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ラグビー ニュース 2025年5月31日

明治大学、春季大会2戦目はリーグ戦3位の東海大学と激突。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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FBで出場する竹之下。昨年度の全国大学選手権では随所で好プレーを見せた

6月に差し掛かり、春シーズンも中盤戦を迎えた。『完遂』を掲げている明治大学は、関東大学春季交流大会(春季大会)2戦目で昨年度のリーグ戦3位の強豪・東海大学と対戦する。

昨年度、東海大とは2度対戦。春季大会では40-38で点の取り合いを制すと、全国大学選手権では、8トライの猛攻で勝利を手にしている。

明大は定期戦や招待試合を含め、春シーズンはここまで2勝1敗。東海大戦以降は早稲田大学や帝京大学との大一番も控えているため、今試合で快勝し、勢いに乗りたいところだ。

Aチームの直近の試合は、5月25日に行われた京都産業大学との招待試合。前半は相手の攻撃を寄せ付けず、14-0で試合を折り返したが、後半は徐々に点差を縮められ21-22で悔しい逆転負けを喫した。

敗因についてLO(ロック)で80分間出場した亀井秋穂(政経3=長崎北陽台)は「ペナルティの多さ」を挙げた。「ゴール前で何度もペナルティを取られてしまったので、数を少なくしていきたい」(亀井)。試合の流れをスムーズにつかむためには、規律面の徹底がポイントとなるだろう。

今試合では平翔太主将(商4=東福岡)や白井瑛人(商2=桐蔭学園)などがメンバーから外れるなど、京産大戦からメンバーを7人入れ替えている。

HOで出場する高比良。東福岡高時代は主将を務めた

中でもFW(フォワード)の注目選手は、春シーズン4試合全てでスタメン出場を果たしているHO(フッカー)の高比良恭介(政経2=東福岡)だ。明大入学後NO8(ナンバーエイト)からHOにコンバートされると、練習試合などで経験を積みセットプレーを強化。

バックロー出身らしい機動力のあるボールキャリーも武器に、チャンスをつかみ続けている。今試合でも強みを発揮し、2年目のスタメン奪取に近づくことができるか。

また、BK(バックス)では竹之下仁吾(政経3=報徳学園)がFB(フルバック)で出場。4月のU-23日本代表に選ばれると、5月にはJAPAN XVにも選出。

5月20日に行われたNZU(ニュージーランド学生代表)戦では、バイスキャプテンとして2トライの活躍を見せるなど、将来を嘱望されている選手の1人だ。持ち味のランスキルを生かし、明大に勢いをもたらしてくれるだろう。

リザーブには昨年度の正HO西野帆平(文4=東福岡)が今季初登場。さらに男子セブンズ日本代表に選ばれた大和哲将(政経2=佐賀工)や、15人制初紫紺となるルーキーの瓜生丈仁(法1=小倉)と永沢拓夢(営1=国学院栃木)などフレッシュな選手も名を連ねている。

一方の東海大は、5月25日の帝京大戦で0-111の大敗を喫している。大量失点を防ぐためにも、激しいコンタクト戦を仕掛けてくるのは間違いない。

注目選手は、1年時から東海大を支えてきたFBのコンラッド・セブンスターだ。196センチの長身を生かしたダイナミックなプレーはもちろん、ロングキックも大きな武器。キッキングゲームでの陣地の取り合いも重要となる。

また、6番で出場するトゥポウ・ランギは大学15人制デビュー戦となる。2024年度高校日本代表に選ばれた逸材のフィジカルにも要注意だ。

「しっかり準備して圧勝できるようにがんばりたい」(NO8藤井達哉・政経3=東福岡)。進化を続ける明大ラグビー部の活躍に期待がかかる。

文:晴山赳生/写真:久保田諒、保坂啓太郎(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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