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ラグビー コラム 2023年12月3日

【ハイライト動画あり】京都産業大学、ラストプレーの逆転劇で初の3連覇達成。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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優勝の瞬間、喜ぶ京産大フィフティーン

関西王者を決める戦いに決着をつけたのは、辻野隼大(済3=京都成章)のコンバージョンキックだった。静寂に包まれる中、辻野の右足から放たれた楕円球は、2本の白柱の間に吸い込まれる。悲鳴にも近い歓声に包まれる中、京都産業大学は創部初となる関西大学リーグ3連覇を成し遂げた。

「チャレンジャー」として挑んだ天理大学戦。前半は相手の激しいアタックとディフェンスを前に、なかなかゴールラインに近づけなかった。ラインアウトなどのミスでピンチを生み、前半18分と43分にトライを奪われる。FB(フルバック)辻野のPG(ペナルティゴール)で3点返すも3-12となり、これ以上の失点は避けたい。

後半は京産大のエンジン、NO8(ナンバーエイト)シオネ・ポルテレ(現2=目黒学院)の勢いが加速する。後半3分、フェイズを重ねゴール前5mまで攻め込み、相手の反則を誘う。LO(ロック)ソロモネ・フナキ(現3=目黒学院)のタップキックから、ボールをもらったポルテレがグラウンディングした。

続く9分、ハーフウェイラインでボールを受け取ったポルテレのビッグゲインからパスをつなぎ、辻野の絶妙なキックパスをWTB(ウィング)西浩斗(済3=熊本西)がキャッチしトライ。後半開始から10分経たずで2本のトライを奪い、13-12と逆転に成功した。

しかし、後半残り約10分というところで天理大の猛攻が始まる。自陣でゴールラインを背負った状態でのラインアウトモール。勢いを止めることができず、相手の得点を許した。

残り時間もわずかとなり、京産大のディフェンスにも力が入る。そこで生まれたラインオフサイドや、ハイタックルでさらに相手にチャンスを与えてしまった。後半36分、天理大のPGが決まり、13-22に。1トライ1ゴールでは追い付かない点差となり、ピンチに陥る京産大。

さらに悪い流れを断ち切れるか、という場面でのキックオフで痛恨のミス。ハーフウェイライン上で相手ボールスクラムとなる。直前にメンバー交代があり、これがファーストスクラムとなったPR(プロップ)川口新太(法3=東海大仰星)は「僕が1番武器にしているのはスクラム。そこでチームを引っ張って、絶対に自分たちのものにしようという一心で組んだ」と話す。

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