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ラグビー コラム 2023年11月24日

選手権へ望みをつなぐために負けられない大東文化大。拓殖大は入替戦に向けきっかけをつかめるか。関東大学リーグ戦1部最終節展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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関東大学リーグ戦1部はいよいよ今週末に最終節を迎える。現時点のポイントテーブルをチェックすると、1位東海大(勝ち点30)と2位流通経済大(同27)は大学選手権出場が確定。最後の1枠を、3位東洋大(同16)、4位法政大(同15)、5位大東文化大(同14)の3校が争うという状況だ。また下位2校が回る入替戦については、6戦全敗で勝ち点0の拓殖大がすでに最下位に決まっており、同10の6位立正大と同7の日本大が回避をかけて最終戦に挑むことになる。

そうした中、11月25日のスピアーズえどりくフィールドの第1試合では、5位の大東文化大と8位拓殖大が対戦する(11時30分キックオフ)。現在3位の東洋大と勝ち点差「2」の大東文化大にとっては、大学選手権出場に望みをつなぐ上で絶対に勝利が必要な一戦。拓殖大にすれば思うように結果を残せなかった今季のリーグ戦で爪痕を残すとともに、12月16日の入替戦に向けいい勢いを生み出すための重要な機会となる。

それぞれのこの秋の戦いを振り返ってみよう。酒井宏之新監督のもと再建を進めてきた昨季7位の大東文化大は、流通経済大に43-46、東海大に21-45と上位勢と対戦した序盤戦こそあと一歩で勝利に届かないゲームが続いたが、10月1日の第3節日本大戦で26-19と競り勝ちシーズン初白星を挙げた。続く東洋大戦は一進一退の展開の末に後半28分のトライ&ゴールで逆転し、33-31で連勝を飾る。翌週の法政大戦は29-30と惜敗したものの、11月12日の第6節で立正大を36-32で退け3勝目を獲得。星勘定は五分ながら6試合中5試合は7点差以内の僅差決着で、2位までは十分可能性がある内容だった。

一方、4季ぶりに1部に復帰した拓殖大は苦しい戦いが続いた。東海大との開幕戦から流通経済大、東洋大、日本大までの4試合は、すべて60失点以上を喫しての大敗。10月28日の立正大戦も17-50の完敗だったが、11月11日の第6節では4位法政大に7-36と食らいつき、ここにきて1部の強度にフィットしてきたことをうかがわせた。リーグ最終戦となる今節でさらに手応えをつかみ、1部残留をかけた入替戦へはずみをつけたいところだろう。

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