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ラグビー コラム 2024年3月28日

豊田自動織機シャトルズ愛知、順位決定戦に弾みをつけるディビジョン2のリーグ最終戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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豊田自動織機シャトルズ愛知vs.日本製鉄釜石シーウェイブス

「NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24」は終盤戦を迎えている。3月最後の週末は、ディビジョン1は『Bye Week』(休みの週)だが、ディビジョン2と3は3月30日(土)31日(日)に試合が行われる。

ディビジョン2では、リーグ戦の最終戦となる第10節が実施され、30日(土)は、豊田自動織機シャトルズ愛知日本製鐵釜石シーウェイブスの一戦が愛知・パロマ瑞穂ラグビー場で行われる。

前節、NECグリーンロケッツ東葛に26-42で敗れ、6勝3敗で勝ち点29となり、ディビジョン2でリーグ戦3位が決定したシャトルズ愛知。その会見で、「われわれ自身がスマートにプレーするべきところで、それができなかった、そこが敗因」と話した徳野洋一HC(ヘッドコーチ)は、グリーンロケッツ戦からFW(フォワード)3名、BK(バックス)3名の先発を入れ替えた。

豊田自動織機シャトルズ愛知

FW第1列はHO(フッカー)藤浪輝人と、PR(プロップ)山口知貴、そして深村亮太に代わって高橋信之が入った。LO(ロック)はナイバルワガ セタと共同キャプテンのジェームズ・ガスケルの2人が引き続き務める。

バックローは、前節FL(フランカー)7番でプレーしたタリフォロフォラ・タンギパが、NO8(ナンバーエイト)に下がり、FLはタマ・カペネと松岡大和がリザーブから上がった。

ハーフ団はSH(スクラムハーフ)末拓実は引き続き9番を背負うが、SO(スタンドオフ)には、92点と現在ディビジョン2で、得点ランキングトップに立つ元イングランド代表のフレディ・バーンズはメンバー外となり、前節CTB(センター)に入っていたジェームズ・モレンツェが10番を務める。

CTBは市川敬太と、ウェールズU20代表経験のあるティアン・トーマスウィーラーが入った。両翼は前節から変わってWTB(ウィング)チャンス・ペニと小笠原寛人が入り、FB(フルバック)は7人制日本代表でもプレーしたケレビ ジョシュアが引き続き先発する。

リザーブには、HO村川浩喜、PR南友紀、アピサロメ・ボギドラウ、LOジャック・リーガン、牧野内翔馬、前節ケガから復帰したSH湯本睦、SO清水晶大、CTB山本悠大が入った。

一方、先週レッドハリケーンズ大阪に33-38と敗れて連敗となり、1勝8敗の勝ち点7で最下位のシーウェイブス。試合後に「シャトルズ愛知に、われわれの力をぶつけるだけ。次の試合に向け、しっかり準備していく」と語った須田康夫HCは、前節からBK3K名を入れ替えた。

日本製鉄釜石シーウェイブス

FWに変更はなく、PR山田裕介、野口大貴、HO伊藤大輝の3人でフロントローを構成する。LOはタタナ ダラスとハミッシュ・ダルゼルのニュージーランド出身の2人が入った。FLはラインアウト成功率でディビジョン2でトップに立つ、ベンジャミン・ニーニーとベテランの武者大輔、キャプテンのNO8サム・ヘンウッドが務める。

BKはSH村上陽平がリザーブに下がり南篤志が先発、SO落和史(大東文化大学出身)とハーフ団を組む。CTBはトンガ モモセと、畠中豪士に代わって村田オスカロイド、WTBはヘンリー ジェイミーと阿部竜二がそのまま入り、FBは中村良真がベンチに下がり、キャメロン・ベイリーが先発となった。

ベンチには他にHO王野尚希、PR稲田壮一郎、及川智孔、FL河野良太、NO8セタ・コロイタマナ、FL石垣航平とFW6人が控える。

昨季はリーグ戦では2度戦い、64-14、44-38といずれもシャトルズが勝っており、今季もシーウェイブスのホスト、釜石鵜住居復興スタジアムで行われた開幕戦でも、シャトルズが52-7と勝利してリーグワンでは3連勝中だ。

セットプレー、そして展開力も優れており、総合力に長けたシャトルズがホストの試合で快勝して、1~3位順位決定戦に弾みをつけるか。それともシーウェイブスが意地を見せて、リーグワンでシャトルズ相手に初勝利を掴み取るか。試合は3月30日(土)午後12時にシャトルズ愛知のホスト、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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