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POMに選ばれたCTB立川理道(スピアーズ)
「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」のディビジョン1は、残り4節となり、4月11日(金)~13日(日)には第15節が行われた。
13日(日)、前節にプレーオフ進出を決めた3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、プレーオフ圏内の6位につける東京サントリーサンゴリアスを、大阪・東大阪市花園ラグビー場に迎えた。
ホストのスピアーズは前節、リコーブラックラムズ東京に42-14で勝利して4連勝。総勝ち点を53として、優勝した一昨シーズン以来のプレーオフ進出を決めた。
フラン・ルディケHC(ヘッドコーチ)は、前節のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた日本代表PR(プロップ)オペティ・ヘル、南アフリカ代表HO(フッカー)マルコム・マークス、日本代表SH(スクラムハーフ)藤原忍、元ワラビーズのSO(スタンドオフ)バーナード・フォーリーのハーフ団など、先発メンバーを変更しなかった。
だが、試合直前にLO(ロック)ルアン・ボタが負傷し、メンバー外だったデーヴィッド・ヴァンジーランドが急遽4番に入った。
一方、リーグワンとなってから、3シーズン連続してプレーオフに進出しているサンゴリアス。今季は開幕から苦戦を強いられることが多かったが、第13節で静岡ブルーレヴズに22-17、前節は三重ホンダヒートに60-31と連勝して、総勝ち点31とし、6位まで順位を上げてきた。
小野晃征HCは、FW(フォワード)3名、BK(バックス)1名の先発を変更。両FL(フランカー)を入れ替え、日本代表の下川甲嗣がベンチから先発に上がり、元ニュージーランド代表サム・ケインが11節以来となる7番に入り、NO8(ナンバーエイト)には前節6番でプレーした箸本龍雅が務めた。BKはFB(フルバック)松島幸太朗がベンチに下がり、大阪出身の河瀬諒介が先発した。
両チームは1月12日の第4節に対戦し26-26で引き分けた。強豪チーム同士の今シーズン2度目の対戦は雨が降る中、6401人の観客が見守る中、午後2:30にキックオフされた。
ジャパンラグビー リーグワン2024-25
【ハイライト動画】第15節 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ vs. 東京サンゴリアス
序盤、サンゴリアスにオフサイドの反則が重なり、前半4分、10分とスピアーズのSOフォーリーがPG(ペナルティゴール)を決め、6点をリードした。その後、攻め合うが、雨でハンドリングミスもあり、ともに得点を挙げることができなかった。
雨中の戦いを制したクボタスピアーズ船橋・東京ベイ
スコアボードが動いたのは30分。FWのセットプレーが武器のスピアーズは、相手陣5mラインアウトからモールを形成し、PRヘルが押し込んだボールを、最後はFW経験もあるWTB(ウィング)ハラトア・ヴァイレアがねじ込んで右中間にトライを挙げて11-0。
さらに37分、スピアーズは相手陣5m付近のラインアウトを起点に、CTB(センター)立川理道が力強いランでゲインし、SH藤原、HOマークスとつないでトライを挙げ、18-0とリードして前半を折り返した。
後半、リードされているサンゴリアスはWTB松島を投入し、ボールを継続してアタックをしかけるが、ゴールラインを超えることができなかった。
11分、守り切ったスピアーズにチャンスが到来。相手の反則からタップで攻め込み、FWにこだわり続けて、最後は途中出場のFLトゥパ・フィナウが右中間に押さえて23-0とリードを広げた。
23分、サンゴリアスもようやく反撃に転じる。前半途中から入ったSH福田健太が、相手の反則からクイックで仕掛けて、左に順目にフェーズを重ねて、最後はNO8シオネ・ラベマイが左隅にトライ。
さらに33分、サンゴリアスはゴール前スクラムを押し込んで、途中出場のHO宮崎達也がトライを挙げて23-10と追い上げた。しかし38分、ホストのスピアーズもモールを押し込み、途中出場のHO江良颯がトライを挙げ、30-10としてノーサイドを迎えた。
3トライ差のボーナスポイントこそ得られなかったが、スピアーズは雨の中で、FWと、ディフェンスで持ち味をしっかり出して5連勝を達成し、順位を2位に上げた。POMはCTB立川が選出された。
ルディケHCは「勝ててうれしい。選手たちのゲームコントロールが素晴らしかった。セットプレーでプレッシャーをかけて、キックの精度を上げ、それがチャンスを生み出した」と笑顔を見せた。
キャプテンのNO8ファウルア・マキシは「今週、絶対タフなゲームになるとわかっていたが、それでも自分たちがこだわっているところを1週間準備してきた。それを今日の試合にしっかり出して、結果につながった」と胸を張った。
今季7敗目を喫し、勝ち点を得られなかったサンゴリアスのキャプテンのHO堀越康介は「ディフェンスが問題。点は取れるが、それよりも点を取られたり、追い上げられたりという試合が多い。いかに自分たちのシステムを粘り強くやり続けるか、規律を守れるかが順位に影響している要因だと思う」と振り返った。
スピアーズは『Bye Week』を挟んで、次節はホストゲーム最終戦となり、4月26日(土)に23連勝中の東京都・スピアーズえどりくフィールドに11位の三重ホンダヒートを迎える。
敗れたものの、プレーオフ圏内の6位にとどまったサンゴリアスは次節、27日(日)に東大阪市花園ラグビー場で、10位のトヨタヴェルブリッツと対戦する。
文:斉藤健仁/Photo by Yuuri Tanimoto
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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