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対抗戦最終戦の早稲田大学戦では、好機でのペナルティに苦しんだ。「前半は(早大の)スクラムを止められていたが、後半は本当に大事な場面でスクラムにペナルティ取られたりしたので、まだまだ修正するところはある」(右FL/フランカー福田大晟・商4=中部大春日丘)。
後半ロスタイム、3点ビハインドで敵陣ゴールラインまで攻め込むも、一歩及ばず。24-27で第100回早明戦は早大に軍配が上がった。
一方、11月24日に行われた関東大学リーグ戦1部最終節では、東海大が勝てば選手権出場となる流通経済大学との対戦。試合を通して、スクラムで優勢を保った東海大が流経大のペナルティを誘発し、前半は14-7で折り返す。
しかし、試合終了間際に東海大FB(フルバック)コンラッド・セブンスターのディフェンスが振り切られ、21-21の同点トライを献上した。試合は振り出しに戻ったが、強みのフィジカルを生かしたジャッカルで、東海大がチャンスメークし、PG(ペナルティゴール)で逆転。粘り強さを見せた東海大が選手権への切符をつかんだ。
明治大学スタメン
明大は早大戦からメンバーを大きく変えて東海大に挑む。木戸大士郎主将(文4=常翔学園)が脳震盪(のうしんとう)で欠場。また、秋濱悠太(商4=桐蔭学園)、佐藤大地(法4=国学院栃木)、安田昂平(商4=御所実)らリーダー陣もメンバーから外れた。
「幹部たちがいないんですけど、全員違うポジションでもできるように対抗戦で試合を積んできたので心配はない」(SH/スクラムハーフ柴田竜成・営3=秋田工)。
NO8として出場する藤井
リーダー陣に代わってメンバーに加わる選手は多くが下級生。木戸主将に代わって、NO8(ナンバーエイト)には早明戦でトライを挙げた藤井達哉(政経2=東福岡)が出場。
また、CTB(センター)としてのスタメンは初となる伊藤龍之介(商2=国学院栃木)は「今まで12番でのアタックの練習はしていて、(対抗戦で)後半から入ったりはしていたので、特に大きく変わることはない。確かにスタートから12番っていうのはちょっとプレー選択が変わってくると思うんですけど、そこはしっかり準備しながらできると思う」と自信十分だ。
勝負のカギを握るのはやはりセットプレーだろう。前節でスクラムでのペナルティが目立った明大に対して、東海大はセットプレーでペナルティを誘い、多くの好機を演出。
しかし、「明日は本当にFW(フォワード)勝負で、FWがセットプレーでこだわれれば勝てると思うので、意識して練習してきた」(福田)と、進化を遂げた明大が東海大相手に意地を見せてくれるに違いない。
「こっちが引いてしまうと、どんどん相手が勢いに乗ってしんどくなってしまうと思う。明治も入りから引かずに身体を当てていきたい」(FB金昂平・政経4=大阪朝鮮)。負けたら終わりの選手権。木戸組の『奪還』に向けて、準々決勝への弾みをつけたい。
文:森口絵美理/写真:久保田諒、森口絵美理(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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