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ラグビー コラム 2024年4月5日

成熟期の強豪対決!6位クボタスピアーズ船橋・東京ベイ×2位東芝ブレイブルーパス東京!NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第12節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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かたやリーグ3年目で初となるプレーオフ進出へ邁進するブレイブルーパス。

トッド・ブラックアダーHC体制は5季目。もともと成熟度が高かったところへ、今季の大型新戦力、FL/No.8シャノン・フリゼル、SOリッチー・モウンガのNZ代表コンビがフィット。

さらに若手が大きく成長。

大豊作だった2020年度入団組(LO伊藤鐘平、FL佐々木剛、SH杉山優平、CTB眞野泰地、WTB桑山淳生、WTB宮上廉)、年下のPR小鍜治悠太、FB松永拓朗(共に25歳)らもすでに堂々たる主軸だ。

そしてHO原田衛(24歳)は今季のバイスキャプテン。

未来のキャプテン候補は先発15人中12人が20代だった前節リコーブラックラムズ東京戦も、ゲームキャプテンとして会見に登場。すでにチームの顔の一人となっている。

後半追い上げられたものの40-33で振り切った一戦については、HO原田ゲームキャプテンはこう振り返った。

「前半は良い形で終われましたが、後半は自陣からの脱出をクリーンにできずプレッシャーを受けました。イエローカードのプレッシャーもあり苦しい試合になりました」

一時13人の時間帯に追撃されて同点(33-33)に持ち込まれたが、CTB眞野の勝ち越しトライ(後半34分)が決勝点となった。

 

ワイルドナイツ戦の今季初黒星からの3連勝を狙う今節は、2週間前から先発2名を変更。

フォワード8人は変わらず、CTBロブ・トンプソン、WTBジョネ・ナイカブラのバックス2名がスタメンに入った。

今季躍進のブレイブルーパスだが、長年の課題である反則数が多くなってきたことは気がかり。

反則数「120」は上位陣で際立っている。レフリーとのコミュニケーションを含めて規律改善に努め、反則がふたたび失速原因にならないよう心掛けたい。

ブラックアダーHC体制は5季目。かたやスピアーズはフラン・ルディケHC体制が8季目。

指揮官の哲学が浸透した成熟度の高いチーム同士、ハイレベルな応酬が展開されるだろう。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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