人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2024年12月21日

明治大学、「勝って八幡山に戻ってくる」。三重で関西王者・天理大学と激突。ラグビー全国大学選手権 準々決勝

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
  • Line

SHで出場する柴田

全国大学選手権の3回戦では、50-17で東海大学を破った明治大学。次なる相手は天理大学。関西大学Aリーグ1位で選手権出場を果たし、夏合宿では1点差で明大が敗北を喫した因縁の相手だ。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

東海大戦の序盤、なかなか主導権をつかみ切れず先制点を許した明大。しかし、その後は流れをつかみ、左CTB(センター)伊藤龍之介(商2=国学院栃木)のトライを皮切りに連続得点。

SOとして出場する伊藤龍

「前半はFW(フォワード)の部分で受けてしまい、後手に回って先制点を取られてしまった。前半の後半からは、上手くパスをつなぐことができて、そこで修正はできた」(SH/スクラムハーフ柴田竜成・営3=秋田工)。後半も流れを渡さず、東海大を2トライに抑えて大勝。準々決勝進出を決定づけた。

一方の天理大学は、関西大学リーグの最終戦で京都産業大学と対戦。両者5勝1敗、勝ち点25で迎えた優勝決定戦だった。京産大に先制点を奪われたものの、天理大は前半を12-10で2点のリードで折り返す。

後半14分には左WTB(ウイング)ナイバルワガ トマシが、約20mのビッグゲインを見せチャンスメークした後、BK(バックス)へ展開しトライ。10分後にもトライを重ね、突き放した。後半をモノにした天理大が、31-15で勝利し、4年ぶりの関西王者の栄冠を手にした。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

明大は前節・東海大戦で欠場したNO.8(ナンバーエイト)木戸大士郎主将(文4=常翔学園)、右CTB秋濱悠太(商4=桐蔭学園)、右LO(ロック)佐藤大地(法4=国学院栃木)が復帰。

「僕的にはすごく安心していて、チーム的にもすごくいい方向に向かっている」(FL/フランカー福田大晟・商4=中部大春日丘)。精神的支柱を得た明大。前節からパワーアップした23人で天理大に挑む。

天理大は今試合が11月30日の京産大戦以来の公式戦。NO8のレギュラーとして活躍してきたパトリック・ヴァカタがメンバーから外れた。強靭なフィジカルを持った外国人選手の欠場を明大がチャンスとできるか。

「(天理大は)泥くさく頑張れるチームなので、僕らもそこでは負けないので、全ての面において上回りたい」(木戸)。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

テーマは『15アライブ80ミニット』。「80分間15人がサボることなく、グラウンドで仕事をしよう」(HO/フッカー金勇哲・営4=大阪朝鮮)。天理大も東海大から続いて、FWを強みとしているチーム。セットプレーの精度やペナルティの少なさが肝となるだろう。

セットプレーの要であるHOには、ケガの西野帆平(文4=東福岡)に代わって金勇がスタメンに抜てき。「初めてのスタメンなので、セットプレーではしっかり責任を持ってやりたい」(金勇)。

負けたら終わりの選手権。年越しを懸けた戦いは三重交通グラウンド・スポーツの杜鈴鹿にて行われる。そして、明大はノンメンバーも応援に駆け付ける全員応援。全員で勝利をつかみ、準決勝への切符を手にするのは紫紺戦士たちだ。

「勝って八幡山に戻ってきます」(木戸)。

文:森口絵美理/写真:晴山赳生、保坂啓太郎(明大スポーツ新聞部)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ