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ラグビー コラム 2023年10月16日

【ハイライト動画あり】南アフリカ、1点差でフランスの開催国優勝の夢を砕く。ラグビーワールドカップ準々決勝

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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準々決勝 フランスvs.南アフリカ

今週から決勝トーナメントに突入したラグビーワールドカップ2023は、既にベスト4の3枠が埋まり、この日のサンドニで行われた準々決勝第4試合では、残り1枠を懸けて開催国のフランスとディフェンディングチャンピオンの南アフリカが対戦。

キャプテンのSH(スクラムハーフ)アントワーヌ・デュポンがスタメンに復帰したフランスは、試合開始直後から持ち前の流麗なパスワークに加え、長短のキックを積極的に交えながらアタックを展開。

4分にラインアウトからのドライビングモールで一気にゴールライン付近まで押し込み、最後は大外に待ち構えていたPR(プロップ)シリル・バイユがトライを決める。FB(フルバック)トマ・ラモスが角度のない位置からのコンバージョンを決め、フランスが7点を先制する。

一方、スプリングボクスも8分、自陣から蹴った短めのコンテストキックのこぼれ球を拾ったWTB(ウィング)カート リー・アレンゼが、そのままインゴールまで走り抜けトライ。SO(スタンドオフ)マニー・リボックが課題のキックを決め、試合を振り出しに戻す。

すると南アフリカは18分にも、コンテストキックのこぼれ球を収めて大きくゲインする同じ流れから、最後はCTB(センター)がインゴールに飛び込みトライ。しかし、キックは外れ、南アフリカの加点は5点止まりに。

ホームの大声援を受けるフランスはテンポの速いアタックを展開するなk、22分にゴールライン付近でペナルティをゲットすると、SHデュポンのクイックリスタートから、HO(フッカー)ペアト・モヴァカがトライを奪う。

しかし、ラモスのキックはWTB(ウィング)チェスリン・コルビにブロックされる。すると、26分には南アフリカがターンオーバーからカウンターに転じ、最後はそのコルビがトライを決め、勝ち越しに成功する。コンバージョンも決まり、南アフリカのリードは7点に。

しかし、フランスも31分に近場で押し込む展開からPRバイユが、この試合2本目のトライを奪い応戦。キックも決まり、再び試合を振り出しに戻す。その後、フランスは前半終了間際にFBラモスがPG(ペナルティゴール)を決め、22-19と勝ち越してハーフタイムを迎える。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】準々決勝 フランスvs.南アフリカ|ハイレベルな攻防戦を制したのはスプリングボクス

後半、シンビンで14人のスタートとなった南アフリカは、自陣で粘り強い守備を見せ、5分に温存していたSHファフ・デクラークと、SOハンドレ・ポラードを一気に投入。その後もスプリングボクスはシンビン明けに積極的なメンバー交代を行い、局面の打開を図る。これに対し、フランスは14分にFBラモスのPGで加点。後半の初得点で25-19とリードを広げる。

前半から一転し、後半は両チームが激しいディフェンスで火花を散らす展開となる中、南アフリカは敵陣深い位置でのジャッカルからペナルティを獲得すると、27分にタップでの再開から近場に押し込む展開に持ち込み、LO(ロック)エベン・エツベスのトライにつなげる。ポラードがキックを決め、南アフリカが26-25と逆転に成功する。

その後、南アフリカは29分に、SOポラードが距離のあるPGを決め、リードを4点差に広げるも、フランスは33分にラモスが好位置からのPGを決め、両者の差は再び1点に。

最終盤まで一進一退の攻防が続いた熱戦は、南アフリカが最後にフランスの繰り出した渾身のアタックを反則なしで耐え切りノーサイド。結局、土壇場で強さを見せた3度優勝の前回王者が29-28で競り勝ち、イングランドの待つ準決勝へ駒を進めた。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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