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関西大学 春季トーナメント 決勝戦 都産業大学 vs 関西学院大学
関西大学春季トーナメントの覇者を決める一戦だ。
七夕の7月7日(日)、奈良・天理親里で行われる大一番は、「2024関西大学ラグビー春季トーナメント」の決勝戦。
関西Aリーグ8校+同Bリーグ上位2校に、東海学生Aリーグの中京大学と中国地区大学リーグのIPU環太平洋大学(岡山)を加えた12校で争われたトーナメントで、流石の実力で勝ち上がってきたのが京産大だ。
3回戦の近大戦では、盤石の強力FW、展開攻撃の精度、昨季主将の三木皓正(トヨタヴェルブリッツ)に象徴された堅守のチーム文化を披露した。
突進役のNO8シオネ・ポルテレは、パスで仲間を生かすなどプレー選択の幅が広がった印象。WTB堤田京弘は切れ味鋭いランで好機を作った。
好タックラーが豊富な京産大。両ロックのフナキ・ソロモネと日吉健は筆頭格。フランカー経験豊富な日吉は、高いフィットネスでサポートから2トライを奪った。
この3・4回生を中心としたメンバーに、スコットランド遠征メンバーとして発表されたU20日本代表組5名(八田優太、石橋チューカ、高木城治、村田大和、宮里快一※6月25日時点)もいる。選手層は全国屈指だ。
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決勝戦のメンバーは、3回戦から5名が替わり、フロントローはPR曽根隆慎 、HO李淳弘の2枚が入れ替わり。バックスはCTB藤本凌聖 、WTB西浩斗の4年生2人。
先発は4年生10人、3年生3人の上級生中心の構成で、下級生2人は2年生 CTBナブラギ・エロ二。
そしてスタメン唯一のルーキーで、大会初出場となるWTB林総大(御所実業)が11番に。U20代表の事前合宿のみ参加だった神拓実はリザーブに入った。
天理大戦の勝因のひとつは、スクラムで互角以上に渡り合ったことだろう。
ファーストスクラムは強烈ヒットの天理大にペナルティを許したが、12-14で迎えた前半終盤にはスクラムPKを奪取。
スクラムを起点に敵陣に入ると、NO8小林典大の片手オフロードパスから、WTB武藤航生が左隅にダイブ。アクロバティックなプレーの連続で逆転トライを奪った。
かたや天理大は後半早々トライを奪われ、追いかける展開に。敵陣攻撃時にパスミス、ラインアウトスローなどでエラーが続き、決定力に欠いた。一方の関学大は攻守の集散が速く、敵陣アタックも高精度だった。
注目の決勝メンバーだが、スクラム猛者の京産大との決勝戦へ向けて、前戦リザーブだったHO平生翔大主将が先発に。
残る2人のスタメン変更は、先発唯一の下級生である2年生FLホルス陸人とWTB山本快。4年生10人、3年生4人の経験豊富なメンバーで挑む。
関学大は、京産大のプライドであるスクラムに対抗できるか。FW戦での奮闘を前提として、精度の高い展開攻撃で防御をこじ開けたい。京産大は前戦散見された自陣でのペナルティに注意したい。
頂点に立つのは京産大か。それとも関学大の初優勝か。秋の本番、関西大学Aリーグを占う決戦のキックオフは、日曜の午後2時だ。
文:多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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