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【ハイライト動画あり】早稲田大学、ブレイクダウンとコンタクトを修正して法政大学に圧勝。ラグビー全国大学選手権3回戦
ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会何度も好機を作り出したWTB矢崎
ついに幕を開けた全国大学選手権。前節の早明戦で悔しい結果に終わった早稲田大学は、「ラグビーという競技において絶対に譲ってはいけない部分」(大田尾監督)を見つめ直し、ここからまた『荒ぶる』までの道のりを歩み始める。
関東大学対抗戦3位の早大の初戦の相手は、関東大学リーグ戦3位の法政大学。試合は前半8分、早大のモールトライから始まった。先制トライを奪うと、その後も安定感のある試合運びで5トライをあげ、点差をつける。早大は敵陣でのプレーを続けて法大に一切の得点を許さず、37-0で前半終了となった。
後半に入ると、法大の力強いアタックに自分たちのペースを乱されかけたが、コンタクトやセットプレーの部分で最後まで余裕のあるプレーを見せる。着実に得点を重ね、54-12で大学選手権初戦を勝利で飾った。
序盤から早大のペースに持ち込んだ。試合が動いたのは前半7分、敵陣右奥でのラインアウトから。武器であるモールで最初のトライをもぎ取ると、刺さるタックルを続けてくる法大に対して苦戦する時間はあったものの、徐々に打開していく。
きっかけとなったのは24分、WTB(ウィング)矢崎由高(スポ1=神奈川・桐蔭学園)の独走トライ。自陣でボールを手にすると、そのまま自らが敵陣へ切り込んで何人もの相手ディフェンスを置き去り、インゴールまで駆け抜けた。
このトライで勢いに乗った早大は、直後の28分にも好機をものにする。敵陣右奥でのラインアウトからテンポ良く左へ展開し、SO(スタンドオフ)久富連太郎(政経4=島根・石見智翠館)からパスを受けたCTB(センター)野中健吾(スポ2=東海大大阪仰星)が右へ切り返す巧みなパスを見せる。最後はそのボールを受けたWTB矢崎がゴールポスト左へ抜けていき、自身2トライ目を挙げた。
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