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POMのワイルドナイツWTB竹山
POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には、キックでトライを演出したワイルドナイツのWTB竹山が選出された。「選ばれて驚きましたが、両チームを代表して選ばれたことは誇らしい。POMにふさわしいプレーができたと自信になりました」。
4連敗を喫してしまったブラックラムズのヒューワットHCは「前半、ターンオーバーでボールを失ってしまった。あとは規律のところもあまり良くなかった。自陣に侵入されると、相手は代表キャップが250もある経験あるチームで、プレッシャーの中で経験の差が現れた」と悔しそうに話した。
キャプテンのHO武井日向は「僕たちの精度が悪くて、ターンオーバーされて、相手のアタックでスコアが開いていった。自分たちのいいディフェンス、いいアタックができている場面があったので、精度を上げていくことが、次に向けて改善すべきところ」と振り返った。
勝ったワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督は「ブレイクダウン、コンタクトが激しくタフな試合だった。新しいコンビネーションで試合ができたことはプラスになった。先の週のことを見ていない。選手層の幅、深さを広げていって、相手がどういうことをやっても対応できるようにやっていきたい」と語った。
キャプテンのHO坂手は「フィットネス、スキルにおいてチャレンジングな試合になった。ミスもあったが、アジャストして得点できたことは良かった。トライを取られた部分は見返して、もう一度成長させていきたい。総じていい試合だった」と満足した表情を見せた。
勝ち点を増やせなかったブラックラムズは10位から順位を上げられず、次節、4月21日(日)大阪・東大阪市花園ラグビー場で最下位の花園近鉄ライナーズと対戦する。
3トライ差のボーナスポイントも獲得して、勝ち点を61まで伸ばした首位のワイルドナイツ、次節は20日(土)に14連勝をかけて愛知県・パロマ瑞穂ラグビー場でトヨタヴェルブリッツと激突する。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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