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ラグビー コラム 2023年11月30日

3連覇へ突き進む帝京大がさらに加速するか。慶應義塾大にとっても選手権に向け重要な一戦。ラグビー関東大学対抗戦A最終節展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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大学ラグビー秋のリーグ戦もいよいよ大詰め。11月26日に全日程を終了した関東大学リーグ戦に続いて、今週末には関東大学対抗戦も最終節を迎える。今節行われる4試合の中で優勝をかけた一戦となるのが、12月2日土曜日に秩父宮で行われる帝京大慶應義塾大だ(14時キックオフ)。

現在の順位を確認すると、6戦全勝の帝京大が勝ち点29で首位に立ち、同25の明治大が2位、同24の早稲田大が3位と続く。帝京大は直接対決で明治大に43-11、早稲田大に36-21と勝利しており、今節の慶應義塾大戦で勝ち点1でも取れば優勝が決まる状況だ。なおこの3校はすでに大学選手権出場が確定しており、最終節の結果次第で帝京大は1位か2位、明治大は1位から3位、早稲田大は2位か3位になる可能性を残している。

一方、5位までが手にできる残り2つの選手権出場枠を巡る争いは、勝ち点15の4位筑波大と同14の慶應義塾大を、同10の6位立教大が追いかける状況。同日の同時刻に行われる筑波大対立教大戦で立教大が勝ち点5を挙げれば、3校の順位が複雑に入れ替わる可能性がある。慶應義塾大としても特別な緊張感をともなう最終節となりそうだ。

ここまでの両校の戦いぶりを振り返ると、帝京大は大学選手権を連覇した過去2年を上回る内容で危なげなく白星を重ねてきた。11月5日の早稲田大戦は焦点を絞って準備してきた相手への対応に手こずり、残り10分まで3点差と苦しんだものの(最終スコアは36-21)、続く19日の明治大戦ではその教訓を生かして序盤から厳しくプレッシャーをかけ続け、43-11と快勝。修正力の高さを示すと同時に、チームがまたひとつ上のステージにレベルアップしたことを証明した。

対する慶應義塾大は初戦で筑波大に18-21と惜敗した後、立教大に28-21、青山学院大に31-20、成蹊大に46-16としぶとく接戦をものにして3勝を挙げたが、11月5日の明治大戦は10トライを喫し40-66で完敗。今年が100回目の対戦でシーズンを通してターゲットに掲げてきた23日の早稲田大戦も、6トライを奪われ19-43という結果に終わった。ひとつの集大成として臨んだ大一番に敗れたショックからいかに立ち直り、気持ちを切り替えて次へ向かえるかが、この最終節の焦点になるだろう。

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