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ラグビー コラム 2024年2月8日

リーグワン王者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ、ニュージーランドの強豪ギャラガー・チーフスと対戦。クロスボーダーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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クボタスピアーズ船橋・東京ベイvs.ギャラガー・チーフス

昨季のリーグワンのトップ4と「スーパーラグビー・パシフィック」に参加するニュージーランドの強豪「ギャラガー・チーフス」と「ブルーズ」が対戦する「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」(クロスボーダーラグビー)が、2月3日(土)4日(日)10日(土)の日程で4試合開催されている。

10日(土)、東京都・秩父宮ラグビー場では、昨季リーグワン王者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、スーパーラグビー・パシフィックで準優勝したギャラガー・チーフス(以下チーフス)を迎える。

昨季、クラブ史上初の日本一を果たしたスピアーズ、今季のリーグワンではシーズン序盤のここまで3勝3敗で、勝ち点15の6位につけているが、現在2連勝中と調子は上向きである。

クロスボーダーラグビーに向けて、フラン・ルディケHC(ヘッドコーチ)は「気持ちはエキサイティング。良い機会だと捉えている。若手中心になるが、カギとなるスタートメンバーを出しつつも、若手を使ってベストメンバーでしっかり挑みたい」と意気込んでいた。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

FW(フォワード)第1列は日本代表経験もあるPR(プロップ)海士広大と、ベテランの松波昭哉、HO(フッカー)は南アフリカ出身のスカルク・エラスマスの3人。

LO(ロック)は、今季コベルコ神戸スティーラーズから移籍したJD・シカリングとルアン・ボタの2m越えのコンビ。バックローにはFL(フランカー)トゥパ フィナウと末永健雄、NO8(ナンバーエイト)は日本代表5キャップで、ゲームキャプテンを務めるファウルア・マキシが入った。

BK(バックス)はSH(スクラムハーフ)藤原忍とSO(スタンドオフ)岸岡智樹のハーフ団。CTB(センター)はリカス・プレトリアスハラトア・ヴァイレアの2人。WTB(ウイング)には木田晴斗根塚洸雅の若きトライゲッター2人、FB(フルバック)にはウェールズ代表95キャップのリアム・ウィリアムズが務める。

リザーブには今大会の特別ルールで13人が控える。帝京大学主将を務め、3連覇に貢献したHO江良颯が、アーリーエントリーで早速ベンチに名を連ねた。他にはPR紙森陽太、才田智、LO青木祐樹、FLアシペリ・モアラ、SH古賀駿汰、CTBテアウパ シオネ、FB/WTB金秀隆、LO堀部直壮、FL土谷深浩、LO玉置将也、SO押川敦治、FB/WTB島田悠平がベンチからチャンスをうかがう。

一方、先週は昨季リーグワン2位の埼玉パナソニックワイルドナイツに、14-28で敗れたチーフス。「日本のチームはスキルも高いと感じている。結果はがっかりしているが、言い訳はまったくない。自分たちの現在地を把握することができたし、この学びを今シーズンへつなげたい」と語ったクレイトン・マクミランHCは、FW6名、BK3名と先発を大きく入れ替えた。

なお、オールブラックスのプレシーズンの出場時間の規定により、日本でもプレーしたSO/FBダミアン・マッケンジーはメンバー外となった。

ギャラガー・チーフス

FW第1列はPRを入れ替え、ジャレド・プロフィットとルーベン・オニールが先発し、HOブラッドリー・スレーターの3人が先発。LOは浦安D-Rocksでもプレーしたジミー・トゥポウがリザーブに下がり、マナアキ・セルビーリケットと、昨夏オールブラックスXVで日本代表と対戦したナイトア・アクオイとコンビを組む。バックローは全て入れ替え、FLはウォレス・シティティとトム・フローレンス、NO8サイモン・パーカーが入った。

BKは22歳のSHコルテズ・ラティマとニュージーランド代表経験のあるSOジョシュ・イオアネでハーフ団を形成する。CTBはオールブラックス9キャップのクイン・トゥパエアと、昨年のワールドカップでも活躍したニュージーランド代表70キャップのアントン・レイナートブラウンが出場しゲームキャプテンを務める。WTBはペニアシ・マリマリとタナ・トゥハカライナが引き続き先発し、FBにはリアム・クームズファブリングが入った。

リサーブには昨夏オールブラックスXVとで日本代表と対戦したPRエイデン・ロス、オールブラックスのキャップを持つSHテトイロア・タフリオランギ、ワイルドナイツ戦でゲームキャプテンを務めたFLケイラム・ボーシェーら13人が入った。

スピアーズが先週のワイルドナイツに続き、リーグワン王者の強さを見せてオレンジアーミーに勝利を届けるか。それとも先週負けているチーフスが、ニュージーランドの強豪の意地とプライドを見せるか。世界が注目する一戦は2月10日(土)午後2:30に東京都・秩父宮ラグビー場でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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