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ラグビー コラム 2024年2月15日

春の選抜大会出場がかかる関東高校ラグビー新人大会、桐蔭学園が6連覇を目指す

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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成田から水戸に場所を移して行われる、順位決定戦と準決勝の組み合わせは下記の通りだ。

◆2月17日(土)

・10:30 順位決定戦:目黒学院(東京2位) vs. 明和県央(群馬1位)
・11:45 順位決定戦:山梨学院(山梨1位) vs. 茗溪学園(茨城1位)
・13:00 準決勝:東海大相模(神奈川2位) vs. 國學院栃木(栃木1位)
・14:15 準決勝:桐蔭学園(神奈川1位) vs. 國學院久我山(東京1位)

◆2月18日(日)

・11:00 3位決定戦
・12:15 決勝 

昨季の3位決定戦は國學院久我山vs.流通経済大柏

順位決定戦で勝利したチームは選抜大会への出場権を得る。順位決定戦の第1試合は花園で大活躍したNO8(ナンバーエイト)ロケティ・ブルースネオル(1年)がいる目黒学院(東京2位)と、明和県央(群馬1位)が対戦。第2試合は昨季初めて花園に出場した山梨学院(山梨1位)と、昨季の花園ベスト8だった名門の茗渓学園(茨城1位)が対戦する。

準決勝の第1試合は1回戦で昨季の関東新人ベスト4の流通経済大柏(千葉1位)に快勝し、勢いにのる東海大相模(神奈川2位)と、昨季の関東新人準優勝で花園ベスト16の國學院栃木(栃木1位)が対戦する。

一昨季、花園に出場した東海大相模は、昨季は花園予選決勝で桐蔭学園に大敗したが、1月に開催された『裏花園』と呼ばれる『サニックスワールドユース』の予選会に出場し、5位に入るなど力を付けてきた。

一方の國學院栃木は、2021年度の花園準優勝を見て入部した47人の2年生が中心で、花園で活躍したWTB(ウィング)福田恒秀道(1年)らもおり、好勝負が期待できそうだ。

準決勝の第2試合は関東新人6連覇を目指す花園王者の桐蔭学園(神奈川1位)に、昨季の花園予選決勝では目黒学院に負けて悔しい思いをした國學院久我山(東京1位)がチャレンジする。

國學院久我山も『裏花園』に出場しており、御所実業(奈良)に敗戦し準優勝だったが、関西学院(兵庫)、京都工学院(京都)を下した。さらに東京の新人大会では目黒学院にリベンジして優勝。準々決勝では茗渓学園を下すなど力のあるところを見せている。

一方の桐蔭学園は花園で優勝を経験したFL(フランカー)申驥世、新里堅志、FB(フルバック)古賀龍人(いずれも2年)らを中心に、神奈川予選、さらに関東新人の1回戦、準決勝と相手を圧倒した。桐蔭学園にどこまで國學院久我山が迫ることができるか。

新人大会は、年末の花園に出場した高校は、まだチーム力が上がっていない面もあり、個の能力が際立つ一方で、1戦1戦、成長した姿が見られる大会でもある。王者・桐蔭学園を止めるチームが現れるか、それとも桐蔭学園が関東新人で6連覇を達成して、今季も好スタートを切るのか、注目してほしい。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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