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ラグビー コラム 2024年12月18日

【ハイライト動画あり】明治大学、選手コメントで振り返るリーダー陣不在の東海大学戦。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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初めてCTBでのスタメンとなった伊藤龍

12月14日に行われた全国大学選手権の3回戦、相手は関東大学リーグ戦3位の東海大学明治大学は自分たちを信じて戦う『トラスト』をテーマに掲げ、秩父宮ラグビー場で試合に臨んだ。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

前半開始後、両チームともにノーペナルティのまま、約15分間試合は動かず。先制点を決めたのは東海大。「若いメンバーが多いので、緊張している部分があった」(ゲームキャプテン・右FL/フランカー福田大晟(商4=中部大春日丘)。

しかし、すぐにチャンスが訪れる。21分、敵陣22m付近でのラインアウトで再開すると、10フェーズを重ね、初めて12番でのスタメンとなった左CTB(センター)伊藤龍之介(商2=国学院栃木)が巧みなステップとランでトライを決めた。

29分、FB(フルバック)金昂平(政経4=大阪朝鮮)がハイパントキックをすると、右WTB白井瑛人(商1=桐蔭学園)が見事空中戦を制し、クリーンキャッチを決める。そこからテンポよくボールが渡るとNO8(ナンバーエイト)藤井達哉(政経2=東福岡)が相手ディフェンスの空いたスペースを走り大きくゲイン。

SHトライを決めた柴田

最後はSH(スクラムハーフ)柴田竜成(営3=秋田工)がパスダミーでインゴールに飛び込んだ。「大外や人と人との間のスペースも結構空いていたので、そこをしっかり狙っていこうと話していた」(柴田)。

35分、アドバンテージをもらっていた中で、SO(スタンドオフ)萩井耀司(商1=桐蔭学園)が敵陣22m付近でハイパントキックを仕掛けると、再び白井が捕球。「高く飛ぶ意識より、最高到達点でボールを取る意識をしている」(白井)。ゴール前まで進むと、すぐに大外で待っていた金昂へパスが渡り、グラウンディン。21-10で試合を折り返す。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

迎えた後半。15分に白井が観客を沸かせた。柴田のハイパントキックをキャッチし攻撃の起点を作ると、テンポよく展開。逆目へパスが渡り、HO(フッカー)西野帆平(文3=東福岡)が大きくゲインすると、伊藤龍からパスを受けた右CTB平翔太(商3=東福岡)がトライ。「ボールキャリーする場面は少なかったが、FW(フォワード)にオーガナイスするところは意識していた」(平翔)。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

【ハイライト動画】3回戦 明治大学 vs. 東海大学| 主力不在の明治が準々決勝進出

20分、相手からペナルティを奪うと、ゴール前のラインアウトで再開し、そのまま押し切り福田がグラウンディング。「自分たちから前に出ようとしっかりみんなが体現してくれていたのでよかった」(福田)。

そして27分、相手ボールをターンオーバーし、柴田が大外へロングパスを放ると、途中出場の竹之下仁吾(政経2=報徳学園)が相手ディフェンスをはねのけ、約50mを独走。そのままトライを決めた。「持ったら行くって決めていたので、いいところでパスをもらって、 練習していたことが生きた」(竹之下)。

31分に東海大にトライを許すが、試合終了間際には、アドバンテージをもらい敵陣22m付近でラインアウトモールで再開すると、そのまま進み途中出場の金勇哲(営4=大阪朝鮮)がインゴールへ飛び込みダメ押しトライ。「自分の責任、役割をしっかり全うすることを意識した」(金勇)。試合は50-17でノーサイドとなった。

ラグビー 全国大学選手権 24/25

ベスト8進出を決めた明大。前半規律面での課題は見られたが、結果は8トライの快勝。「スマートにオプションを使って戦えたところがよかった」(平翔)。次戦は関西大学リーグ1位の天理大学戦。

「夏合宿で1点差で負けているが、チーム全体で戦うことをもう1回意識してやれば不安はない」(右PR/プロップ倉島昂大・営4=桐蔭学園)。年越しへ、負けられない戦いは続く。

文:木曽琴乃/写真:井垣友希、久保田諒(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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