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トライ数は2と6。10-36の敗戦に、エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(HC)は、「負けるのは大嫌い」と言った。
若い選手たちが、自分たちの理想とするスタイルを追い求める姿勢については評価するも、勝負師の性(さが)は変えようがない。
6月29日(土)、秩父宮ラグビー場で19時にキックオフとなった、『リポビタンDチャレンジカップ JAPAN VX対マオリ・オールブラックス』。前週におこなわれたイングランドとのテストマッチに出た選手や、若手がミックスされたJAPAN XVは、ラグビー王国からやって来た勇敢な戦士たちに屈した。
集まった1万3565人のファンを沸かせるシーンは何度もあった。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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リポビタンDチャレンジカップ2024 ラグビー日本代表強化試合 JAPAN XV vs. マオリ・オールブラックス(07/06)
配信期間 : 2024年7月6日午後5:30 ~
特に立ち上がり、掲げる「超速ラグビー」が色濃く見られた。7日前にイングランド代表を後退させたシーンを再現した。
先制トライは前半5分だった。JAPAN XVはこの日優勢だったスクラムで相手の反則を誘う。PKを得て、タッチキックで前進した。
ラインアウト後、モールを押した。ラックへ。HO原田衛がボールを持ち出してインゴールに入った。
この日、チームはセットプレーで圧力をかけてモメンタムを生む。それを利用して攻めるプランを立てた。
そのイメージを具現化するプレーだった。
しかし、JAPAN XVの次の得点シーンは、試合終了間際まで待たなければいけなかった。
手も足も出なかったわけではない。スクラムで何度も相手の反則を誘う。チャンスはたくさん。マオリ陣内に攻め込む時間も短くなかった。
それでもなかなか得点を挙げられなかったのは、肝心なところでハンドリングミスやパスの乱れが出たからだ。持ち込んだ球に絡まれ、反則をとられることもあった。
歓声と落胆の声が交互に聞こえる展開となった。
対するマオリ・オールブラックスは、効率よく得点を重ねた。
ラインアウトからのアタックで右外を前進し、ゴール前へ。最後にFLキャメロン・スアフォアがトライラインを越えたのは9分だった。
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