1回戦の残り10試合、シード校の待つ2回戦へ進むのは？全国高校ラグビー大会 12月28日（土）のみどころ

開会式

12月27日（金）から、大阪・東大阪市花園ラグビー場を中心に、高校ラグビー日本一を決める「花園」こと、第104回全国高校ラグビー大会が始まった。この大会には、各都道府県の代表51校（東京と北海道が2校。大阪が2校＋開催地枠で計3校）が出場する。

大会2日目の12月28日（土）はノーシード校同士の対決で、1回戦の残り10試合が第1～3のグラウンドで行われる。

◆第1グラウンド

・10:00　長崎北陽台（長崎）vs.城東（徳島）
・11:25　朝明（三重）vs.光泉カトリック（滋賀）
・12:50　開志国際（新潟）vs.昌平（埼玉）
・14:15　尾道（広島）vs.名護（沖縄）

第1グラウンドでは4試合が行われる。10:00キックオフの第1試合は、2大会ぶりの出場となった長崎北陽台（長崎）が、8大会連続18回目の城東（徳島）と対戦する。勝者は30日（月）に選抜大会優勝、Aシードの優勝候補・大阪桐蔭（大阪第1）に挑む。

第2試合は県大会決勝で四日市工業と引き分け、抽選で13大会連続出場の切符をつかんだ朝明（三重）と、6大会連続14回目の光泉カトリック（滋賀）が対戦する。勝者はBシードで昨季準優勝の東福岡（福岡）にチャレンジする。

第3試合は2大会ぶり4回目の出場となった北信越王者の開志国際（新潟）と、こちらも2大会ぶり5回目の出場となった、ディフェンスに定評がある昌平（埼玉）が激突する。勝者は30日に、Bシードの天理（奈良）と対戦する。

第4試合は18大会連続出場中の尾道（広島）と、3大会連続22度目の出場となった名護（沖縄）が対戦。勝者は2回戦で選抜大会準優勝のAシード・石見智翠館（島根）に挑む。

◆第2グラウンド

・10:00　近大和歌山（和歌山）vs.坂出第一（香川）
・11:25　飯田（長野）vs.盛岡工業（岩手）
・12:50　山形中央（山形）vs.東海大静岡翔洋（静岡）

第2グラウンドは3試合が行われる。第1試合は4大会連続の出場となった近大和歌山（和歌山）と、3大会ぶり5度目の出場となった坂出第一（香川）が対戦する。勝者は30日に倉敷（岡山）と九州学院（熊本）の勝者と「年越し」を争う。

第2試合は3大会ぶり11度目の出場となった飯田（長野）が、4大会ぶり36回目の盛岡工業（岩手）と対戦する。勝者はBシードの茗溪学園（茨城）に挑む。

第3試合は2大会連続出場30回目となった山形中央（山形）と、2大会ぶり13回目の出場となった東海大静岡翔洋（静岡）が対戦する。勝者は2回戦で倉吉東（鳥取）と関商工（岐阜）の勝者と3回戦進出を懸けて戦う。

◆第3グラウンド

・10:00　倉敷（岡山）vs.九州学院（熊本）
・11:25　高知中央（高知）vs.若狭東（福井）
・12:50　関商工（岐阜）vs.倉吉東（鳥取）

第3グラウンドも3試合が行われる。第1試合は4大会連続4回目の倉敷（岡山）が、2大会連続5回目の九州学院（熊本）と対戦する。勝者は30日に近大和歌山と坂出第一の勝者と「年越し」を懸けて戦う。

第2試合は6大会連続10回目の高知中央（高知）が、2大会ぶり35回目となる若狭東（福井）と対戦する。勝者は30日にBシードの常翔学園（大阪第3）に挑む。

第3試合は2大会連続43回目出場の関商工（岐阜）と、3大会連続14度目出場の倉吉東（鳥取）の対戦となった。勝者は2回戦で山形中央と東海大翔洋の勝者と対戦する。

12月27日、28日で1回戦が終了。19チームが花園を去ることになる。そして、年内最後となる12月30日（月）には、A・Bのシード校13校も登場し、花園が最も盛り上がりを見せる大会3日目の2回戦が行われる。

文／写真：斉藤健仁