桐蔭学園、東海大大阪仰星が初戦突破も東福岡が1回戦敗退。全国高校選抜ラグビー大会 1回戦

昨季王者・桐蔭学園は後半突き放した

埼玉・熊谷ラグビー場を中心とした熊谷文化スポーツ公園で、3月22日（金）から第25回全国高校選抜ラグビー大会が開幕した。23日（土）は、32校が出場した1回戦が行われ、勝った16校が24日（日）の2回戦に駒を進めた。

◆Bグラウンド

○桐蔭学園（神奈川）50-19 長崎北陽台（長崎）●
○東海大大阪仰星（大阪）74-0 仙台育英（宮城）●
○大分東明（大分）123-7 西陵（愛知）●
○石見智翠館（島根）69-14 成城学園（東京）●
○中部大春日丘（愛知）45-0 興国（大阪）●
●高鍋（宮崎）12-24 茗渓学園（茨城）○

Bグラウンドでは6試合が行われた。関東大会準優勝だった昨季王者・桐蔭学園は、九州大会（Aパート）準優勝だった長崎北陽台のチャレンジを受けた。前半こそ20-14で折り返したが、後半は接点、ディフェンスで上回る桐蔭学園のペースとなり、4トライを重ねて50-19で勝利した。

東海大大阪仰星は完勝

2試合目は関西の強豪・東海大大阪仰星が、東北王者の仙台育英から、12トライを挙げて74-0、3試合目は九州王者（Bパート）の大分東明が19トライの猛攻を見せて、西陵に大勝した。

初出場の成城学園

4試合目は中国王者・石見智翠館が、実行委員会推薦枠で初出場となった成城学園に69-14で快勝。5試合目も東海王者・中部大春日丘が、同じく実行委員推薦枠で初出場した興国（大阪）を45-0で退けた。6試合目は展開ラグビーが武器の両チームが激突したが、FW（フォワード）の力強さで上回る茗溪学園が、高鍋に24-12で勝利した。

初出場の興国、身長208cm／165kgの1年生・馮佳成

◆Cグラウンド

○大阪桐蔭（大阪）48-5 國學院久我山（東京）●
●城東（徳島）26-31 札幌山の手（北海道）○
○常翔学園（大阪）79-3 秋田工業（秋田）●
●松山聖陵（愛媛）0-57 東海大相模（神奈川）○
○御所実業（奈良）83-0 青森山田（青森）●

大阪桐蔭は先制を許すも強さを見せた

Cグラウンドでは、5試合が行われた。1試合目は優勝候補の近畿大会王者の大阪桐蔭が、國學院久我山（東京）に先制トライを許したが、48-5で快勝。2試合目は札幌山の手が城東に31-26で逆転勝利を収めた。