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ラグビー コラム 2024年4月8日

【ハイライト動画あり】東京サントリーサンゴリアス、コベルコ神戸スティーラーズとのプレーオフ進出争いに勝利

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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それでも後半ロスタイム、ホストのスティーラーズが意地を見せる。自陣相手ボールラインアウトをターンオーバーし、右に展開し敵陣へ。最後はWTBラファエレ ティモシーが左中間にトライを挙げて、27-36としたが、試合はそのままノーサイドを迎えた。

POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には、勝利したサンゴリアスのキャプテンHO堀越が選出された。

サンゴリアスの田中澄憲監督は「SH流の公式戦100キャップの記念のゲームで勝ててよかった。細かいゲームプランもあるが、今日は本当に選手が流を勝たせようという思いが、1つ1つのプレーに出た。我々は引き続き負けられない試合ばかりなので、プレーオフを目指してベストを尽くす」と語った。

キャプテンHO堀越は「今日の試合は、どちらもプレーオフに向けて本当に負けてはいけない一戦だったが、どちらが本当に勝ちたいという気持ちを持ち合わせるかを掲げて、1週間準備してきた」。

「細かいところのスキルと激しさを出せたことが今日の結果になった。ラスト1プレーで相手にトライを取られ、ボーナスポイントを得られなかったのは、小さいことだが、今後それがすごい大きくなってくるので、しっかり見直したい」と、勝っても反省点を挙げることを忘れなかった。

悔しい敗戦となったスティーラーズのデイブ・レニーHCは「非常に残念な結果。前半からエナジーが足りない、精度が足りていない、プレッシャーを与えられていなかった」。

「後半はスクラムの状況にもしっかり対応できてきたが、他の部分はできなかった。ソフトなトライを許した。大一番の試合で、自分たちが本来できるパフォーマンスができなかった」と肩を落とした。

共同キャプテンのWTB山下楽平は、「自分たちの規律の部分で、人数が少なくなった中で削られ、後半に差が出てしまったところがあった」と悔しい表情を見せた。

勝ち点4を重ねて43とし、プレーオフ進出に一歩前進した3位のサンゴリアスは、次節は4月13日(土)、ホストの東京・秩父宮ラグビー場に11位の三重ホンダヒートを迎える。

一方、34のまま勝ち点を伸ばせず、5位に後退してしまったスティーラーズは、今後は負けられない試合が続く。14日(日)には、やはり秩父宮ラグビー場で、11勝1敗で2位と今季好調の東芝ブレイブルーパス東京に挑む。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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