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ラグビー コラム 2024年9月11日

【ハイライト動画あり】明治大学、選手コメントで振り返る青山学院大学戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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試合の流れを変えた1年生の白井

ラグビー関東大学対抗戦が開幕した。明治大学が初戦の相手として迎えたのは青山学院大学。「1試合1試合で成長するネクストレベル」をテーマとして掲げ、木戸組の秋の戦いがスタートした。

ラグビー 関東大学対抗戦2024

先手を取りたい明大だったが、前半7分にトライを奪われ、まさかの先制を許す。12分には敵陣ゴールライン付近まで攻めるも、ペナルティでトライを奪えず、なかなかいいリズムに乗れない。

難しい試合の中、右WTB(ウィング)白井瑛人(商1=桐蔭学園)が試合の流れを変えた。スクラムから展開し、FB(フルバック)金昂平(政経4=大阪朝鮮)のグラウンダーのキックに白井が反応。反撃の先制トライを挙げる。

19分にはNO8(ナンバーエイト)木戸大士郎主将(文4=常翔学園)が、タックルを2度受けながらも大きくゲインすると、最後は大外にいた白井がトライ。逆転に成功した。

白井と同じく1年のSO(スタンドオフ)萩井耀司(商1=桐蔭学園)も、スタメン起用に応える活躍を見せる。「エリアマネジメントで、キックを蹴って敵陣に入るというゲームプランだった。風下だったが、キックはいけたのでそのまま継続して敵陣に入り、前でディフェンスをすることにした」(萩井)。

前半終了間際には金昂から、PR(左プロップ)檜山蒼介(情コミ2=尾道)、LO(右ロック)物部耀大朗(商2=中部大春日丘)とオフロードでパスがつながり、最後に萩井がトライ。26-10で前半を終えた。

途中出場でハットトリックを達成した山本

後半に入っても明大は流れを離さなかった。6分、スクラムからすぐに展開すると、フィールド左側にボールを動かし、白井がハットトリックを達成。続く12分にもラインアウトモールで、対抗戦初出場となる山本文士郎(営4=明大中野)がトライ。

「相手ボールスクラムがうまくいってなかったので、両PRだったりバックローに声をかけて修正することを心がけた」(山本)。

16分には相手ボールスクラムで青学大を押し切り、ペナルティを誘発。直後のラインアウトからトライを奪うと、27分にもラインアウトから山本がグラウディング。途中出場ながらハットトリックを達成した。

ラグビー 関東大学対抗戦2024

【ハイライト動画】明治大学 vs. 青山学院大学|明治大学が開幕戦を大勝

52-17で迎えた33分。途中出場の田中景翔(文2=常翔学園)が敵陣深くでパスをカットすると、飛び込んできた左CTB(センター)平翔太(商3=東福岡)がトライ。平は今試合コンバージョンのキッカーを担当し、11本中9本成功させた。

後半終了間際には金昂と日本代表合宿から復帰した海老澤琥珀(情コミ2=報徳学園)の2人が抜け出し、最後にパスを受けた田中景がグラウディング。最終スコア73-17で初戦を制した。

ラグビー 関東大学対抗戦2024

初出場の選手が多かった今試合。「キャプテン(木戸)が『お前ちょっと喋ってみ』と相談に乗ってくれたり、他の先輩も色々声を掛けてくれるので、コミュニケーションは取りやすかった」(白井)と振り返る。

しかし、勝利を挙げたものの「細かいミスは練習中からすごいあって、ミスが起こることを想定して、次どうするかを考えられたのはよかった。ただ、そのミスを減らさないと、この後の試合はそのミスからトライを取られるシーンが増えると思うので、チームとして細かいミスをしっかり修正したい」(萩井)とこの結果に慢心していない。

今年度こそ王座奪還へ、明大ラグビー部の挑戦が始まる。

文:保坂啓太郎/写真:井垣友希(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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