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昨季のファイナルの再戦が早くも実現する。2024年5月26日、国立競技場での激闘は記憶に新しい。2025年2月9日(日)、昨季の王者・東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が、熊谷ラグビー場(埼玉県熊谷市)に乗り込み、6戦全勝で首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)に挑む。
リーグワン・ディビジョン1は、第5節までに同じカンファレンス内の総当たり戦の一巡目を終え、第6節からは他カンファレンスとの交流戦に入った。今季は他カンファレンスの全チームと対戦するのに加えて、昨季の順位が近いチーム、離れたチームとの2試合も加わる。つまり、交流戦で同じ相手(2チーム)と2度対戦するのだ。BL東京と埼玉WKは2度対戦するため、3月22日(土)にも対戦が予定されている。まずは初戦がどんな内容になるか興味深い。
BL東京は第5節で静岡ブルーレヴズに敗れたが、第6節では三重ホンダヒートに快勝。5トライを奪って自信を取り戻した。FB松永拓朗は瞬時の加速でタックラーを外して大幅ゲインを勝ち取り、トライ後のゴールも5本を完璧に決めてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。松永だけではなく、WTBジョネ・ナイカブラ、CTB眞野泰地らのBK陣がスピードある突破を何度も見せ、強力FWとバランスの取れた攻撃を披露した。今節のメンバーは、前節から先発15名では、11番のWTBは濱田将暉から森勇登に代わるのみ。NO8リーチ マイケルキャプテン、HO原田衛、FLシャノン・フリゼル、SOリッチー・モウンガ、FB松永拓朗らの軸は変わらない。
迎え撃つ埼玉WKは、第5節から6名の先発メンバーを入れ替えながら、第6節で浦安D-Rocksに勝利。どんな編成でも各選手に戦い方が浸透している底力を披露した。プレーヤー・オブ・ザ・マッチは、LOエセイ・ハアンガナ。80分間フルにプレーし、17回のボールキャリーなどハードに動き回った。今節のメンバーは前節から先発15人中5名の変更。HOは島根一磨から坂手淳史、3番のPRはヴァルアサエリ愛から藤井大喜、7番のFLは大西樹に代わってラクラン・ボーシェーが入る。前節はCTB(13番)だった長田智希が11番のWTBに戻り、13番にはディラン・ライリーが先発復帰して、ダミアン・デアレンデとCTBコンビを組む。そして、FBはトム・バートンから抜群のフィールディングを見せる野口竜司へ。ベストの布陣が整った。
OPTAのスタッツによれば、埼玉WKはリーグ戦で平均26点差をつけて23連勝中だ。一方で、BL東京はリーグ戦直近15戦で1敗だが、このうち11試合は10点未満の差で終わっている。この数字からは埼玉WKの強さが際立つ。しかし、今季の数字で見ると、ディフェンスを突破する力はBL東京が勝っている。タックルをかわした数は埼玉WKの156に対してBL東京は183。BL東京の1試合平均ラインブレイク数(ラン、キック、インターセプトで最初にディフェンスラインをブレイクした数)は、ディビジョン1最多の11で、時点の埼玉WKの7.8を大きく上回る。埼玉WKの鉄壁のディフェンスと、BL東京のアタック。昨季のファイナル同様にすさまじい攻防が繰り広げられるだろう。リーグワンの優勝争いを楽しむためにも必見だ。
文: 村上晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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