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ラグビー コラム 2023年10月29日

【ハイライト動画あり】バトル・オブ・ザ・ジャイアント、南アフリカがニュージーランドを1点差で破り史上最多4度目の優勝。ラグビーワールドカップ決勝

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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決勝 ニュージーランドvs.南アフリカ

ラグビーワールドカップ2023は、ともに3度の大会制覇を誇るニュージーランド南アフリカが最後までサバイブしたことで、決勝は史上最多4度目の制覇をかけた世紀の一戦となった。

2007年大会以来、優勝を分け合ってきたラグビー頂上決戦は、冷たい雨が降るコンディションの中でキックオフを迎えると、序盤はテリトリーの奪い合いとなる。

開始3分、オールブラックスのFL(フランカー)シャノン・フリゼルにイエローカードが提示され、いきなり南アフリカが数的有利に立つ展開に。スプリングボクスはこのプレーで得たPG(ペナルティゴール)をSO(スタンドオフ)ハンドレ・ポラードが決め、3点を先制する。

この後、1人少ないニュージーランドが自陣から脱出できない時間帯が続くなか、南アフリカは13分にSOポラードのPGで加点。しかし、オールブラックスもトライを奪われずに数的不利の10分間をやり過ごすことに成功すると、17分にSOリッチー・モウンガのPGで3点を返す。

一方、南アフリカは19分に今大会キック成功率100%を誇るSOポラードが49mのペナルティゴールを決め、9-3と再びリードを広げる。

15人に戻り、勢いを取り戻しつつあったニュージーランドは、敵陣のプレーを続けるなか、29分にキャプテンのFLサム・ケインにイエローカードが提示され、再び数的不利を強いられる。その後、これがバンカーシステムにより、レッドカードにアップグレードされ、試合の様相は一変することに。

前半はその後、南アフリカとニュージーランドがPGを1本ずつ決め、南アフリカが12-6とリードした状況でハーフタイムを迎える。

後半、開始からコンテストキックを効果的に活用する南アフリカが優勢に試合を進めるも、5分にキャプテンのFLシア・コリシにイエローカードが提示され、状況は一変。14人対14人となったことで、オールブラックスのアタックに躍動感が蘇り、14分にはSH(スクラムハーフ)アーロン・スミスがトライを奪ったかに見えたが、これは直前のラインアウトでノックオンがあり、無効に。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】決勝 ニュージーランドvs.南アフリカ|1点差の激戦を制し南アフリカが連覇

それでもニュージーランドは18分、敵陣深い位置でのラインアウトからアタックを展開すると、アドバンテージが出るなか、オープンサイドへとパスをつなぎ、最後はFB(フルバック)ボーデン・バレットがトライを奪い、1点差に詰め寄る。しかし、角度のない位置からのコンバージョンは外れ、南アフリカはなんとか1点のアドバンテージを維持する。

この後、15人に戻った南アフリカに対し、ニュージーランドは互角の戦いを見せ、34分にはCTB(センター)ジョーディー・バレットが距離のあるPGを狙う場面を作るも、これは左に外れる。しかし、このペナルティで南アフリカはWTB(ウィング)チェスリン・コルビがシンビンとなり、ゲームは再び14人対14人の展開に。

残り5分となったゲームは、1点差を巡る一進一退の攻防が最後まで続くなか、39分過ぎに南アフリカが、自陣でのマイボールスクラムをキープしたことで死闘に終止符が打たれた。トライを奪えないながらも12-11の激闘を制した南アフリカは、ワールドカップ決勝の勝率10割を継続させ、連覇で4度目の『ウェブ・エリス・カップ』を獲得した。

★ニュージーランドvs.南アフリカ戦の試合データ(https://www.jsports.co.jp/rugby/worldcup/widget/?kd_page=rwc_match_119)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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