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元日に行われた3回戦
大阪・東大阪市花園ラグビー場を中心に開催されている「花園」こと、第103回全国高校ラグビー大会。1月1日(日・祝)の3回戦は第1グラウンドと第3グラウンドでそれぞれ4試合ずつが行われ、ベスト8が出揃った。
◆第1グラウンドの結果(★:Aシード/☆:Bシード)
○佐賀工業(佐賀★)45-14 目黒学院(東京第2)●
○中部大春日丘(愛知☆)24-19 國學院栃木(栃木☆)●
○桐蔭学園(神奈川★)83-0 光泉カトリック(滋賀)●
●石見智翠館(島根☆)10-37 大阪桐蔭(大阪第2☆)○
第1グラウンドでは4試合が行われた。第1試合は夏のセブンズ王者でAシードの佐賀工業(佐賀)に目黒学院(東京第2)がチャレンジした。目黒学院は前半こそ粘りを見せたが、地力で勝る佐賀工業がSO(スタンドオフ)服部亮太(3年)のキックパスをFB(フルバック)川原悠悟(2年)がダイビングキャッチしてトライを挙げるなど、前半は24-7とリードして折り返した。
後半、目黒学院は1年生のNO8(ナンバーエイト)ロケティ・ブルースネオルが、力強い突破でトライを挙げたが、佐賀工業が攻撃の手を緩めず、モールなどでトライを重ねて45-14で快勝した。
第2試合は東海王者の中部大春日丘(愛知)と、選抜ベスト4の國學院栃木(栃木)のBシード同士の激突となった。前半から互いにトライを取り合う互角の展開となり、14-14でハーフタイムを迎えた。
後半は接点で上回った中部大春丘のペースとなり、モールからNO8浜浦幸太郎(3年)がトライ。さらにPG(ペナルティゴール)を重ねてリード。最後に1トライを返されたものの、24-19で中部大春日丘が接戦を制し、3大会ぶり2度目のベスト8進出を決めた。
第3試合は春の王者でAシードの桐蔭学園(神奈川)に光泉カトリック(滋賀)が挑んだ。キャプテンNO8城央祐(3年)を中心に、FW(フォワード)に力がある桐蔭学園は序盤からペースを掴む。
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