学最高峰のバトルは、日曜日の午後1時に火蓋が切られる。
文: 多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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